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アクセス数が多いホームページはホームページのSEO効果が高まるのか?
2021
.12.06
検索結果の上位に表示されているホームページは、アクセス数が多いため、アクセス数が多ければ多いほどホームページのSEO効果が高まるという情報が出回っています。
しかし、アクセス数が多いほどSEO効果が高まるというのは、まったくのデタラメで、Googleの立場になって考えてみるとその理由を理解することができるかと思います。
今回は、ホームページのアクセス数がSEO対策に影響しない理由を説明します。
ホームページのアクセス数は検索順位に影響しません
冒頭でお伝えしたとおり、Googleのアルゴリズムにおいてホームページのアクセス数が多いことでSEO効果が向上するという記載はありません。
仮に、ホームページのアクセス数が検索順位に影響を及ぼすアルゴリズムをGoogleが取り入れた場合、人為的にアクセス数を増やすことでホームページを簡単に検索結果の上位に表示させることができてしまいます。つまり、資金力さえあれば、どのようなホームページでも検索結果の上位に表示させることができることに加え、検索結果の上位に表示されれば自然とアクセス数も増加するため、一度検索結果の上位に表示されてしまえば、半永久的に検索結果の上位に表示されることとなります。
このような裏技的な手法でホームページを上位に表示させることができてしまうと、ホームページの担当者は有益なコンテンツを制作しなくなり、質の悪いコンテンツばかりが検索結果の上位に表示されてしまいます。
もちろん、これは検索エンジンの利便性が低下することを意味しており、ユーザーのGoogle離れにつながります。そのため、Googleは、このようなユーザーに少しの利益も提供していない行為を評価することはありません。
アクセス数が多いホームページが検索結果の上位に表示されている理由
検索結果の上位に表示されると、自社のホームページが検索結果の上位に表示される機会が増えるため、ホームページのアクセス数が自然に増えることとなります。つまり、アクセス数が多いから検索結果の上位に表示されるのではなく、検索結果の上位に表示されるからアクセス数が増えるという認識が正しいです。
Googleは、大きく大別しても200カテゴリ以上の評価基準でホームページの評価を総合的に決定しており、Google から高い評価を受けたホームページから順番に検索結果に表示されていきます。
数あるアルゴリズムの中でも、Googleは「ユーザーにとって有益なコンテンツ」を高く評価するため、ホームページのアクセス数を増やしたいホームページ担当者は、コンテンツマーケティングに取り組み、質の高いコンテンツ制作に取り組みましょう。
今回のまとめ
今回のブログを読むことで、アクセス数がSEO効果に影響を及ぼさないことをご理解いただけたかと存じます。
Googleは、ユーザーにとって有益ではないコンテンツや行為などを検索アルゴリズムに取り入れることはありません。
SEO対策に関する様々な情報がネット上に溢れていますが、それが真実なのかどうか迷った場合は、Googleの立場に立って考えてみることをお勧めします。