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会社にとって不名誉な関連キーワード・サジェストキーワードを削除する3つの方法
2018
.02.13
ある日ふと自社のホームページを検索した時に、検索補助欄に「○○社 倒産」などと、マイナスイメージがつくようなサジェストキーワードが書かれているのを目にした方も多いと思います。
このサジェストキーワードは、ユーザーがもっと便利に検索できるよう、検索回数の多いものや、検索エンジンが重要と判断したものを表示させる仕組みです。しかし、ネガティブなキーワードを表示されてしまうと、企業にとっては迷惑極まりない話ですよね。
そこで、今回は、そんな会社にとって不名誉な関連キーワード・サジェストキーワードを削除する3つの方法についてお伝えします。
【目次】
1. 関連キーワード・サジェストキーワードの更新サイクル
2. 関連キーワード・サジェストキーワードを削除する3つの方法
a.検索エンジンへの削除申請
b.良質なコンテンツの配信
c.経年削除
3.今回のまとめ
【目次】
関連キーワード・サジェストキーワードの更新サイクル
関連キーワードとサジェストキーワード の更新サイクルについてご説明する前に、それぞれの違いからお伝えしていきます。関連キーワードとは、検索欄に入力したキーワードと関連が深いと判断されたキーワードを、検索結果画面の上部に表示する仕組みのことです。一方、サジェストキーワードとは、検索欄にキーワードを入力した際に、その下に表示される検索補助・予測変換のことであり、他のユーザーが頻繁に検索しているキーワードが表示される仕組みです。Yahoo!とGoogleそれぞれに関連キーワード とサジェストキーワード が存在するため、あわせて4種類が存在します。
関連キーワード
サジェストキーワード
そんな関連キーワード とサジェストキーワードは、それぞれ更新されるサイクルが異なります。Yahoo!の場合は、関連キーワードもサジェストキーワードも、どちらも原則1日1回更新されます。一方で、Googleの場合は、関連キーワード は原則年に4回、サジェストキーワード は原則15日に1回の更新です。Yahoo!の方は毎日更新されるのに対し、Googleは一度表示されたものはなかなか更新されず、Googleの関連キーワードに至っては、7ヶ月も更新されないことすらありました。
関連キーワード・サジェストキーワードを削除する3つの方法
上述のように、特にGoogleにおいては、十数日〜数ヶ月待たなければ関連キーワードやサジェストキーワードが更新されません。これが自社にとって良い内容であれば良いのですが、「○○ホテル 食中毒」など、ネガティブなキーワードの場合、いつまで経っても汚名を返上することができません。
そこで、こちらの意図的に、不名誉な関連キーワード・サジェストキーワードを削除する方法が3つありますので、ご紹介したいと思います。
検索エンジンへの削除申請
一つ目が、各検索エンジンへの削除依頼を申請します。この申請が受理されれば、キレイさっぱり不名誉なキーワードを消し去ることができます。しかし、申請が認められるのは、根も葉もない誹謗中傷や名誉毀損にあたるものだけであり、先に例を挙げた「食中毒」など、実際に起こった事件の削除申請は認められません。
良質なコンテンツの配信
次に、ユーザーが読みたくなるような良いコンテンツ記事をたくさんアップし続けて、関連キーワードやサジェストキーワードを塗り替えるという方法です。これは、どの企業でも取り組めることですし、最も正攻法な取り組みですので、多くの企業はこの方法を選択することとなります。
経年削除
最後に、上記2つを試してみても成果が現れない場合、年月が経って削除されるのを待つほかありません。しかし、ユーザーの心理として、関連キーワードやサジェストキーワードにきになる内容があると、自然とクリックしたくなります。すると、また検索エンジンが「これは重要なキーワードだ」と判断してしまい、いつまで経っても不名誉なキーワードが残り続けます。
そのため、少し手間はかかりますが、二つ目にご紹介したとおり、良質なコンテンツを配信し続ける方法が賢明かもしれません。
今回のまとめ
検索エンジンは、やはりユーザーファーストです。いくら企業側にとって不名誉なことであっても、営業妨害に当たることであっても、ユーザーの知る権利が優先されてしまいます。事実無根な内容であれば、適切な方法で削除申請を行い、まったくの事実無根ではない場合は、地道に自社コンテンツを増やして、1日でも早くサジェストキーワードから追い出す他はなさそうですね。