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WEBサーバーとデータベースサーバー、メールサーバーの役割と違い

2021
.01.28


ホームページを運営している方の多くは、WEBサーバーやデータベースサーバー、メールサーバーといったハードウェア・ソフトウェアを耳にしたことがあるかと思いますが、これらの役割や違いを正しく理解できていない方が散見されます。
ホームページの運営やリニューアル、サーバー移管などを行う際に、正しい知識を持っていない状態でサーバーを操作してしまうと、「ホームページが閲覧できなくなった」「データが消えてしまった」といった問題に繋がるおそれがあるため、基本的な知識だけでも理解しておく必要あります。
そこで今回は、代表的な3種類のサーバー「WEBサーバー」「データベースサーバー」「メールサーバー」の役割と違いを説明していきます。

【目次】
1.サーバーの種類
a.WEBサーバーとは
b.データベースサーバーとは
c.メールサーバーとは
2.各種サーバーの違い
3.今回のまとめ

サーバーの種類

冒頭でも述べたように、サーバーには様々な種類が存在し、それぞれ役割や機能が異なります。ここでは、代表的な3種類のサーバー「WEBサーバー」「データベースサーバー」「メールサーバー」の役割を説明していきます。

WEBサーバーとは

WEBサーバーとは、ホームページのデータ(htmlやcssファイルなど)を保管するサーバーのことです。
ユーザーがホームページにアクセスした際、利用しているブラウザからWEBサーバーに対して「オンカのホームページを閲覧したい」と要求します。その要求に対してWEBサーバーは、ホームページのデータをブラウザに送り、ブラウザはWEBサーバーから送られてきたデータをディスプレイに表示させます。つまりWEBサーバーは、ホームページのデータを保管しており、ユーザーがホームページにアクセスした際に、該当ホームページのデータをブラウザに送る役割を担っています。
WEBサーバーは、ホームページを公開するにあたり、ホームページの規模を問わず必要となるもので、X serverやさくらインターネットなどのレンタルサーバー会社(レジストラ)と契約することで、WEBサーバーを利用することができます。

データベースサーバーとは

データベースサーバーとは、WordPressのようなCMSで作成したコンテンツのデータや、ユーザーのID・パスワードといったユーザーごとのログイン情報などを保管するサーバーのことです。(DBサーバーとも呼ばれます。)
データベースサーバーは、WEBサーバーとは異なり、ホームページの公開に必要なサーバーではありませんが、前述のとおり、CMSで作成したコンテンツデータやユーザーのログイン情報などを保管する役割を担っているため、ブログの投稿を行う場合やユーザーごとに会員ページを設ける場合は、データベースサーバーが必要となります。
多くのレンタルサーバー会社では、WEBサーバーを契約することでデータベースサーバーもあわせて利用することができます。

メールサーバーとは

メールサーバーとは、メールの送受信を制御するサーバーのことで、「SMTPサーバー」「POPサーバー」で構成されています。SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーは作成したメールを他のメールサーバーに対して送信する役割を担っており、POP(Post Office Protocol)サーバーはメールを受信する役割を担っています。
メールサーバーは、メール機能を利用する場合にのみ必要なサーバーで、上述の「WEBサーバー」「データベースサーバー」とは異なり、ホームページの公開やCMSデータの保管などに必要なサーバーではありません。ホームページとは関係が薄いように感じますが、ホームページにお問い合わせ機能を設ける場合は、ユーザーからのお問い合わせを受信する必要があるため、メールサーバーも必要となります。
多くのレンタルサーバー会社では、WEBサーバーを契約することでメールサーバーもあわせて利用することができます。なお、メールサーバーとWEBサーバーを異なるレンタルサーバー会社で契約し、それぞれのサーバーを独立させて利用することも可能ですが、DNSレコードの設定を行う必要があります。

各種サーバーの違い

上述のとおり、WEBサーバーは、ホームページのデータを保管するサーバーのことで、ホームページの公開に必要となります。
また、データベースサーバーは、CMSで作成したコンテンツのデータや、会員制ページにおけるID・パスワードなどのデータを保管するサーバーです。
最後に、メールサーバーは、メール機能を利用する場合のみに必要となるサーバーで、WEBサーバーやデータベースサーバーとは毛色が異なり、ホームページとは関係が薄いように感じますが、ホームページにお問い合わせ機能を実装にあたって必要となるサーバーです。
つまり、ホームページの制作後、必ず用意しなくてはならないサーバーは、WEBサーバーのみであり、データベースサーバーとメールサーバーは、必要に応じて契約していくサーバーと覚えておいてください。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、WEBサーバーとデータベースサーバー、メールサーバーの基本的な役割と違いを理解することができたかと思いますが、サーバーを本格的に操作する場合は、より専門的な知識やスキルを習得する必要があります。
また、サーバーの仕様や機能などは、レンタルサーバー会社によって異なることが多いため、サーバーの操作は慎重に行うようにしましょう。

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