名古屋のホームページ制作会社、WEB集客会社なら株式会社オンカ|アクセシビリティに配慮したホームページを制作する必要性

0120-038-517 0120-038-517 CONTACT CONTACT

MENU

COLUMN

2019.09.26

マーケティングコラム

アクセシビリティに配慮したホームページを制作する必要性

ホームページを制作する上で重要となるものの一つに「アクセシビリティ」という考え方があります。多くの方にとってあまり耳馴染みのない言葉だと思いますが、インターネットの重要性が増す現代においては、世界的にこのアクセシビリティの注目が高まっています。
今回は、そんなアクセシビリティに配慮してホームページを制作する必要性とそのメリットをお伝えします。

【目次】
1.ホームページにおけるアクセシビリティとは
2.アクセシビリティに配慮してホームページを制作する必要性
 a.SEO効果を向上させることができる
 b.多様化な閲覧環境やユーザーに対応することができる
 c.社会的責任を果たすことができる
3.アクセシビリティを向上させるための具体的な方法
 a.点字ディスプレイや音声読み上げソフトへの対応
 b.動画や音声には字幕を表示
 c.文字サイズ・色のコントラストを拡大
 d.モバイルデバイスへの対応
 e.日本語の習得度が低いユーザーでも読める表示
 f.ユニバーサルデザインの利用
4.今回のまとめ

ホームページにおけるアクセシビリティとは

アクセシビリティとは、直訳すると「目的地への到達難易度」となり、ホームページにおけるアクセシビリティとは、ユーザーが目的とする情報に容易にたどり着くことができる仕組みのことを指します。そして、その「ユーザー」には、障害者や高齢者、外国人など様々なステータスや閲覧環境のユーザーが含まれることから、「あらゆるユーザーにとって見やすい仕組み」のことをアクセシビリティと呼んでいます。
アクセシビリティと混同しやすいものの一つに、ユーザービリティという言葉がありますが、この二つの言葉は似て非なるものです。ユーザービリティとは、あくまでもユーザーにとって使いやすいかどうかという「使い勝手」に注目したものであるのに対し、アクセシビリティとは外国語対応や表示速度、視覚障害者のための読み上げ機能など、ホームページ自体が適切に閲覧できるかどうかにフォーカスしています。そのため、アクセシビリティの中にユーザービリティも含まれますが、アクセシビリティはもっと範囲の広いものであると理解してください。

アクセシビリティに配慮してホームページを制作する必要性

アクセシビリティは、基本的にはホームページを閲覧するユーザーのためのものです。しかし、アクセシビリティに配慮したホームページを制作することで、ホームページを有する企業にとっても大きなメリットがあります。
ここでは、そんなアクセシビリティに配慮したホームページ制作がもたらす3つのメリットをご紹介します。

SEO効果を向上させることができる

ホームページのアクセシビリティは、SEO対策や集客を目的として行うものではありません。あくまでも、様々なユーザーにとって見やすく、使いやすいようにホームページを制作することが目的です。当然、万人にとって使いやすい検索エンジンを実現するために、Googleもこのアクセシビリティを強く推奨しており、アクセシビリティに配慮したホームページ制作を求めています。
Googleは、すべての人にとって利便性の高い検索エンジンを目指しているため、「Googleを使って検索したら見づらいホームページばかり表示された」などということがあってはならないわけです。そのため、検索結果の上位に表示するホームページは、必然的にアクセシビリティの高いホームページばかりとなります。
つまり、Googleは「アクセシビリティはSEO対策に効果的です」と明言はしていませんが、検索エンジンという公共性の高いインフラの仕組みを考えると、アクセシビリティの高いホームページを上位表示せざるを得ません。そのため、アクセシビリティに配慮してホームページを制作することは、間接的にSEO対策の効果が期待できるのです。

多様化な閲覧環境やユーザーに対応することができる

総務省の発表によると、日本におけるインターネットの利用率は約80%にものぼり、70代でも50%を超えています。現代は、年齢を問わずほとんどの方がインターネットを利用して情報収集をしていると言って過言ではありません。
また、インターネットを利用する方の中には、障害を持った方や漢字や英語が読めない方など、たくさんのステータスの方がいます。加えて、スマホやタブレットの普及に伴って、それぞれのユーザーが多様なデバイスやブラウザでインターネットを利用しています。
そんな様々な閲覧環境やユーザー像が想定される現代において、「特定の環境で適切に閲覧できないホームページ」などは言語道断であり、アクセシビリティに配慮したホームページ制作はもはや当たり前になりつつあります。ほとんどの方がインターネットで情報を収集している社会であるからこそ、万人に訴求できるようなホームページ制作が求められているのです。

社会的責任を果たすことができる

ホームページのアクセシビリティは、国際的なガイドラインである「Web Content Accessibility Guideline (WCAG)2.0」を基にした国際規格「ISO/IEC 40500:2012」および日本規格の「JIS X 8341-3:2016」によって一定の基準が定められています。
特にアメリカを中心とした海外では、法律によってアクセシビリティへの配慮が義務化されており、ホームページを持つ企業はアクセシビリティを避けて通ることはできません。アマゾンやNETFLIX、ウォルトディズニーなど、多くの企業がアクセシビリティに関連する訴訟を提起されており、企業とユーザー双方にアクセシビリティが重要視されていることがわかります。
日本においても、総務省が中心となってアクセシビリティの普及に努めており、「障害者差別解消法」によって行政機関のホームページはアクセシビリティへの配慮が義務化、民間企業のホームページは可能な限り配慮することが定められています。

アクセシビリティを向上させるための具体的な方法

ここまでは、アクセシビリティに配慮したホームページ制作の重要性をお伝えしましたが、ここでは、ホームページのアクセシビリティを向上させるためにやっておくべき具体的なポイントをお伝えします。ここで紹介する6つのことを実践することで、ホームページのアクセシビリティは大きく向上します。

点字ディスプレイや音声読み上げソフトへの対応

視覚障害者や目が不自由な方は、ホームページを閲覧することが困難なため、点字ディスプレイや音声読み上げソフトを使用します。(点字ディスプレイとは、パソコンやスマホの画面に表示された文字を点字に置き換えるためのツールです。また、音声読み上げソフトは、パソコンやスマホの画面に表示された文字を機械音声で読み上げるソフトです。)こうしたツールを使用した場合にも正しく情報が伝わるように、ホームページを制作しなければなりません。
各種ツールとの互換性を発揮するように、W3CやGoogleガイドラインに基づいたコーディングを行い、画像部分にはaltタグを指定したり、テキストリンクをわかりやすく記述するなどの工夫が必要です。また、図や写真がなくても内容を最低限理解できるよう、自然な文章構造や文脈を意識してライティングを行うことも重要です。

動画や音声には字幕を表示

近年は、動画や音声をホームページ内に取り入れることも増えてきましたが、聴覚障害者など音を聞き取ることが困難なユーザーは、動画や音声の内容を理解することができません。
ホームページに音声や動画を取り入れる場合は、必ず文字でも表示したり、字幕を挿入するなど、視覚だけでも情報が伝わるような工夫が必要です。

文字サイズ・色のコントラストを拡大

視覚障害者や目が不自由な方は、ホームページに使用する文字のサイズや色使いによっては、閲覧することが困難になる場合があります。
色のコントラストをはっきりと際立たせ、同系色を重ねたり、薄い色を多用しないなど、誰が見ても不自由なく閲覧できるデザインを取り入れることが重要です。また、文字のサイズも最低10px以上とし、老眼の方などでもスムーズに文章を読むことができる工夫が必要です。
なお、デザインの観点から文字サイズや色を工夫することがどうしても難しい場合は、文字サイズやカラートーンを変更する機能をもうけ、必要な方はボタンなどをクリックすることで切り替えることができる仕組みを取り入れましょう。

モバイルデバイスへの対応

現代のユーザーは、スマホやパソコン、タブレットなど、様々なデバイスでホームページを閲覧しています。特定のデバイスで閲覧した時だけうまく表示されないホームページでは、アクセシビリティが低いと判断されてしまいます。
レスポンシブ対応のホームページを作成し、あらゆるデバイスからでも適切にホームページを閲覧できるように整備しましょう。また、レスポンシブデザインにはなっているものの、タップできる要素(ボタンやバナー)の位置が近すぎたり、小さい画面で見たときに文字が小さくなりすぎるなど、閲覧に支障をきたすものは、アクセシビリティが低いと判断されてしまいます。
なお、モバイルデバイスへの対応は、Googleも最重要事項として捉えており、非対応の場合はSEO対策の観点からも大きなペナルティを受けることとなります。

日本語の習得度が低いユーザーでも読める表示

外国人や子供などは、すべての日本語を正しく理解できない可能性があり、ホームページから適切な情報収集ができない可能性があります。アクセシビリティを高めるためには、どんなユーザーでも正しく内容を理解できるよう、文章の表示に工夫が必要です。
外国人のユーザーが見ても意味を正しく理解できるよう、ブラウザの自動翻訳に対応させたり、外国語サイトを別に制作するなど、海外ユーザーへの配慮が必要です。また、難しい漢字や専門用語にはフリガナを振ることで誤読を防ぐ工夫が必要です。

ユニバーサルデザインの利用

ホームページでは、文字で情報を伝えることが重要ですが、文字ばかりの羅列で見づらいデザインも、逆にアクセシビリティが低いと判断される可能性があります。
前項と同様、特に外国人や子供などは、すべての日本語を正しく理解できるとは限らないため、アイコンや写真などを用いて視覚的にわかりやすいデザインを取り入れましょう。

今回のまとめ

多くの企業は、ホームページを集客のために持っており、SEO対策やデザインへの関心は高いものの、アクセシビリティは後回しになりがちです。しかし、アクセシビリティに配慮したホームページの制作は、もはや一部のユーザーのためだけではなく、すべてのユーザーに関わる重要な事項です。また、アクセシビリティに配慮したホームページ制作は、SEO対策にも資するものです。
アクセシビリティという言葉を初めて聞いた方も多いと思いますが、ホームページを制作する際は、必ずアクセシビリティへの配慮を考えて意識してみてください。