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AIっぽさを紐解いて効果的なSEO記事のあり方を考える
2025
.09.25
SEO記事を執筆する上では、正しい文法や構造でのライティングが長年推奨されてきました。最近では、AIの活用によって整った文章でライティングでき、SEO対策も楽になる…かと思いきや、整えすぎるとかえって「AIっぽさ」が出てしまいます。
Googleは別にAI使用を禁止していませんが、AI生成記事の品質は疑問視されており、多くのSEO担当者がAIの使い方に頭を悩ませています。
今回の記事では「SEO対策を意識するとAI感が出るなら、どうすれば良いのか?」という視点で、昨今のAI事情を踏まえたSEO記事のあり方を考えてみます。
【目次】
そもそもAIっぽさとは何か?
あなたが「AIっぽさ」を感じるときはどんなときでしょうか?使用するAIによってその特徴は異なりますが、ここではチャット系のAIツールを例にAIっぽさを感じられやすいポイントを挙げてみます。
AIは箇条書きを多用する
AI生成記事には、箇条書きが頻出します。表現的に問題はありませんが、AIが一般的に活用され始める前のブログにおいて、箇条書きが補足ではなくメインで使用されている記事はあまり見たことがありません。箇条書きのみで構成されていると、学術論文やマニュアル、説明書のようで、お役立ち記事としては淡白な印象を受けます。
AIはコロン「:」を多用する
AIに記事を生成させると、コロン「:」がよく出現します。
もともと、AIの研究はアメリカのOpen AI社やGoogle社など主に英語圏で発展し、英語での研究や技術が基盤となっているため、英語圏で使用される「:」が出現しやすいのだと思います。(英語圏では文中で何かを引用する際や、説明の言い換え、箇条書きなどによく使用されます。)
もちろん日本においてもコロン「:」は使用されますが、基本的には時間(09:10)や比率(1:2)で用いられ、説明の言い換えなどで使用される頻度はそこまで高くありません。
そのため、日本人が「:」のある文章を読むと、少し「AIっぽさ」を感じるのだと思います。
AIは記号や絵文字を多用する
AIの種類やバージョンにもよりますが、記号や絵文字が多用されている傾向にあります。例えば、チェックマークや矢印などがよく見られますよね。
これは、AIがSNSもソースとして参照しているためだと考えられます。確かに親しみやすいのですが、人は基本的にお役立ち記事で絵文字を使用することはなく、場違い感があります。
また、AIは文頭に絵文字を使うことが多い傾向にありますが、人のコミュニケーションにおいて文頭に絵文字を使うことはほぼないため、AIっぽさを感じるのかもしれません。
AIは文章量が全部均一
AI生成記事は、項目ごとに文量が揃っている傾向にあります。客観的に情報を得られるため便利な反面、どの項目も熱量が同じように感じられます。
人はときに「3つ挙げたけど、利用されてるのはほぼ一つだけだから、他は今回割愛」など情報を取捨選択することもあるため、内容を網羅的に薄く列挙することにAIっぽさを感じるのかもしれません。
AIは正しい文法を使う
AIの生成する文章は文法が正しく、教科書的です。これは、人に読ませる記事としても、SEO記事としても、決して悪いことではありません。
例えばこの記事も、文法をそこまで大きく崩していないため、文体だけを見ればAIっぽく感じるかもしれません。もちろん人間が書いているのですが、ネット上に転がっているAIチェッカーをとおすと「AI率70%」などと判定されることも…。
わかりやすくフォーマルな文章で記事を作る場合、AIと人間を見分けることは難しいと思います。
AIはオリジナリティがない
AI生成記事は、「高い効果が期待されます」「適切な対応が求められます」など、ほとんどの人が同意できる言い回しが多い傾向にあります。AIには実体験がないため、具体的にはどんな効果なのか、適切な対応とは何なのか、深掘りすることが難しいのかもしれません。
また、具体的な内容を求めると、心地よい回答を追求するあまり誤った情報を生成する「ハルシネーション」が発生しがちです。
AIに記事を生成させてAIっぽさを消せば良いのか?
AIっぽさが把握できたなら、AIに記事を生成させてAIっぽさを消せば問題解決と思われるかもしれません。しかし、それだけではSEO記事として不合格です。
一番の問題点は、オリジナリティです。AIは、基本的にネット上の情報をソースとしており、生成するのは二次的な情報にすぎません。ありふれた情報はSEO記事として評価されづらい傾向にあるため、AIで生成した記事からコロンや箇条書き、絵文字などのよくある表現を消しただけでは意味がないんです。
面倒ですが、生身の人間だからこそ書ける実体験などを入れ、オリジナリティを出すことが重要です。
AIっぽさをなくすために文体を崩した方が良いのか?
文法に関しては、正しさを追求して問題ありません。Googleは、AI活用自体を否定しておらず、内容が正確でオリジナリティがあれば問題ないとしています。文法の正確性でAIか判定しているわけではないため、今後も安心して正しい表現を意識してください。
ただし、「:」や箇条書きオンリーの記事、頭文字に絵文字といった表現は、現状ユーザーにAIっぽさを感じ取られる懸念があるため、使用禁止としても良いと思います。
オリジナリティを出しつつSEO記事を量産することは難しいのではないか?
SEO対策を実施する上では、記事の投稿頻度や投稿数が重要視されています。特に駆け出しのホームページにおいては、大量の記事を投稿する必要があります。
しかし、オリジナリティの高い記事を書くことは簡単ではありません。そもそも文章を書くことにも慣れていないのに、さらに誰も書いていない記事を書くとなるとハードルは上がりまくりです。
そのため、SEO記事の制作方法を教えてくれるコンサルティングなどを利用するのも一つの手ですが、なるべくお金をかけたくないなら次のポイントを意識してみてください。
解決策1. 独自の見解を入れる
ある話題に関して独自の見解を入れると、オリジナリティが出ます。例えば、この記事でも、単にAIっぽさを箇条書きで列挙するのではなく「なぜそう思うのか」という考え方のプロセスも示しています。
ユーザーは基本流し読みしてくれるため、文章が少々長くなっても問題ありません。人間らしい思考の軌跡を残してみてください。
解決策2. 優先順位をつける
情報に優先順位をつけると、オリジナリティが出ます。
例えばパン作りの記事なら、工程の順番に淡々と書くのではなく、はじめに「絶対失敗しない方法」を入れて注意事項を厚めに書くなど、絶対目を通してほしいことを最初に書いてみても良いと思います。
たとえ全部の項目が同じくらいの重要度でも、流れ的に先に読んでもらった方が理解しやすい順番はどうか考えるだけで記事の雰囲気が変わります。
「現場で頻出することは何か?」「一応マニュアルに書いてあるけどそこまで意識しなくても良いことは何か?」「意外と見落としがちなポイントは何か?」など、さまざまな角度から優先順位をつけてみてください。
解決策3. ターゲットをはっきりさせる
例えばパン作りの記事で、初心者向けと玄人向けでは書き方に差が出ると思います。初心者向けだと「初心者は、こね不足で生地が膨らみづらいため、手ごねなら15分くらいはこねてみて!冬なら20分!」など具体的な時間を言ってあげた方が良いですし、玄人向けだと「クープの入れ方で焼き加減を調整して」くらいで良いかもしれません。
同じ記事を書くにしても、対象を絞ることで具体性が増し、オリジナリティを出しやすくなります。
解決策4. 一次ソースを作る
とても難しいことですが、初出の情報を掲載できると、後発の記事が上がっても高順位を保ちやすい傾向にあります。
具体的には、調査やアンケートを実施したり、社内のデータを活用し、有益な情報になりそうなら発信します。社内で暗黙知になっていることも意外と気になっているユーザーがいるため、一次ソースになりそうなことがないか常にアンテナを張ってみてください。
また、会社としての実績や事例の紹介記事は、いつの時代もSEO対策において有用です。事例が毎回変わり映えしないとしても、何か違うことがなかったか考えるだけでもオリジナリティを出す思考力が身につきます。
SEO記事は他と全く被らない内容でないとダメなのか?
他社と全く被らない内容を入れることは不可能なため、主議題の前提として基本的な概念を説明する普遍的なパートがあっても問題ありません。むしろ、ユーザーにとっては一記事で理解が完結するため親切設計と言え、評価が上がりやすくなります。基本的な内容+独自の内容で構成してみてください。
今回のまとめ
今回はSEO記事制作におけるAI使用について紹介しました。次のポイントを意識してSEO対策やコンテンツSEOに有用な記事を執筆してみてください。
■AI生成記事はコロンや箇条書きの頻出により「AIっぽさ」が出やすい
■AIっぽいとしてもSEO記事の文章は正確であって良い
■SEOで評価されるにはオリジナリティが重要
■実体験や独自の見解を盛り込み、情報の優先順位をつけることで差別化できる
■ターゲットを明確にすると具体性が増す
■調査や社内データなど一次ソースを活用することで独自性を高められる
しかし、オリジナリティのあるSEO記事を書くことは簡単ではありません。SEO記事に関してお悩みの方は、名古屋のホームページ制作会社、株式会社オンカにご相談ください。
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