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ECサイトを制作する際にASPサービスを選ぶ際の考え方

2021
.01.04

ECサイトを制作するにあたり、自社で全てのシステムを開発する企業は少なく、ほとんどの企業がASPサービスを契約して利用するかと思います。しかし、代表的なASPサービスだけでもかなりの種類があり、それを選べば良いのかわからずに困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなECサイトを制作する際にASPサービスを選ぶ際の考え方や判断基準をお伝えします。

【目次】
1.ECサイトにおけるASPサービスの役割とは
2.ECサイト制作でASPサービスを選ぶ際の5つの考え方
 a.使い勝手の良さ
 b.UX/UIの良さ
 c.サポートの充実度
 d.サービス継続の可能性
 e.ECサイトとの連携
3.ASPサービスがSEO対策に与える影響
4.今回のまとめ

ECサイトにおけるASPサービスの役割とは

ECサイトを制作するにあたり、自社でショッピングカートや在庫管理、決済システムなどのプログラムを制作するという企業はほとんどありません。自社でプログラムを開発するには莫大なコストと時間がかかることから、一般的にはASPサービスを利用してECサイトを制作することがほとんどです。
ASPサービスとは、「アプリケーションサービスプロバイダサービス」の略称であり、ECサイトに必要な機能を開発した企業が、パッケージとしてその機能一式を提供するサービスのことです。
つまり、ASPサービスを利用することで、大手IT企業が開発したECサイトに必要なサービスを比較的安価な定額制(月額1万円など)で利用することができます。これにより、中小企業でも簡単にEC市場に参入できることから、ほとんどのECサイトがこのASPサービスを利用して運用されています。

ECサイト制作でASPサービスを選ぶ際の5つの考え方

ECサイトを制作する際は、次の5つの判断基準から利用するASPサービスを選定しましょう。後になってASPサービスを変更することはできません(技術的にはできますが、多額の修正料金が発生します)ので、慎重に考えることが大切です。

使い勝手の良さ

まずは何より、運用担当者が使いやすいことが最大の条件です。特に商品数が多い会社や商品の入れ替わりが激しい会社は、毎日のように管理画面にアクセスして触る必要がありますので、担当者にとって使いやすい管理画面が提供されているASPサービスを選びましょう。
中には、デモ画面を触ることができたり、無料で数日間だけ体験することができるものもありますので、ぜひ活用してみてください。

UX/UIの良さ

次に、ユーザーが購入しやすい(ユーザービリティが高い)デザイン・仕様設計になっているかを確認しておきましょう。
多くのASPサービスは、UX/UIが高く使いやすいデザイン・使用設計が採用されており大差ありませんが、中には文字が小さかったりデザインが古臭かったりと、使いづらいASPサービスもありますので注意しましょう。

サポートの充実度

平時の使い勝手も大切ですが、有事の際のサポート体制も確認しておくと安全です。中には、電話サポートを行っておらず、メールやチャットでの相談だけしか受け付けていないASPサービスもありますので注意してください。
ECサイトを数日間閉鎖するだけでも大きな損失となりますので、必ず充実したサポート体制を持つASPサービスを検討しましょう。
また、最近は海外の会社が提供するASPサービスも人気ですが、日本語によるサポート体制が整っていなかったり、突然日本でのサービス提供を撤退することも多々ありますので、慎重に判断しましょう。

サービス継続の可能性

当たり前ですが、ASPサービスを提供しているのも民間企業です。そのため、すごく使いやすくて気にっているASPサービスであっても、運営元の企業が倒産したりサービスを中止した場合は、ASPサービスが使えなくなってしまいます。
大手であれば安全という保証はありませんが、あまり耳にしないようなASPサービスや海外の運営会社のものは、数年後にサービスが中止されるリスクがありますので慎重に検討しましょう。

ECサイトとの連携

最後に、どれだけECサービスの使い勝手が良くても、制作したECサイトとの連携が困難であったり制限が発生するケースがあります。
例えば、「カートに入れるボタンはこのデザインを使わなければならない」「全体のレイアウトは変更できない」といったように、ECサイトのデザインやレイアウトに制限が発生することがあります。こういったケースの場合、ECサイトのCVRを落とすリスクを孕んでいるため、事前に制作会社の意見を聞いてみましょう。

ASPサービスがSEO対策に与える影響

結論から申し上げると、どのASPサービスを利用してもSEO効果は変わりません。
厳密に言えば、商品ページのmeta情報を個別に設定できるのか、WordPressとの連携はできるのかといった懸念点はありますが、日本で主流となっているASPサービスであれば、ほとんどどれも対応しているはずですので、選択する際にあまり気にしすぎることはありません。
そのため、ASPサービスを選ぶ際は、SEO対策という観点は一旦忘れて、ユーザーにとって購入しやすいか、自社で更新しやすいかという2点で選んでも問題ありません。

今回のまとめ

どんなECサイトを制作するかも大切ですが、どのASPサービスを利用するのかという視点も同じくらい大切です。今現在のことだけではなく、運用を開始した後のことも考えて、長く安定的に利用できるASPサービスを利用してECサイトを制作しましょう。

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