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ミラーリング(コピーコンテンツ)がSEO対策に与える影響

2020
.03.24


ホームページのSEO効果を向上させたり、フィッシング詐欺でユーザーの個人情報を不正に入手するために、ミラーリングという手法を行う方がいます。
Googleは、常にユーザーのプライバシーを尊重しており、ユーザーの利便性を常に大事にしているため、ミラーリングのようなGoogleのポリシーに違反する行為は、ホームページの評価を著しく下げるおそれがあります。
ホームページを有する企業は、意図しない形でミラーリングのペナルティを受けてしまうことのないように、ミラーリングに関する知識をつけておくことが重要です。
そこで今回は、ミラーリングに関する基礎知識とSEO対策に与える影響を説明します。

ホームページにおけるミラーリングとは

ミラーリングとは、Googleがホームページに与えるペナルティのことであり、URLが異なるにも関わらず、タイトルやページの内容が同じであったりほとんど重複している状態のことです。
つまり、他のページの内容をコピーした場合、ミラーリングを行っているとGoogleから判断され、ペナルティを受ける可能性があります。
なお、ホームページの内容がどれくらい重複していると評価が下がるのかは、具体的に明言されていませんが、内容の半分以上が類似している場合は、ホームページを見直し変更することをお勧めします。

ただし、例外として、行政や地方自治体などのホームページは、パンデミックや災害などが発生した場合に、ユーザーがホームページに短期間で集中的にアクセスすることが予想されるため、サーバーダウンを回避するための措置としてあえてミラーリングを行っていることがあります。

ミラーリングがホームページのSEO対策に与える影響

冒頭でも述べたように、ミラーリングは、Googleの「ユーザーを常に尊重する」というポリシーに反しており、フィッシング詐欺や不当なSEO対策の一つとして利用されることが多く、Googleからのペナルティを受けるおそれがあります。
他のページのコンテンツをコピーすることは、不当なインデックス数の増加やオリジナリティの低いページの生成に該当するため、ミラーリングと判断されると検索順位が下がるおそれがあります。(他のホームページからコンテンツをコピーする行為は、Googleのポリシー違反以前に著作権の侵害にあたる行為です。)
過去には、ミラーリングによってSEO効果を得ることができた時代がありましたが、2011年にGoogleが行ったパンダアップデートにより、ユーザーに対して価値を提供できないホームページは、検索順位が下げられます。Googleからの評価を下げられることとなりました。ミラーリングは絶対に行わず、独自性のあるコンテンツを制作することを心がけましょう。

意図せずミラーリングとして扱われるページとは

意図してミラーリングを行っていなくても、一つのホームページにURLが複数存在しており、リダイレクトが設定されていない場合は、Googleからミラーリングのペナルティを受けるおそれがあります。
例えば、URLが、「http://example.com」「https://example.com」のように存在している場合、Googleは、それぞれを異なるページと認識します。しかし、ページに書かれた内容はまったく同じであるため、ミラーリングを悪用しているホームページとGoogleから判断され、検索順位に影響を与えるおそれがあります。また、wwwを含むか含まないかによるURLの違いも同様にミラーリングと判断されるおそれがあるため、リダイレクト設定されていない場合は、どれか一つのU R Lにリダイレクトを設定しましょう。
その他、内容が似ている記事が複数ある場合、記事を一つにまとめたり、他のページを削除することでミラーリングのペナルティを回避しましょう。

今回のまとめ

Googleは、常にユーザーのプライバシーを尊重しており、ユーザーの利便性を常に大事にしているため、ミラーリングのようなGoogleのポリシーに違反する行為は、ホームページの評価を著しく下げるおそれがあります。
また、ミラーリングされているホームページは上位表示されずらく、ユーザーの目に留まる機会も少ないため、独自性のあるページを制作しましょう。また、URLが複数存在しており、リダイレクト設定されていない場合も、Googleからミラーリングの判断を受けることがあるため、必ずリダイレクトを設定しましょう。

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