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中小企業がSNSではなくコンテンツマーケティングに注力すべき理由
2021
.10.09
WEBマーケティングと一言で言っても、その手法はさまざまであり、ホームページからの集客もあれば、ポータルサイトなどからの集客、YouTube配信まで、実に多岐にわたります。
そして、中小企業が真っ先に思い浮かぶ選択肢として、SNSの活用があると思います。しかし、このSNSに注力してしまうと、結果として痛い目を見ることも少なくありません。
今回は、中小企業がSNSではなくホームページのコンテンツマーケティングに注力すべき理由をお伝えします。
SNSは自社でコントロールできないメディアであることを理解する
SNSは、アカウント開設だけで手軽に始めることができるため、多くの企業や店舗で集客のために利用されています。また、その種類は様で、FacebookやTwitter、Instagram、LINE、YouTubeなど、実に多様な選択肢があります。
しかし、SNSは、あくまでも他社のプラットフォームを借りて運用しているものであり、これに依存してしまうと非常に危険です。仮にSNSの集客が好調でも、ブームが去ってしまったり、運営会社が新たなSNSを始めたりすれば、またゼロからやり直しです。
こういったリスクは自社でどうにかできるものではなく、流行と運営会社の判断によって、簡単に振り回されてしまいます。
オウンドメディアからの集客が基本
中小企業は、他社や流行に振り回されるSNSではなく、自社のホームページ(自社でコントロールできるメディアのことをオウンドメディアと言います)を活用した集客が基本です。自社ホームページのコンテンツマーケティングに注力し、オウンドメディアの集客力を向上させることが最も重要です。
自社の努力で目的とする成果をあげることができ、一度上位表示を達成してしまえば、ある日突然、下位に陥落することもほとんどありません。流行に左右されたり、他社の経営判断でホームページが使い物にならなくなることもありませんので、非常に安定的で効果の高いマーケティング手法なのです。
唯一、ホームページのリスクがあるとすれば、インターネットそのものがなくなることかもしれません。しかし、現代でインターネットがいきなりなくなることは極めて考えづらく、こうしたリスクはほとんど無いものと考えて良いでしょう。
2階建て部分の集客としてSNSを活用する
中小企業にとってSNSはリスクが高いという話をしましたが、決して手を出してはいけないものではありませんし、使い方によっては優れたツールにもなってくれます。
今回お伝えしたいのは、SNSをWEBマーケティングの中核に据えることであり、ホームページからしっかりと集客しながら、そのプラスアルファとしてSNSも運用していくのであれば、なんら問題ありません。ホームページを放ったらかしにして、SNS頼りの経営を行なってしまうと、最終的には、ある日突然集客できなくなって倒産という結末もあり得るので注意してください。
つまり、ホームページ集客を基本として、その更なる上積み(2階建て部分)としてSNSを活用していくことが、最も良いWEBマーケティングです。
今回のまとめ
今回は、SNSを中心に集客してしまうことで生じるリスクをご紹介しました。もちろん、業界によっては、若者にアプローチするための手段としてSNSが第一次選択になることもあり得ますが、その場合でも、やはり安定した集客は見込めません。
自社のオウンドメディアであるホームページのコンテンツマーケティングに注力し、その上でSNSなどのマーケティングツールを加えていきましょう。