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ホームページに実装することができる代表的なCMS4選
2021
.12.30
ホームページ制作には、HTMLやCSSなどの専門知識と技術が必要で、初心者が見様見真似で制作することは困難です。しかし、簡単なお知らせや告知、ブログなどを自社で投稿したいというニーズが昔から存在していました。
そんな中、CMSと呼ばれるソフトウェアが登場したことで、WEB制作に関する知識やスキルを持たない方でも、ホームページにブログ・コラムを簡単に投稿することができるようになりました。
CMSは、国内外で数多く開発されていることから豊富な種類が存在するため、これから新しくCMSを実装するホームページ担当者は、最適なCMSを選択することが困難かと思います。
そこで今回は、ホームページに実装することができる代表的なCMSを4つ紹介しますので、自社のホームページに実装するCMS選びの参考にしてください。
【目次】
1.ホームページに実装するCMSとは
2.ホームページに実装することができる代表的なCMS4選
a.WordPress
b.Drupal
c.Share With
d.Movable Type
3.どのCMSを実装するか迷ったらWordPressを選択しましょう
4.今回のまとめ
ホームページに実装するCMSとは
CMS(Contents Management System)とは、ブラウザ上でホームページに投稿するコラム・ブログ記事を管理・編集・更新することができるソフトウェアです。
コーディングに関する知識やスキルを持っていなくても、簡単にホームページを運用することができるという利便性から急速に普及し、現在では、インターネット上に存在する半数以上のホームページにCMSが導入されています。
CMSは、国内外で数多く開発されており、直感的に操作することができるという点において共通していますが、その種類によって操作方法や機能などが若干異なるため、実装の目的にあわせて最適なCMSを選択する必要があります。
なお、CMSは、プラグインと呼ばれる拡張機能をインストールだけで、「セキュリティ対策の整備」や「表示速度の向上」といった機能や効果などを追加実装できることも人気の理由です。
ホームページに実装することができる代表的なCMS4選
前項に記載したとおり、CMSは国内外で数多く開発されており、その数は800種類を超えると言われています。
ここでは、数あるCMSの中でも代表的なCMSをオープンソース(無料)と商用(有料)で2つずつ紹介します。
WordPress
WordPressは、すべてのCMSの中でも群を抜いてシェア率が高く、世界中で最も利用されているCMSです。オープンソースであることから無料で利用することができ、国内のホームページの80%以上がWordPressを実装しています。
Drupal
DrupalもWordPressと同様にオープンソースのCMSで、無料で利用することができます。デフォルトで多言語に対応しており、表示速度が速いというメリットがあります。しかし、WordPressと比較して操作が複雑で慣れるまでに時間がかかり、プログラマーのためのCMSとも言われています。
Share With
Share Withとは、野村インベスター・リレーションズ株式会社が有償で提供するオーダーメイドのCMSです。実装の目的や担当者のレベルにあわせて作られたCMSを利用することができますが、自社でShare Withをカスタマイズすることはできません。
Movable Type
Movable Typeとは、シックス・アパート株式会社が提供しているCMSで、商用CMSの中では、国内で最も利用されています。表示速度が速く、メーカーサポートを受けることができるというメリットがある一方で、プラグインの数が少なく、インターネット上に情報があまり載っていないというデメリットがあります。
どのCMSを実装するか迷ったらWordPressを選択しましょう
先の項目で述べたとおり、WordPressは、世界中で最も利用されているCMSです。そのシェア率の高さから、世界中でWord Press関連の情報が共有されているため、インターネット上で簡単に欲しい情報を探すことができるというメリットもあります。
また、元Googleのスパム対策チームリーダーのMatt Cutts(マット・カッツ)は、「WordPressを利用することで、SEO対策における膨大な課題を自動的に解決し、技術的な問題の80%〜90%に対処することができます。」と述べており、WordPressは、全CMSの中で唯一Googleから推奨されているCMSです。
CMSは、ブラウザ上でホームページを運用することができる反面、外部から容易にアクセスすることができ、サイバー攻撃の標的になりやすいというデメリットもあります。しかし、WordPressの提供企業は、CMSの提供企業の中でも最大級の規模を誇り、日々新たな開発やセキュリティ対策を行っているため、数あるCMSの中でも安全に利用することができます。
WordPressは、利便性やSEO、セキュリティなどにおいてその他のCMSと比較して優れている点が多いため、どのCMSを導入するか迷っている企業は、WordPressの導入をお勧めします。
今回のまとめ
今回のブログを読むことで、ホームページに実装することができる代表的なCMSをご理解いただけたかと思います。
CMSは、その種類によって搭載されている機能が異なるため、CMS実装の目的にあわせて選ぶことが重要ですが、上述のとおりWordPressは、その他のCMSと比較して優れている点が多いため、CMSの種類にこだわりがなければ、迷わずWordPressを実装することをお勧めします。