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ホームページの制作ディレクターってどんな仕事?
2021
.12.24
ホームページ制作には、デザイナーやエンジニア、マーケター、ライターなどの様々な職業のプロが携わっており、WEBディレクターもその一つです。
デザイナーやエンジニアなどがどのような仕事を担っているかご存知の方は多いかと思いますが、「WEBディレクターって何するの?」と疑問の方は多いと思います。
そこで今回は、WEBディレクターの仕事内容を知りたい方や、WEBディレクターになりたい方に向けて、WEBディレクターの役割と仕事内容をお伝えします。
【目次】
1.ホームページ制作におけるWEBディレクターの役割
2.WEBディレクターの仕事内容
a.企画・構成
b.ヒアリング・原稿執筆
c.ワイヤーフレーム制作
d.仕様設計
3.今回のまとめ
ホームページ制作におけるWEBディレクターの役割
directorを直訳すると「監督」「指示する者」という意味で、direction(方向)にer(-する人)が付いた言葉です。
冒頭でお伝えしたとおり、ホームページ制作には、様々なクリエイターが携わっており、集客に結びつくホームページを制作するために、チームが一丸となってホームページ制作を進めていきます。しかし、それぞれのメンバーが思い思いに仕事してしまうと、仮に個々のレベルがどれだけ高くても高い集客力を備えたホームページを制作することができないため、ホームページ制作のゴールを設定し、一つの方向(direction)に向かってチームメンバーをまとめる指揮者のような存在が必要です。
そのチームをまとめて指揮し、スムーズにホームページ制作を進める人をWEBディレクターと呼びます。デザイナーやエンジニアのように専門的な知識が必要ではありませんが、チームをまとめて円滑に制作を進めるために、WEB制作に関する幅広い知識が求められます。
WEBディレクターの仕事内容
ここでは、WEBディレクターの代表的な仕事内容を4つ紹介します。
企画・構成
打ち合わせをとおしてクライアントがホームページを制作する目的を伺った後、限られた予算の中で目的を達成するための方法を考え、ホームページ制作の方向性を決定します。
この作業は、WEBマーケターと一緒に行うケースがあります。
ヒアリング・原稿執筆
クライアントの事業内容や強み、サービス内容などをヒアリングします。その後、数千個単位のキーワードの検索ボリュームを調査して最適なキーワードを選定し、ユーザーのペルソナを踏まえ、Googleから評価される原稿をWEBライターと共に執筆します。
ワイヤーフレーム制作
ユーザーのペルソナと原稿の内容を踏まえ、デザインの大元となるワイヤーフレームを制作します。ワイヤーフレームとは、原稿や写真などの要素をどこに配置するかまとめたデザインの設計図のようなもので、デザイナーは、このワイヤフレームをもとにデザイン制作を進めます。
仕様設計
ホームページに実装するCMSや各種機能、アニメーション、アップロード先のサーバーなど、ホームページのコーディングに関する仕様設計を行います。エンジニアは、仕様設計に基づいてコーディングを行うことでホームページを構築していきます。
今回のまとめ
今回のブログを読むことで、WEBディレクターの大まかな仕事内容をご理解いただけたかと思います。
WEBディレクターは、一見、どのような役割を担っているか分かりづらい職業ですが、実は、ホームページ制作のほとんどの工程にも関わっており、最もお客さんと接する機会がある制作会社の顔となる存在です。
WEB制作に関する幅広い知識を求められることが多い分、ホームページの公開日を迎えた時の達成感も大きい職業です。WEBディレクターという職業は、責任感を持ってチームを引張っていくことができる方に向いているかもしれませんね。