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ホームページを新規制作・リニューアルするための最適な時期
2019
.10.17
ホームページを新しく制作もしくはリニューアルしようと考えている企業がまず最初に抱く疑問の一つに、「いつ作り変えるのが良いのかな?」という制作時期の問題があります。現に、弊社にご相談いただくお客様の中にも、このホームページを制作・リニューアルするのに最適な時期を質問される方がたくさんいらっしゃいます。高いお金をかけて、会社の命運を握るホームページを作るわけですから、最も得するであろう(もしくは損しないであろう)時期に制作したいですよね。
そこで今回は、企業がホームページを新規制作・リニューアルするのに最適な時期をお伝えしていきます。
【目次】
1.大前提としてホームページを制作する時期は「できる限り早く」
2.ホームページをすぐに制作しない方が良いケース
a.シーズンビジネスを営んでいるケース
b.ドメインの変更も同時に行うケース
c.社内リソースが不足しているケース
d.決算上の理由から支出が望ましくないケース
3.今回のまとめ
【目次】
大前提としてホームページを制作する時期は「できる限り早く」
まず、ホームページを制作するにあたり、適した時期というものは明確にありません。野菜や果物のように旬の時期もありませんし、基本的に、いつ制作しても出来上がるホームページはほぼ同じ品質のものです。そのため、お客様の事業や財務の状況を鑑みながら、適切な時期を探していきましょうというスタンスとなります。
ただし、ホームページを制作する場合、その目的は集客力の向上であることがほとんどです。そのため、ホームページのローンチ(公開)時期が遅れると、本来得られていたであろう集客効果を失い、遺失利益が発生する可能性があります。そのため、できる限り早く制作に着手して、新しいホームページで集客を始めてもらうことが理想であり、制作時期を考える上での大前提です。
一方、集客を目的としないようなホームページであれば、いつ制作しようが全く問題ありません。
ホームページをすぐに制作しない方が良いケース
上述の通り、集客目的のホームページであれば、遺失利益を考えると、できる限り早く制作に取りかかることが望ましいのですが、中には少し立ち止まって考えた方が良いケースもあります。ここでは、すぐにホームページ制作に着手しない方が良いケースを4つご紹介します。
シーズンビジネスを営んでいるケース
まずは、シーズンビジネス(季節によって繁閑の差がある事業)を営んでいる会社は、ホームページ制作に着手する時期を見極めなければなりません。
スキー場や水族館、遊園地など、特定の季節の集客が重要になる企業は、公開時期を繁忙期に合わせる、もしくは繁忙期を避けるよう調整することをお勧めします。
ドメインの変更も同時に行うケース
ホームページ制作と合わせて、これまで使用していたドメインを変更する場合も、制作時期に注意する必要があります。ドメインが変わってしまうと、基本的には、そのホームページに対する評価もゼロからのスタートとなるため、検索順位が一時的に下がってしまうことがあります。
そのため、検索順位が下がったとしても被害を最小限に抑えられるような時期を選ぶ必要があります。
社内リソースが不足しているケース
これは、ホームページそのものというよりは、社内の体制の問題です。ホームページを制作すると、コンテンツ記事の更新やアクセス解析など、たくさんの仕事が増えます。そのため、これらの運用ができないほど人員が不足していたり、忙しい時期にホームページを制作してしまうと、思ったような集客効果を得られないことがあります。
決算上の理由から支出が望ましくないケース
最後に、決算上の理由から「今期は支出を増やしたくない」もしくは「今季中に支出を増やしたい」といった財務戦略があると思います。ホームページは高額な料金が発生する買い物なため、契約前に必ず税理士に相談してから決めるようにしましょう。
今回のまとめ
ホームページ制作に適した時期というものは一概には言えませんが、集客を目指すならできる限り早く始めて、一日でも早く集客を実現しましょうというのが結論です。ただし、今回ご紹介したとおり、すぐに動くことでかえって不利益を被ることも考えられますので、しっかりと自社とホームページの内容を鑑みて時期を決定しましょう。