名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

企業がホームページを制作する際の動機として、「ホームページは24時間働いてくれる営業マンを買うようなもの」とおっしゃることがあります。確かにホームページは時間を問わずオンライン上でサービスを告知し続けてくれますが、果たして本当に24時間働く営業マンの代わりになり得るのでしょうか。
そこで今回は、「ホームページは24時間働く営業マンの代わり」になり得るのかという疑問を考えてみます。

ホームページは時間を問わずセールスし続けてくれる集客ツール

ホームページは、確かに日曜日でも深夜でも、自社の商品やサービスを宣伝し続けてくれ、ホームページを経由して毎日のようにお客様を連れてきてくれます。ホームページがあれば、人間による営業や上でのプロモーションなどが要らず、ホームページのみで会社の売り上げをあげている企業も少なくないと思います。
また、人間だと一人の営業マンが一人のお客様に向き合うことしかできませんが、ホームページは、一度に複数のお客様がアクセスしても対応することができます。
他にも、県や国を跨いで遠く離れたお客様にもセールスすることができるため、まさに時間や距離という概念を超越してセールスしてくれる優秀な営業マンです。これほど優秀な営業マンは人間ではなかなか難しく、同じような働きをしてもらおうとすると、何人もの営業マンを雇って営業部隊を作るしかありません。

しかし作っただけで働いてくれるものではない

これだけを見ると、非常に優秀で万能なホームページですが、果たして本当でしょうか？周りの企業で「うちはホームページからバリバリ集客できているよ」という企業が少ないのはなぜでしょうか？
その答えは、「ホームページは優秀な営業マンだが、育てるのが大変」だからです。ホームページは、しっかりと育てれば上述のように優秀な営業マンの代わりとして活躍してくれますが、そのためにはしっかりと育てて活躍できるだけの力をつけてあげなければなりません。
ホームページは24時間、世界中に情報を発信し続けるツールですが、自分でお客様の玄関先に歩いて行って営業活動を行うことはありません。あくまでもお客様がホームページに訪問してくることが前提であり、検索順位を向上させるか広告を打って、ホームページへの流入数を増やさなければならないのです。
そのため、24時間働く優秀な営業マンになる可能性はありますが、そうなるためにはしっかりとSEO対策を行い、時間とお金と両力をかけて育てていった場合の話です。

今回のまとめ

ホームページに過度な期待をされる企業がありますが、ホームページも作ってから優秀な営業マンになるまでしっかりと育て上げなければなりません。この辺りは人間の営業マンと同じかもしれません。
ホームページは、流入したユーザーを購入に促すためのツールであり、しっかりと流入者数を増やすための手間をかけて育てていかなければならないことを覚えておいてください。