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ホームページ制作におけるFTPサーバーの役割とは

2021
.02.04

制作したホームページをインターネット上に公開するには、ホームページのデータをWEBサーバーにアップロードする必要があり、FTPサーバーと呼ばれる専用のサーバーを利用して作業を行います。このFTPサーバーついて正しく理解しておくことで、ホームページの公開直近に慌てることなく、ホームページの公開をスムーズに行うことができます。
そこで今回は、ホームページ制作におけるFTPサーバーの役割を説明します。

FTPサーバーの役割

FTPサーバーは、FTP(File Transfer Protocol)と呼ばれる通信方式を利用してインターネット上でファイルの送受信を行うサーバーのことを指し、制作したホームページのデータ(htmlファイルや画像データなど)をWEBサーバーにアップロードする際に必要です。あくまでもファイルデータを転送するサーバーであり、WEBサーバーやデータベースサーバーのようにデータを保存することはできません。
さくらインターネットやX serverに代表されるようなレンタルサーバー会社と契約してWEBサーバーをレンタルすることでFTPサーバーもあわせて利用することができ、ホスト名やユーザーID、パスワードを設定することでFTPサーバーを利用することができます。
また、データの送受信を行うには、FTPサーバーを用意するだけでは不十分で、FTPソフトと呼ばれる専用のソフトウェアをダウンロードする必要があります。なお、代表的なソフトウェアには、File ZillaやFFFTPなどがあり、これらのFTPソフトは無料でダウンロードすることができます。
前述のとおり、ファイルの送受信にはFTPと呼ばれる通信方式を利用しますが、この通信方式は暗号化されておらず、セキュリティ面で脆弱性が見られます。そのため、ファイルの送受信を行う際は、FTP通信ではなくFTPSやSFTPと呼ばれる通信方式を利用することもあります。

FTPS・SFTPとは

FTPS(File Transfer Protocol over SSL)とSFTP(SSH File Transfer Protocol)は、ファイルを暗号化して安全なFTP接続を行う通信方式のことで、どちらの通信方式もその役割は同じです。FTPSはSSL通信を、SFTPはSSH通信と呼ばれる通信技術を利用しています。これらの通信方式を利用することで、ファイルの送受信を行う際に、第三者によるデータの盗難や改ざんを防ぐことができます。
なお、大手のレンタルサーバー会社であれば、どちらかの通信方式には対応していることが多いため、用途にあわせてご利用ください。

今回のまとめ

今回の記事を読むことで、FTPサーバーの役割を理解いただけたかと思います。FTPサーバーは、ホームページを公開するにあたって必ず用意しなくてはならないサーバーで、ファイルの送受信には、File ZillaやFFFTPといったFTPソフトも用意する必要があります。
また、ファイルの送受信を行うだけであれば、一般のFTPで充分かと思いますが、FTPSとSFTPの通信方式を利用することで、より安全なFTP接続を行うことができます。FTPSとSFTPを利用するか否かは、ホームページ制作会社と相談しながら決定しましょう。

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