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広告や販促のターゲティングにおける「C層・T層・F層・M層」とは
2020
.09.26
マーケティングや広告の世界では、たまに「C層・T層・F層・M層」といった暗号のような言葉が飛び交います。テレビ番組などでも聞いたことがある人は多いかと思いますが、それぞれの層が具体的に何を示すのかを正しく理解できておらず、何となく聞き流している方も多いかと思います。
今回は、そんな広告や販促のターゲティングにおける「C層・T層・F層・M層」の意味をお伝えします。
【目次】
1.元々は放送業界や広告業界で使われていた呼称
2.「C層・T層・F層・M層」の具体的な内容
a.C層
b.T層
c.F層
d.M層
3.今回のまとめ
元々は放送業界や広告業界で使われていた呼称
「C層・T層・F層・M層」といった言葉は、テレビ曲やラジオ局などの放送業界を中心として使われている業界用語です。テレビ局などでは、「今回の番組はF2がターゲットだから!」「M3の視聴率を上げないと!」といったように、日常的に使われています。
そこから、広告代理店などが使い始め、広告業界やマーケティング業界でも使われるようになりました。弊社のようなWeb業界でも使われますし、最近では一般企業でも使われますので、覚えておいて損はありません。
「C層・T層・F層・M層」の具体的な内容
普段の生活ではあまり耳にすることのない「C層・T層・F層・M層」という表現ですが、具体的にどのような層のことを指すのでしょうか。ここでは、各層の内容をお伝えします。
C層
C層とは、「Child・Kids層」の略称であり、主に幼稚園入園から小学校卒業までの年齢層(4〜12歳)の人を指します。
子供番組や子供向け商品のプロモーションの場合などでは、「C層がメインターゲットで・・・」といった表現が使われます。
T層
T層とは、「TeenAge層」の略称であり、主に中学生から成人するまでの年齢層(13〜19歳)の人を指します。
青年向けの番組や若年層へのプロモーションの場合などでは、「T層がメインターゲットで・・・」といった表現が使われます。
F層
F層とは、「Female層」の略称であり、女性を指します。また、「F1層」「F2層」「F3層」に細分化され、F1層は20〜34歳の女性、F2層は35〜49歳の女性、F3層は50歳以上の女性を指しています。
ドラマや化粧品のプロモーションの場合などでは、「F1層がメインターゲットで・・・」といった表現が使われます。
M層
M層とは、「Male層」の略称であり、男性を指します。また、「M1層」「M2層」「M3層」に細分化され、M1層は20〜34歳の男性、M2層は35〜49歳の男性、M3層は50歳以上の男性を指しています。
スポーツ番組やアウトドア商品のプロモーションの場合などでは、「M2層がメインターゲットで・・・」といった表現が使われます。
今回のまとめ
ビジネスの場でもたまに耳にする言葉ですが、なかなか聞くに聞けなかったためにそのままほったらかしになっていた人も多いかと思います。これを機に覚えておくと、マーケティングのことを理解しているというアピールにも繋がりますよ!