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中小企業がホームページ制作後に取り組んでおきたい6つの施策
2018
.12.14
今や、中小企業でもホームページを持つことが当たり前となり、逆にホームページを持っていない企業は、新規の顧客を獲得することが困難になりつつあると言っても過言ではありません。
そんなホームページありきの社会となりましたが、ホームページを制作しただけで集客が完結するかというと、もちろんそうではありません。制作後の運用が適切に行われていないと、せっかく制作したホームページも水の泡となってしまいます。
今回は、そんな中小企業がホームページ制作後に取り組んでおきたい6つの施策をご紹介いたします。
【目次】
1.ホームページはマーケティングミックスによって集客力が倍増
2.ホームページ制作後に取り組んでおきたい6つの施策
a.コンテンツマーケティング
b.インターネット広告
c.良質な被リンクの獲得
d.SNS運用
e.紙媒体・メディア媒体での販促
f.口コミ・紹介の促進
3.今回のまとめ
ホームページはマーケティングミックスによって集客力が倍増
1990〜2000年代は、ホームページが普及し始めた時期であり、ホームページさえ持てば比較的、簡単に集客ができてしまう時代でした。もちろん、今のようにスマホなどもなく、インターネットというものがこれほど浸透していなかったこともありユーザーの絶対数は少なかったものの、それ以上にホームページを持つ企業が少なかったのが事実です。
しかし、現代のビジネスシーンでは、総務省の調査によると50%以上の企業がホームページを有しており、ホームページを持たない企業の方がマイノリティです。特に、BtoCのビジネスを営む企業においては、そのほとんどがホームページを有しています。そのため、ホームページを制作するだけでは集客することはできず、作ったは良いが、一回も電話が鳴ったことがないという企業がほとんどです。
ホームページは、それだけで集客を完結させるものではありません。他のマーケティング媒体などを活用しながら、マーケティングミックスによって相乗効果を発揮させていくものです。
ホームページの力を過信しすぎず、「ホームページは他のマーケティングと融合させて活用するもの」ということをしっかりと理解しておきましょう。
ホームページ制作後に取り組んでおきたい6つの施策
ここでは、ホームページを制作した企業が取り組んでおくべき6つの施策をご紹介いたします。自然検索だけではなく、様々な経路からの流入によって、ホームページからの集客を最大化させていきましょう。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングは、ホームページのインデックス数を増加させて、Googleからのページランクを向上させるマーケティング手法です。CMS機能を活用して記事を定期的に配信していくことで、ホームページの情報量や最適化されるキーワードの数が増え、検索順位を上げることが可能となります。
インターネット広告
ホームページは、公開後すぐに検索順位が上がり、アクセス数が増加してくわけではありません。正しいSEO対策を施しても、最初のうちは順位が緩やかに上昇していくので、その間はリスティング広告などのインターネット広告を活用されることをお勧めします。
ただし、インターネット広告はクリック課金型の広告であり、クリック数に応じて広告料が増大していきます。事前にしっかりとシミュレーションを行い、広告の費用対効果を検討してから運用するようにしてください。
良質な被リンクの獲得
ホームページのSEO対策には、良質な被リンクの獲得も重要です。権威のある関連性の高い他ホームページからの被リンクは、自社ホームページのページランクを向上させてくれるため、積極的に獲得されることをお勧めします。
しかし、有料のリンクを購入したり、SEO業者に依頼してリンクを集めると、そのほとんどはGoogleからペナルティを受けてしまいます。しっかりとユーザーにとって有益な情報配信を行いながら、それに賛同するホームページからの被リンクを獲得するようにしてください。
SNS運用
業種やターゲット層によっては、SNSからの流入も積極的に活用していきましょう。FacebookやInstagramなどのSNSにホームページへのリンクを掲載することで、自然検索とは異なる経路からのユーザーを集めることができます。
紙媒体・メディア媒体での販促
チラシやパンフレット、雑誌などへの露出も、ホームページの能力を引き出してくれます。紙媒体やメディアなどのオフラインの販売促進を行うことで、それを見たユーザーがホームページをチェックしてくれるようになり、そこからコンバージョンへとつなげることができます。
オフラインの販促とホームページは対にあるものではなく、互いに補い合って相乗効果を生むものだということを覚えておいてください。
口コミ・紹介の促進
口コミや紹介の際も、ホームページがよく見られます。例えば、カフェなどで友人に「良い会社(お店)があるんだけど。」と話を切り出す際、スマホでホームページを探して見せることも多いはずです。そして、紹介された方も、うちに帰った後に、ゆっくりとホームページを見返すはずです。
こうした話題の中心にホームページがあることは非常に多く、口コミや紹介が多いからといって、ホームページが必要ないとは言えません。むしろ、口コミで紹介されているからこそ、ホームページが必要です。
今回のまとめ
今回ご紹介したように、ホームページは自然検索以外にも様々なシーンで力を発揮してくれ、いろいろなマーケティングと相まってさらに高い集客力をもたらしてくれます。ホームページはそれだけで集客が完結するものと考えず、あくまでも他の販促経由でユーザーを集めて集客するものだということを覚えておいてください。