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情報を整理するのに役立つLATCHの法則

2022
.02.10

情報を整理するのに役立つLATCHの法則

複雑な情報や膨大なデータを分かりやすくまとめて資料に落とし込む際に便利な「LATCH(ラッチ)の法則」というものをご存知でしょうか?
「LATCHの法則」とは、アメリカのリチャード・ソール・ワーマンというグラフィックデザイナーが提唱した法則です。
インフォメーションアーキテクトと呼ばれる、情報を整理しユーザーに分かりやすく伝える技術・学問において先駆者と呼ばれた彼が編み出したLATCHの法則を理解することで、分かりやすい資料作りにはもちろん、WEBデザインにも役立てることができます。
今回はLATCHの法則を使った情報整理の方法について解説していきます。

【目次】
1. LATCHの法則とは
2. 情報を整理するための5つの法則
a. Location(場所)
b. Alphabet(アルファベット・あいうえお順)
c. Time(時間)
d. Category(カテゴリ)
e. Hierarchy(階層)
3.今回のまとめ

LATCHの法則とは

LATCHの法則とは、前述の通り情報を整理しユーザーに分かりやすく伝えるための法則です。
「Location(場所)」「Alphabet(アルファベット・あいうえお順)」「Time(時間)」「Category(カテゴリ)」「Hierarchy(階層)」の頭文字をとって「LATCHの法則」と名付けられています。
LATCHの法則について理解することで、煩雑な情報をユーザーに正しく伝えたり、膨大な量のデータから目的の情報を選びやすくさせたりすることができます。
また、ホームページ制作にLATCHの法則を応用することで、ユーザーは正しく情報を得る事ができ、ホームページの回遊を促す効果が期待できます。

情報を整理するための5つの法則

ここからは、5つあるLATCHの法則について解説していきます。

Location(場所)

LATCHの法則のLを表す「Location(場所)」で情報を整理する方法です。
場所の並び順から情報を並べる方法で、日本では47都道府県の順番がよく用いられます。
例えば、お問い合わせフォームでユーザーに居住地を選択させたい場合、日本では最北端の北海道から順に選択肢が並んでいるのをよく見るかと思います。
もしこれが、あいうえお順で選択肢が用意されている場合、ユーザーは情報の規則性を普段から見慣れていない為、混乱してしまう可能性が高いです。
ただし、この法則を用いるには、大前提として「ユーザーが場所の並び順について理解している」必要があるので注意が必要です。

例:居住地選択のプルダウン、地図

Alphabet(アルファベット・あいうえお順)

アルファベット順や、あいうえお順で情報を整理する方法です。
本屋では著者名を「あ」〜「ん」の50音順で並べられているのをよく見かけるかと思いますが、この情報整理の方法もWEBデザインに応用する事ができます。
50音順で整理する方法は、辞書の索引でも用いられているように、ユーザーは一貫した規則性を用いて、膨大の情報の中から特定の情報を容易に見つける事ができます。
名簿を資料にまとめる時などに役立つ情報整理の方法です。

例:辞書の索引、スポンサー一覧

Time(時間)

時間軸に沿って情報を整理する方法で、年表や沿革、スケジュール表などでよく用いられる情報整理の方法です。
自社サービスを紹介するホームページでは、実際にユーザーが利用するまでのステップを時間軸に沿ってまとめる事があります。時間軸に並べる事によって、ユーザーはサービスを利用するイメージを持ちやすいといったメリットがあります。
新規のサービスや見慣れないサービスを打ち出す際、ユーザーに不安感を持たせないための有効な手段と言えます。

例:タイムテーブル、スケジュール

Category(カテゴリ)

情報をカテゴリごとに整理する方法です。
ブログを運用する際にカテゴリを設定する事が多いと思います。
カテゴリを設定することで、記事が大量にある場合でもユーザーは目的の記事を見つけやすくなります。
一般的なホームページは、運用を経る事でコンテンツが多くなっていくのが一般的ですが、その分ユーザーは目的の記事を見つけづらくなります。
適切なカテゴリをブログに設定することで、ユーザーのサイト内回遊を促す効果も期待できます。

例:ブログのカテゴリ、本屋のカテゴリ分けされた本棚

Hierarchy(階層)

Hierarchyは数の大きさや、重要度、番号順に並べる情報整理の方法です。
1位から順番に並ぶランキングもHierarchyを用いた情報整理です。
ECサイトでは、「人気の商品ランキング」や「よく見られている商品ランキング」を購入数やPV数をランキング形式にして掲載していたりします。
サイト固有のデータをランキングとして掲載する事で、ユーザーの目を引くポイントにもなります。

例:ECサイトの商品ランキング、値段順

今回のまとめ

今回紹介したLATCHの法則を用いて情報をまとめる事で、分かりやすい社内資料や目的の情報が見つけやすいホームページを作る事ができます。
質の高い資料やブログ記事を作成するために、LATCHの情報整理の法則を意識することをおすすめします。

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