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ホームページをGoogleアナリティクスで解析する際のチャネルの区分
2019
.11.25
Googleアナリティクスは、ホームページのアクセス解析を行う中でなくてはならないツールの一つです。Google公式ツールということもあり、その数値は極めて正確であり、自社でホームページを解析する際も、私たちのようなマーケティング会社が解析する際にも使うことができる、まさに初心者〜上級者向けの万能ツールです。
そんなGoogleアナリティクスでホームページの解析を行う際、「チャネル」という言葉が出てきます。このチャネルの区分を正しく理解しておくことでホームページの解析がより正確になりますので、この機会にぜひ覚えておきましょう。
【目次】
1.ホームページにアクセスしたチャネルがわかる
2.Googleアナリティクスにおける9つのチャネル区分
a.Direct(ノーリファラー)
b.Organic Search(オーガニック検索)
c.Social(ソーシャルネットワーク)
d.Email(メール)
e.Affiliates(アフィリエイト)
f.Referral(参照元サイト)
g.Paid Search(有料検索)
h.Display(ディスプレイ)
i.Other Advertising(他の広告)
3.今回のまとめ
【目次】
ホームページにアクセスしたチャネルがわかる
ホームページは、自然検索だけでなく、様々な流入経路からのアクセスがあります。ホームページのアクセス解析を行うにあたり、それぞれのユーザーがどのような経路からアクセスしていて、どのような挙動をしているのかを把握することは非常に効果的です。
例えば、リスティング広告からのアクセスが多いものの、この流入経路のユーザーだけページ滞在時間やコンバージョン率が低いといった場合は、広告の打ち方を工夫してみたり、SEO対策の方を強化してみたりと色々な手を打つことができます。
それぞれチャネルのユーザーの傾向を見極めた上で、マーケティングの施策を工夫していくことで、より費用対効果の高いホームページ運用を行うことができます。
Googleアナリティクスにおける9つのチャネル区分
Googleアナリティクスでは、ユーザーの流入経路を9つのチャネルに分けて表示することができます。このチャネル区分は非常に便利な機能なのですが、それぞれのチャネルの意味を正しく理解できておらず、ただ何となく眺めているだけの方が多いように感じます。
ここでは、それぞれのチャネルの意味を解説いたします。
Direct(ノーリファラー)
Direct(ノーリファラー)は、直接ホームページに訪れたユーザーのことです。検索窓にURLを打ち込んだり、ブックマークやアプリからアクセスしたりと、どこかの経路からアクセスしたわけではない「ダイレクトトラフィック」がカウントされます。
Organic Search(オーガニック検索)
Organic Search(オーガニック検索)は、検索エンジン経由でホームページに訪れたユーザーのことです。GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って検索し、その検索結果画面からホームページにアクセスした場合にカウントされます。
Social(ソーシャルネットワーク)は、SNS経由でホームページに訪れたユーザーのことです。facebookやInstagramなどのSNSからホームページにアクセスした場合にカウントされます。
Email(メール)
Email(メール)は、Eメール経由でホームページに訪れたユーザーのことです。メルマガやメール内に記載されたURLなどをクリックしてホームページにアクセスした場合にカウントされます。
Affiliates(アフィリエイト)
Affiliates(アフィリエイト)は、アフィリエイトサイト経由でホームページに訪れたユーザーのことです。アフィリエイトサイトに掲載されているURLやバナーをクリックしてホームページにアクセスした場合にカウントされます。
Referral(参照元サイト)
Referral(参照元サイト)は、被リンク経由でホームページに訪れたユーザーのことです。他のホームページに記載されているURLやバナーをクリックしてホームページにアクセスした場合にカウントされます。(ただし、アフィリエイトサイトからのアクセスの場合は、上述のAffiliates(アフィリエイト)にカウントされます。)
Paid Search(有料検索)
Paid Search(有料検索)は、リスティング広告経由でホームページに訪れたユーザーのことです。検索結果の上部または下部に表示されるリスティング広告をクリックしてホームページにアクセスした場合にカウントされます。
Display(ディスプレイ)
Display(ディスプレイ)は、ディスプレイ広告経由でホームページに訪れたユーザーのことです。ディスプレイ広告や李マーケティング広告、SNS広告をクリックしてホームページにアクセスした場合にカウントされます。
Other Advertising(他の広告)
Other Advertising(他の広告)は、上述のPaid Search(有料検索)とDisplay(ディスプレイ)以外の広告経由でホームページに訪れたユーザーのことです。YouTube広告などの視聴課金型広告や購買報酬型の広告など、特殊な広告をクリックしてホームページにアクセスした場合にカウントされます。
今回のまとめ
ホームページのアクセス解析を行う場合は、単に全てのユーザーの平均値を見て対策を行うだけでは不十分です。必ず流入経路ごとにユーザーの特性があり、それらのボトルネックを見極めながら、チャネルごとの対策を講じていかなければなりません。今回ご紹介した9つのチャネルをもとに、より正確で詳細なアクセス解析を行い、Webマーケティングに活かしてみてください。