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Googleがホームページの検索順位を決定する5種類のアルゴリズムを徹底解説

2020
.07.31

ホームページから集客を行うためには、Googleの検索アルゴリズムを理解して、その仕組みに合わせた対策を行うことが大切です。世の中に出回るSEO対策の情報を闇雲に信用するのではなく、まずはGoogleのアルゴリズムをしっかり理解した上で、自分が行おうとしている対策がGoogleのポリシーや意図と合致しているものかを確認することで、より効果的かつ安全なSEO対策を行うことができます。
そこで、今回はGoogleがホームページの検索順位を決定する5種類のアルゴリズムを解説します。

【目次】
1.Google検索の仕組み
2.ホームページの検索順位を決定するアルゴリズムの仕組み
 a.検索意図の把握
 b.コンテンツの関連性
 c.ホームページの品質
 d.ユーザビリティ
 e.パーソナライズド検索
3.Googleが定める「スパム」とは
4.今回のまとめ

Google検索の仕組み

Googleの検索エンジンは、ユーザーが検索窓と呼ばれる場所にキーワードを入力することで、そのキーワードに合ったホームページを検索結果として表示してくれます。
世界中に無数にあるホームページの中から、ユーザーに最も役立つと判断したホームページから順に、ロボットが自動的に判定して並べてくれます。
つまり、このロボットが「ユーザーに最も役立つ」と判断するようにホームページの使用や運用を見直すことをSEO対策と呼び、これによって検索順位の向上を図るのです。

ホームページの検索順位を決定するアルゴリズムの仕組み

上述のとおりGoogleがホームページの検索順位を決定する背景には、ロボットがユーザーに役立つホームページか否かを判断しています。そして、その判断基準のことを「アルゴリズム」と呼び、大きく5種類に分けることができます。
ここでは、その5つのアルゴリズムの内容についてご紹介します。

検索意図の把握

ユーザーが検索窓にキーワードを打ち込むと、Googleのロボットはそのキーワードから検索意図を把握します。キーワードに打ち込まれた内容を瞬時に理解して、打ち込まれたキーワードの背景にはどのようなことを知りたいという欲求があるのかを考えます。
ユーザーが100人いれば100通りのキーワードがありますが、千差万別のキーワードが入力されても、ロボットはその意図や意味を理解することができます。
例えば、「コーヒーの入れ方」「珈琲 いれかた」など、異なるキーワードが入力されても、その検索結果にはほとんど違いがありません。これは、ロボットがしっかりと検索意図を理解できているからこそ為せる技なのです。
また、「Jリーグの優勝チーム」「M-1グランプリの優勝者」などのキーワードを入力した場合、今年の優勝チームや優勝者が表示されます。これは、ロボットが「おそらく、このキーワードを入力するユーザーは、最新の情報が知りたいはずだ」と検索意図を把握して独自に判断しているためです。

コンテンツの関連性

次に、Googleのロボットが行うのは、入力されたキーワードを理解した上で、世の中の全てのホームページの中から、ユーザーの求めている情報に合致している可能性が高そうなホームページを探し出します。ユーザーの入力したキーワードに対し、それぞれのホームページの関連性を考え、最も関連性が高いと考えられるホームページを表示します。
例えば、ユーザーが「犬 飼い方」というキーワードを入力した場合、世の中のホームページの中から犬の飼育方法について記載されたホームページを見つけ出し、それらを検索結果に表示します。(正確には、h1やtitle、description、テキストなどmeta情報を中心に、関連性が高いホームページを探し出します。)
なお、昔のアルゴリズムの場合は、まだロボットがコンテンツの関連性を正しく判断できていなかったため、「犬」「飼い方」というキーワードがたくさん記載されたホームページが表示されていましたが、現代ではそのようなことはありません。極論、「犬」「飼い方」というキーワードが含まれていなくても、内容がユーザーの検索意図と合っていると判断された場合は、検索結果に表示されます。

ホームページの品質

ここまでは、Googleのロボットがユーザーの検索意図を理解して、世の中のホームページの中から関連性の高いものを集めただけでした。ここでは、集められたホームページ一つひとつにロボット評価を下し、検索順位が決定されます。
ホームページの更新頻度やドメインエイジ、情報の鮮度、被リンクの数、サイテーションの数、インデックス数など、様々な要素をもとに、ホームページの品質を判断し、ページランクという点数をスコアリングします。
また、現在のロボットは、コンテンツの内容も正しく理解できるため、ホームページに記載されたコンテンツのうち、検索キーワードと関連性が高いものはどれくらいの割合か、結論や論点が偏った考え方ではないか、記載内容に整合性はあるかなども判断しています。

ユーザビリティ

次に、現代のユーザーは様々な環境でホームページを閲覧するため、あらゆる環境下で閲覧しやすいホームページか否かを判断します。
例えば、パソコンだけでなくスマホやタブレットなどのモバイル端末にも適切に対応できているか、Google ChromeやSafariなど様々なブラウザで同じように閲覧できるか、表示速度やクリックの反応は早いか、といった視点でユーザービリティを評価しています。
全てのユーザーがストレスなく閲覧できるホームページは、問題なく検索結果の上位に表示されますが、これらの基準を満たしていない場合は、いくらホームページの品質が優れていても検索順位を落としてしまいます。

パーソナライズド検索

最後に、例外的な要素として、ユーザーのパーソナル情報を検索結果に反映させています。上述のような4つのアルゴリズムに則って、Googleのロボットは検索喧嘩に表示させるホームページとその順位を決定していますが、その検索結果は、ユーザーのパーソナル情報によって異なります。
ユーザーの現在地や過去の検索履歴などをもとに、検索結果を微妙に変化させることで、よりユーザーの利便性を高めています。
例えば、ユーザーが「ピッチャー」と検索した場合、名古屋市では中日ドラゴンズの情報が表示され、大阪府では阪神タイガースに関する情報が表示されます。また、「阪神」と検索した場合は、ユーザーの過去の検索履歴などをもとに、「阪神タイガース」「阪神百貨店」「阪神電鉄」のどれを求めているのかを予測して検索結果に表示しています。

Googleが定める「スパム」とは

ここまで紹介したGoogleの5種類のアルゴリズムのおかげで、私たちは自分の思いどおりの検索を行うことができます。しかし、このアルゴリズムは全てロボットが自動的に行なっているものであり、様々な裏技を使ってこのロボットを騙そうとする行為が行われています。
このような、質の高いコンテンツを提供せずに、検索結果の上位にランキングされるためのシグナルを擬態したり、ユーザーにとって有害な技術を使用することを「スパム」と呼び、Googleはロボットと人間の両方でモニタリングしています。
そのため、今回紹介したアルゴリズムの裏をつくような悪質なSEO対策を行うと、一瞬だけ検索順位に影響を与えることはあっても、すぐに見破られて重大なペナルティを受けることとなります。

今回のまとめ

ホームページの検索順位を向上させるためには、まずGoogle検索の仕組みを理解することが大切です。検索エンジンの仕組みを正しく理解した上で、Googleはどのようなサービスをユーザーに提供したいのかを考えましょう。
Googleも一つの企業ですから、自社のサービス品質を上げて、より多くのユーザーにGoogleの検索エンジンを利用してもらおうと考えています。そのため、「自分がGoogleだったら」という視点でアルゴリズムやSEO対策を考えてみるのも面白いかもしれません。

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