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ホームページにおけるSEO対策とサーバーの関係

2020
.10.20

ホームページ担当者の多くが、ホームページの検索順位を向上させるため、内外部のSEO対策を行っていることかと思いますが、サーバーもホームページのSEO対策に影響していることまでを理解している方は、少ないように思います。
ホームページのSEO対策とサーバーの関係は、検索順位の向上において知っておくべき項目の一つです。
そこで今回は、ホームページにおけるSEO対策とサーバーの関係を説明していきます。

ホームページにおけるサーバーとは

サーバーとは、インターネット上のデータを保存している保管庫のようなもので、ホームページのデータもこのサーバーに保存されています。
サーバーは、ホームページのデータを保管し、ホームページを閲覧したいというユーザーの要求(タイトルのクリック・タップ等)に対してサーバーに格納しているホームページのデータを送信するという役割も果たしています。
一口にサーバーといっても、WEBサーバーやDNSサーバー、FTPサーバーなど、様々な種類のサーバーが存在し、上記のようなホームページのデータを保存・送信する役割を果たすサーバーは、WEBサーバーのことを指します。

共用サーバーと専用サーバー

サーバーは、大きく分けて「共用サーバー」「専用サーバー」の2種類あり、共用サーバーとは他社のホームページデータが一緒に保存されているサーバーのことで、専用サーバーとは自社のホームページのみを保存しているサーバーのことです。
共用サーバーは、導入・ランニングコストが安いというメリットがある一方、専用サーバーと比較して性能が低いため、ホームページの表示速度が遅く、他社のホームページの影響を受けやすいというデメリットがあります。
専用サーバーは、SEO効果が高く安定して稼働させることができるというメリットがある一方、共用サーバーと比較して、導入・ランニングコストが高いというデメリットがあります。
ホームページの規模が小さい場合は、共用サーバーを利用し、ホームページを運営していく中で、共用サーバーの性能ではホームページの閲覧・利用に支障が出るくらいホームページの規模が大きくなった場合は、専用サーバーに切り替えるといった使い分けを行いましょう。

ホームページにおけるSEO対策とサーバーの関係

サーバーは、ホームページの表示速度とセキュリティに大きな影響を及ぼし、これらはGoogleがホームページを評価する際の指標としています。そのため、ホームページのSEO効果を高めるためには、ホームページの高速表示と高いセキュリティが担保されているサーバーを選ぶことが重要です。
ここでは、サーバーがホームページのSEO対策に及ぼす影響を詳しく説明します。

表示速度

サーバーには、通信速度やメモリ、保存容量といったスペックがあり、サーバーによってその性能は大きく異なります。
高スペックのサーバーを利用する場合、ホームページの表示速度は速くなりますが、低スペックのサーバーを利用した場合は、ホームページの表示速度が遅くなります。ホームページの表示速度は、SEO対策に直接的な影響を及ぼす要素であり、表示速度の向上は、そのまま検索順位の向上につながります。
そのため、ホームページの表示速度を向上させて、SEO効果を高めるには、高スペックなサーバーを利用しましょう。

セキュリティ

ホームページのセキュリティは、ホームページ本体のセキュリティはもちろん、利用するサーバーによって大きく左右されます。
ホームページの内部にアクセスするには、まず、データが保存されているサーバーにアクセスする必要があります。仮に、保存先のサーバーのセキュリティが脆弱である場合、ホームページの内部に簡単にアクセスされてしまうため、ユーザーの個人情報等が盗まれる可能性が高まります。
Googleは、ユーザーが安心して検索エンジンを利用することができるよう、個人情報等の盗難リスクを最小限に抑える必要があるため、セキュリティ体制が整備されていないホームページの評価を下げ、セキュリティ体制が整備されているホームページの検索順位を上げるというアルゴリズムを取り入れています。
Googleから好評価を受け、ホームページの検索順位を向上させるために、高いセキュリティが担保されているサーバーを選びましょう。

通信距離

前述のとおり、ホームページを閲覧するためには、データを読み込むためにサーバーにアクセスする必要があることから、サーバーが海外のような遠隔地にある場合、通信距離が必然的に長くなります。
通信距離の長さは、通信時間に影響し、通信時間が長くなるとホームページの表示速度も遅くなるため、ターゲットとするユーザーによってサーバーを選ぶ必要があります。(日本のユーザーをターゲットとする場合は、日本にあるサーバーの利用をお勧めします。)
上記の理由から、通信距離が短いほど表示速度が速くなるため、理論上は、SEO効果を向上させることができますが、実際は、通信距離が表示速度に与える影響は微々たるものであり、ホームページの検索順位に大きく影響することはありません。
通信距離は、同スペック・セキュリティのサーバーが複数台ある場合に、どのサーバーを選ぶかの基準として確認する程度の要素であることを理解しておきましょう。

今回のまとめ

サーバーは、ホームページの表示速度やセキュリティに大きな影響を及ぼし、これらはGoogleがホームページの検索順位を決定する際に判断基準としている要素です。
低価格という理由だけで闇雲にサーバーを選んでしまうと、ホームページの集客に悪影響を及ぼすおそれがあります。
そのため、サーバーは、値段ではなく表示速度とセキュリティの観点から選ぶことをお勧めします。

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