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ホームページのSEO対策において相互リンクに取り組むべきではない2つの理由

2020
.03.21

被リンクを短期間で簡単に増加させる方法として、「相互リンク」という方法があります。お互いのホームページに相手のホームページへのリンクを設置し、被リンクを獲得する相互リンクは、有名なポータルサイトでも取り組まれるなど、多くのホームページ運営者が効果的なSEO対策として認識しています。
しかし、実際は、相互リンクを過剰に増加させた場合、Googleからの評価を下げてしまい、SEO効果を発揮しないなど、ホームページの運営に悪影響を及ぼす可能性を含んでいます。
今回は、相互リンクの増加に取り組むべきではない理由を紹介します。

【目次】
1.相互リンクがGoogleの評価を落とす原因になる
a.相互リンクは自然発生したリンク(=ナチュラルリンク)と判断されない
b.相互リンクによる被リンクの設置方法が不自然になってしまう
2.「リンクジュース」により競合ホームページの評価を高める可能性がある
3.今回のまとめ

相互リンクがGoogleの評価を落とす原因になる

相互リンクは、被リンクを増加させることができるため、一見、SEO対策として有効な手段のようですが、実際は様々な理由からGoogleの評価を落とす原因となってしまいます。ここでは、相互リンクがGoogleの評価を落としてしまう2つの理由について紹介します。

相互リンクは自然発生したリンク(=ナチュラルリンク)と判断されない

相互リンクは、Googleの被リンク増加を評価する理由に該当しません。そもそも被リンクは、ホームページの内容を評価した人が「他者に共有したい」という思いから自身の運営するホームページに設置するものであり、評価をより多くの人から得ることによって自然に増加していくものと考えられています。ホームページを運営する者同士の取り決めによって設置される相互リンクは、自然に発生したリンク(ナチュラルリンク)ではないため、過剰に設置した場合、Googleからの監視対象となり、手動による対策(※)により、ペナルティを科されてしまう可能性があります。

手動による対策とは

Googleがホームページを評価する際、AIのクローラーによる審査のほかに、人の目による審査が行われています。基本的には、AIのクローラ−がホームページの審査を行っていますが、クローリングのなかで異常な情報を検知した場合に、担当者が目視により該当のホームページの審査を行います。その結果、悪質なSEO 対策を行っていると判断したホームページに対してペナルティを科すことを「手動による対策」と言います。

相互リンクによる被リンクの設置方法が不自然になってしまう

相互リンクは、設置方法によってGoogleからの監視を厳しくし、結果的にペナルティを科される原因となってしまいます。相互リンクの増加に取り組んだ場合、共通のバナーが設置されたり、それぞれのリンク名(アンカーテキスト)やalt属性が意図せず近しい内容になってしまいます。また、取り組み開始直後に一斉にリンクが設置されることも考えられます。このような不自然な設置方法による被リンクが過剰に増加した場合、Googleからの監視が厳しくなり、手動による対策によってペナルティを科されてしまう可能性を高めます。

「リンクジュース」により競合ホームページの評価を高める可能性がある

リンクには、価値の高いホームページにリンクが設置されるホームページは、同様に価値が高いというGoogleの考えを基にした「リンクジュース」という効果があります。この効果により、リンクを設置したホームページのGoogleからの評価が、リンク先のホームページの評価に影響します。そのため、無闇にリンクを設置すると、自社ホームページの評価が競合のホームページの評価に反映されてしまい、場合によっては、相手の検索順位を上げてしまうこともあり得ます。

今回のまとめ

かつては、相互リンク募集サイトや自動で相互リンクが生成されるサービスが多く活用され、有効なSEO対策として相互リンクに取り組むホームページが散見され、今もなお、一部のホームページでは、相互リンクをSEO対策として行っています。しかし、相互リンクは、Googleからの評価を下げてしまうだけでなく競合のホームページを強めてしまうなど、被リンク増加の対策として適切とはいえません。被リンクの増加に取り組む場合は、自然に増やすことを念頭に、多くの人から評価されるようなクオリティやオリジナリティーを重視した価値の高いコンテンツを提供するホームページの運営を心がけましょう。

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