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no indexとno followの役割を理解して適切に使い分けましょう

2020
.08.09


ホームページを運営している方は、no indexやno followというタグの名称を聞いたことがあるかと思います。一方で、no indexやno followの役割や違いを正しく説明できる方は少なく、no indexやno followが適切に使い分けられていないホームページが散見されます。
これらのタグを使い分けることで、ホームページの評価をある程度コントロールすることができます。
そこで今回は、no indexとno followの役割と違い、どのような用途で使うのかを説明します。

検索エンジンがリンクを辿ってホームページを評価する仕組み

Googleの検索エンジンは、ページランクと呼ばれる点数をホームページの検索順位を決定する際の指標としています。このページランクは、様々な要素で決定されていますが、中でもリンクの価値(リンクの本数とリンクの質)が絶大な影響を及ぼします。
内部リンクを張る場合、リンク元が持っている評価の一部をリンク先に分け与えるため、リンク先のページランクは上昇し、リンク元のページランクは減少します。(この一連の流れを「リンクジュース」と呼びます。)
一方で、外部リンクを張る場合は内部リンクと異なり、リンク元が持っている評価を分け与えないためリンク元のページランクは減少せず、リンク先のページランクだけが上昇します。(上昇率は、リンク元が受けているGoogleからの評価や関連性などによって異なります。)
内部リンクを張るとリンクジュースが発生して各ページの評価が変動するため、重要なページの評価を下げてしまうおそれがあり、外部リンクを張ることで、意図せず他社ホームページの評価を向上させる手伝いをしてしまうおそれがあります。これらを避けるためには、Googleがリンクを辿ってホームページを評価する仕組みを正しく理解し、内部リンク・外部リンクの張り方に注意する必要があります。

リンクジュースを発生させたくない場合はno indexを活用しましょう

no indexとは、直訳すると「インデックス拒否」という意味となり、検索エンジンへのインデックスを拒否したい場合に設定するタグです。
no indexが設定されたページは、Googleのクローラーが一切認識しなくなるため、どのようなキーワードで検索しても検索結果に表示されなくなり、また、Googleの評価対象から外されます。(あくまでも検索結果に表示されないだけであり、ページ自体が削除されるわけではありません。)
ページ自体は必要であるものの、検索結果に表示させる必要のないページにno indexを設定することで、リンクジュースの発生を防ぎ、リンク元のページランク減少を避けることができます。「人事のお知らせ」や「休暇連絡」といったホームページのコンテンツとの関連性が低いページを設ける必要がある場合にno indexを設定しましょう。

他社のページランクを上昇させたくない場合はno followを活用しましょう

no followとは、直訳すると「リンクを辿らせない」という意味となり、「リンク先のホームページを推奨するためにリンクを張ったわけではない」とGoogleに主張したい場合に設置するタグです。
外部リンクにno followを設定すると、クローラーがそのリンクを辿ってページを遷移することができなくなり、Googleは、no followが設定されたリンクを被リンクとして認識しなくなります。
外部リンクにno followを設定することで、リンク先のページランクの上昇を防ぐことができます。逆に、リンク元のページランクが低い場合、Googleは、質の低いホームページから支持されていると認識するため、no followを設定することでリンク先のページランクの低下を防ぐこともできます。競合他社などの他社ホームページのページランクを上昇させたくない、制作実績紹介のため掲載した取引先のホームページに迷惑をかけたくないといった場合にno followを設定しましょう。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、no indexとno followの役割とその違いを理解することができたかと思います。
no indexやno followを適切に設定することでリンクジュースの発生を防止したり、Googleから被リンクとして認識されなくなるため、ホームページの評価をある程度コントロールすることができます。
検索結果に表示させる必要のないページにはno indexを、リンク先のページランクに影響を及ぼしたくない場合にはno followを設定しましょう。

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