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MARKETING

ホームページにおけるSEO対策とSNSの関係

2020
.10.11


SNSを利用するユーザーが増加したことで、SNSはWEBマーケティングの一つとしてSNSを利用する企業が増えました。この背景には、SNSを投稿することでホームページのSEO効果を向上させることができるという誤った情報が出回っていることが一つの要因と考えられます。しかし、SNSマーケティングは、業界や提供している商品・サービスなどの条件が揃っている企業が取り組むべきマーケティング手法であり、すべての企業に有効なマーケティング手法ではありません。
また、SNSの投稿がSEO効果を向上させると期待し、SNSとSEOの関係を正しく理解しない状態でSNSマーケティングに取り組んでしまうと、何の効果も得ることができないまま中途半端なマーケティングで終わってしまうおそれがあります。
そこで今回は、ホームページのSEO対策とSNS投稿の関係性を説明していきます。

SNSの投稿とSEO対策は無関係

冒頭で述べたとおり、SNSを投稿することでホームページのSEO効果を向上させることができるという誤った情報がインターネット上で見受けられます。
この見解は、被リンク(外部から張られたリンク)が多いホームページは、Googleから好評価を受けるというアルゴリズムに基づいており、一見正しいように見えます。
しかし、SNSからのリンクには「no follow」と呼ばれるタグが最初から設定されており、no followタグが設定されているリンクは評価の対象から外されるため、どれだけSNSを投稿してもホームページのSEO効果を向上させることはできません。また、GoogleのスポークスマンであるJohn・Muller(ジョン・ミューラー)も、SEO効果の向上とSNSの関係を明確に否定しています。
Googleは、SNSからのリンクをホームページ評価の対象外としているため、SNSからどれだけ自社のホームページへのリンクを張ったとしても、SEO対策としても効果はありません。

SNSによるマーケティングが有効なケース

そもそもSNSは、個人がアカウントを開設し、友達や芸能人といった個人とつながったりコミュニケーションをとるためのツールです。SNSで情報を収集するユーザーは、基本的に個人であることから、BtoCの商品やサービスを提供している企業にとって有益なマーケティング手法です。
企業アカウントというものもありますが、あくまでも企業が個人に対して情報を発信するためのアカウントであり、企業が積極的に検索・閲覧するためのものではありません。そのため、BtoBの商品やサービスを提供する企業にとっては、マーケティングツールとしての効果は無いと言っても過言ではありません。さらに、SNSを利用するユーザーは、10代・20代が多いことから、BtoCの商品であっても、ターゲットとなるユーザーの年齢層が、30代〜60代の企業の場合、SNSマーケティングは有効なマーケティングとは言えません。
つまり、SNSマーケティングは、「BtoCビジネス」かつ「若年層がターゲット」という2つの条件が揃っているアパレルや学校、建設業などの業界においてのみ有効です。ただし、たとえこれらの条件が揃っていたとしても、認知度が低い中小企業の場合、ユーザーに見つけてすらもらえず、投稿したコンテンツが閲覧されずに終わるケースがほとんどです。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、ホームページのSEO対策とSNS投稿の関係性を理解いただけたかと思います。
SNSからのリンクはGoogleのホームページ評価の対象外となることから、SNSの更新がホームページのSEO対策に影響を及ぼすことはありません。
SNSマーケティングで効果を得る場合は、一定以上の知名度が必要となることから、中小企業のWEBマーケティングは、知名度に依存しないコンテンツマーケティングに取り組むことをお勧めします。

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