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デザイン案を複数提示するホームページ制作会社が危険な理由

2021
.11.30

デザイン案を複数提示するホームページ制作会社が危険な理由

ホームページ制作を行う中で「デザイン案は一つだけですか?」「過去の制作会社はいくつかパターンを見せてくれたのに」という言葉を耳にすることが多々あります。
近年、複数のデザイン案を制作する制作会社が増加しており、ユーザーからすると好みのデザインを選ぶことができるため、一見、嬉しいことのように見えます。
しかし、ホームページ制作の目的を考え直すと、デザイン案を複数提示する制作会社がいかに危険か理解いただけるかと思います。
そこで今回は、デザイン案を複数案提示するホームページ制作会社が危険な理由をお伝えします。

【目次】
1.ホームページはあくまでも集客ツールの一つです
2.デザイン案を複数提示するホームページ制作会社が危険な理由
 a.制作会社が何が最適なデザインか理解できていない
 b.集客に大きな影響を及ぼす重要な判断をお客様任せになっている
3.今回のまとめ

ホームページはあくまでも集客ツールの一つです

コーポレートサイトやサービスサイト、採用サイト、ECサイトなど、ホームページには様々なジャンルが存在します。会社や商品の魅力を伝えるため、求人募集を行うため、商品を販売するためなど、役割はそれぞれ異なりますが、ユーザーから「問い合わせ」いただくという点は同じです。
どれだけホームページ上で自社の想いや魅力などを表現することができ、好みのホームページを制作することができたとしても、そのホームページからお問い合わせいただけなければ、そのホームページ制作は失敗と言えます。逆に、好みではないホームページであっても、そのホームページからお問い合わせいただくことができれば、WEBマーケティングとしては成功です。
ホームページは、自社の想いやこだわりを表現する場所ではなく、ユーザーから問い合わせいただくための集客ツールの一つであることを忘れないようにしましょう。

デザイン案を複数提示するホームページ制作会社が危険な理由

本項目では、デザイン案を複数提示するホームページ制作会社が危険な理由をお伝えします。

提案を通すことが目的になっている

そもそも、デザイン制作は、非常に時間がかかる工程であるにも関わらず、なぜ一部の制作会社は、わざわざデザイン案を複数提示するのでしょうか?それは、デザイン案をいくつか提示しておけば、「どれか一つは、お客様の心に響いて採用されるだろう」という制作会社の下心によるものです。つまり、お客様のことを考えて善意で複数のデザインを制作しているわけではなく、制作会社側の都合で数打てば当たる戦法を採用しているだけなのです。
本来であれば、設定したペルソナやコンテンツを踏まえ、ホームページのテイストやカラー、フォントのサイズ・種類などを一つひとつ決定し、ユーザーに的確に訴求することができる最善の一つを制作すれば良いはずです。
にも関わらず、「カッコいい系・可愛い系・ポップ系」や「赤パターン・青パターン・黄パターン」のように、テイストやカラーなどがそれぞれ異なるデザインを提示するということは、お客様の好みのデザインを制作したいという優しい理由ではなく、「いかに提案を飲ませてデザイン案を通すか」という制作会社側のエゴが表れていると考えた方が良いかもしれません。

デザインに捨て案が含まれる可能性があります

複数案のデザインを提示する制作会社の中には、制作会社側の努力や頑張りを伝えるために、捨て案のデザインを何パターンか制作してデザインの提案数を増やすケースが多々あります。つまり、一つデザインを制作したものの、「これだけだと寂しいからあと二つくらい作っておくか」と半ば適当に作ったデザインを加えて提案しているわけです。
捨て案デザインと本命デザインの集客効果が同じであれば問題ありませんが、もちろんそんなことは非常に稀です。お客さまが集客力の低い捨て案のデザインを選択してしまった場合、当然のことながらホームページから集客できる確率は大幅に低下してしまいます。
このような制作会社は、集客に大きな影響を及ぼす重要な判断をお客様に丸投げしており、お客様は、デザイン案の中からたった一つの正解を引かなければならない「ババ抜き」のような状態です。
デザイン案を複数提示された場合は、デザイン案に捨て案が含まれており、企業の命運を左右する重要な選択を確率の低いギャンブルで選ばされていると考えた方が良いかもしれません。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、デザイン案を複数提示するホームページ制作会社が危険な理由をご理解いただけたかと思います。
冒頭でお伝えしたとおり、ホームページ制作会社がデザイン案を複数提示すれば、好みのデザインを選ぶことができるため、一見、嬉しいことのように感じます。しかし、裏を返せば、「デザイン案を通したい」「重要な選択をお客様に丸投げしている」と考えることもできます。
繰り返しにはなりますが、ホームページ制作の目的は、ユーザーから問い合わせいただくことです。ホームページ制作を依頼する場合は、コンテンツの内容とユーザーの属性を踏まえ、最適なデザインを1パターンのみ提案する制作会社に依頼することをお勧めします。

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