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ホームページ制作における写真撮影の必要性と撮影時のポイント

2022
.02.14

ホームページ制作における写真撮影の必要性と撮影時のポイント

ホームページ制作において、写真はユーザーに企業やサービスのイメージを具体的に伝えるのに有効な手段です。テキストやアイコン、イラストなど、ホームページのコンテンツを構成する要素は様々ですが、テキストやアイコンで整理された情報よりも、実際にサービスを提供する様子が見えた方がユーザーには説得力があることもあります。また、実際に写真を撮影する際、写真を撮影するのはプロのカメラマンですが、企業のイメージを重視した写真を撮影するには、ディレクターやWEBデザイナー、広報担当者の協力が欠かせません。今回は、ホームページ制作における写真撮影の必要性と、ホームページ制作会社のディレクターやWEBデザイナー、企業の広報担当者が写真撮影にあたって注意するべきポイントをお伝えします。

【目次】
1.ホームページ制作に伴い写真撮影をした方がいい理由
 a.実際のイメージとの相違点がある
 b.他社と同じ写真を使ってしまう場合がある
2.ホームページ制作会社が写真撮影の際気をつけるべきポイント
 a.香盤表、撮影リストなどを用意し撮影をコントロールする
 b.実際にデザインに当てはめた際のバランスを考えたディレクションを心がける
3.企業の広報担当者が写真撮影の際気をつけるべきポイント
 a.事前に備品、モデルを用意する
 b.企業やサービスイメージを崩していないかのチェックを行う
4.今回のまとめ

ホームページ制作に伴い写真撮影をした方がいい理由

ホームページ制作とセットで写真撮影をした方が、実際のイメージに近い、信頼感のある良質なホームページを作ることができます。例外として、ホームページの目指す方向性と社内の雰囲気がどうしても合わないという場合は写真素材を使用した方がいい場合もありますが、予算と時間が合うなら写真撮影を検討するようにしましょう。

実際のイメージとの相違点

当たり前のことですが、写真素材を使ってしまうと、全く関わりのないモデルや場所が企業のホームページに掲載されることになります。実際、ホームページから問い合わせがあったクライアントが企業に訪問するとき、思い描いていた場所、人とは必ずギャップが生まれてしまいます。特に来店、来社が想定される企業は現実のイメージとの乖離が最小限になるように気をつけましょう。
また、サービスを提供する側の企業の場合、その企業が大切にしている強みやこだわりは多くの場合写真素材では表現できません。例えば最新の設備を導入していることをアピールしようとしても、写真素材では類似の設備写真やイメージ画像を使用するのが限界ということがほとんどです。企業のこだわりや強みを前面に押し出したいという場合は、できるだけ実際に写真を撮影することを検討しましょう。

他社と同じ写真を使ってしまう場合がある

写真素材は、無料素材や有料素材に関わらず、誰でも使用することができます。そのため、写真素材を使用するとテーマやシーンが同じ同業他社のホームページと同じ写真を使用してしまうというリスクがあります。ホームページを観覧するユーザーが取引先など複数企業を検討していた場合、同じ画像が使用されているホームページを見つければ企業に対し不信感を抱くかもしれません。その点、撮影した写真は唯一無二のものなので心配の必要がありません。

ホームページ制作会社が写真撮影の際気をつけるべきポイント

ホームページ制作会社に所属しているカメラマンが撮影する場合と、制作会社外のカメラマンに撮影を依頼する場合両方に当てはまることですが、カメラマンに任せっきりではホームページ制作において完璧な写真を撮影することは困難です。制作会社のディレクターやデザイナーが企業との間に立ち撮影現場をコントロールしなければ、時間内に必要な写真を撮影し切ることも難しいでしょう。また、デザイナーは写真自体の構図だけではなく、デザインに当てはめた時のバランスなどを含めてディレクションすることが重要です。

香盤表、撮影リストなどを用意し撮影をコントロールする

写真撮影の前には香盤表や撮影リストを作成し、企業と撮影日のスケジュール、注意事項を共有するようにしましょう。デザインをあらかじめ制作して写真のイメージをあらかじめ共有していても、制作会社と企業の間で撮影シーン、撮影内容にギャップがある場合もあります。どんなシーンを撮影したいかだけでなく、モデルの数や備品の有無など、詳細に共有をするようにしましょう。

実際にデザインに当てはめた際のバランスを考えたディレクションを心がける

特にデザイナーが気をつける部分ですが、実際にホームページのデザインに写真を当てはめた時のバランスを想像しながら撮影のディレクションをするよう心がけましょう。写真の上にキャッチコピーなどのテキストが乗る部分はもちろん、SPページのデザインで写真の縦横比が逆転した際の見え方など、実際のデザインを想定しながらディレクションを行いましょう。

企業の広報担当者が写真撮影の際気をつけるべきポイント

制作会社だけでなく、企業の広報担当者も撮影時のキーパーソンです。ホームページ制作中のやり取りと同様、制作会社と企業の橋渡し的役割はもちろん、企業側の人間として企業のもつイメージが写真で崩れていないかディレクションする必要があります。写真撮影がスムーズに行えるよう事前の準備、企業の持つイメージやホームページの目的を考慮したディレクションを心がけましょう。

事前に備品、モデルを用意する

広報担当者は制作会社が事前に用意した香盤表、撮影リストを元に、備品やモデルを用意するようにしましょう。社員をモデルにする際は、本人に撮影が可能か許可を得ておく必要があります。また、権利的な面で備品の写真をホームページに使用していいかも注意しましょう。当日社員の予定が合わずスケジュール通りに進行することが難しい場合は前もって制作会社に相談するようにしましょう。

企業やサービスイメージを崩していないかのチェックを行う

写真の構図やバランス、色味やストーリー性はカメラマンやデザイナーがディレクションしますが、撮影した写真がホームページに掲載していいものなのかという最終判断は企業側が行う必要があります。例えばクライアントに対して商談をするシーンを撮影する場合、パソコンを開いて資料を見せるのが適切なのか、印刷した資料で説明するのが実際のシチュエーションに近いのか制作会社だけでは判断しきれません。もっと細かいところだと、社員ネクタイは緩んでいてもいいのか、社内のテーブルには物が置いたままでいいのか、企業が演出したいイメージを理解し、風紀委員が如き立ち回りも広報担当者には要求されます。分からないことがあれば制作会社に相談し、協力して撮影を進められるようにしましょう。

今回のまとめ

写真を撮影するためにシャッターを切るのはカメラマンただ一人ですが、ホームページ制作全体に言えるように良質なコンテンツを制作するためには周りの人間の協力が不可欠です。デザインの意図や企業が演出したい世界観を共有し合い、クライアントが引き込まれるような写真が撮影できるようにしましょう。

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