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ホームページの静的ページをCMSで制作しない方が良い3つの理由

2021
.11.27

ホームページの静的ページをCMSで制作しない方が良い3つの理由

ホームページ制作会社から提案を受ける際、「静的ページも含めて全てCMSで制作する会社」と「更新頻度の高いページのみCMSで制作する会社」に分かれると思います。どちらもメリット・デメリットがありますが、結論から言うと静的ページについてはCMSで制作せずにHTMLで制作する方が良いと考えています。
今回は、そんなホームページの静的ページをCMSで制作しない方が良い3つの理由をお伝えします。

【目次】
1.CMSの機能についてあらためて考える
2.ホームページの静的ページをCMSで制作しない方が良い3つの理由
 a.CMSで制作された静的ページを修正するとバグが発生する
 b.ホームページ全体の表示速度が遅くなる
 c.ホームページ全体のセキュリティが低下する
3. 今回のまとめ

CMSの機能についてあらためて考える

CMSとは、コンテンツマネジメントシステムの略称で、ホームページに実装することで簡単にページの内容を更新できるようになるシステムのことです。CMSには様々な種類がありますが、世界的にもWordPressというCMSのシェアが圧倒的に高い状況です。そのため、ホームページにCMSを導入する際は、このWordPressが第一時選択として挙がることが大半です。
そもそもCMSは、ブログやお知らせなど、ホームページのページを簡単に作成・更新するために作られたシステムであり、サーバーにFTP接続しなくても、ブラウザ上で誰でも簡単に(直感的に)操作して編集することができます。

ホームページの静的ページをCMSで制作しない方が良い3つの理由

上述のとおり、そもそもCMS自体がブログのような動的ページの更新のためのシステムであり、頻繁に更新しないような静的ページに用いることを想定しているものではありません。そのため、静的ページまでもCMSで制作してしまうと、次のような不具合が生じてしまいます。

CMSで制作された静的ページを修正するとバグが発生する

静的ページをCMSで制作する理由として、「簡単に自社で更新したいから」という要望があると思います。確かにCMSで制作すれば静的ページでもブラウザ上で簡単に更新することはできますが、ご自身で行ってしまうと修正後のデバイスチェックや動作チェックが不完全になり、結果としてバグが発生することが多々あります。
結局、バグ改善のために制作会社に依頼しなくてはならなくなり、「それならCMSで制作した意味がない」という結果となります。特に、レスポンシブデザインで制作することが一般的な現代においては、そもそもお客さまご自身で修正作業を行うこと自体に無理があります。

ホームページ全体の表示速度が遅くなる

CMSは非常に便利で画期的なシステムですが、その分複雑なシステムで構築されているため、全てのページをCMSで制作することで表示速度が格段に遅くなります。表示速度が遅くなれば、その分だけユーザビリティが低下し、Googleの評価も落としてしまいます。
せっかく制作したホームページの使い勝手や検索順位を悪化させてしまっては本末転倒ですので、CMSの導入箇所は必要最小限にしておかなければなりません。

ホームページ全体のセキュリティが低下する

CMSは、FTP接続せずともホームページの内容をブラウザ上で編集できる画期的なシステムですが、管理者が簡単に編集できるということは、悪意を持ったハッカーたちも簡単に侵入できてしまうということです。
セキュリティが低下すると、ホームページ内でやり取りされる個人情報を抜き取られたり、スパムアタックの被害を受けて迷惑メールが大量に届いたりホームページが消滅したりと、致命的なサイバー被害を被ってしまいます。
便利なものは、その影にはリスクも存在することを忘れずに、むやみに全てのページをCMS化してしまうことは避けましょう。

今回のまとめ

制作会社から「全ページをCMSで制作します」と言われて良いことのように受け取る方がたくさんいますが、これは全く逆で、しっかりと断らなければなりません。むしろ、このような提案をする制作会社の提案は疑ってみた方が良いと思います。
もちろんCMS自体を全て否定するものではなく、そこに潜むリスクを理解しながら、必要最小限にとどめておくべきです。

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