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目的に合わせてYahoo!とGoogleのリスティング広告を使い分けましょう

2018
.04.04

ホームページ集客に取り組んでいる企業の中には、SEO対策だけではなかなか効果を出せず、リスティング広告を出すことも考えている企業も多いと思います。日本人ユーザーが普段使用している検索エンジンは、Yahoo!とGoogleの2社が大多数を占めるため、リスティング広告を出す際は、この2社のどちらかに出すことを考えます。しかし、Yahoo!とGoogleの利用者や特徴の違いが分からず、どちらに広告を出せばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなYahoo!とGoogleの検索エンジンとしての特徴や、Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsの特徴をお伝えします。

【目次】
1.Yahoo!とGoogleの特徴
2.Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsの特徴
 a.Yahoo!プロモーション広告
 b.Google AdWords
3.今回のまとめ

Yahoo!とGoogleの特徴

2017年に行われたニールセン デジタル株式会社の調査によると、日本におけるパソコンからインターネットを利用しているユーザーのうち、利用している検索エンジンの利用者数は、1位がYahoo!で平均月間利用者数が3,377万人、2位がGoogleで平均月間利用者数が2,392万人でした。また、スマートフォンからの利用者数は、1位がGoogleで平均月間利用者数が6,048万人、2位がYahoo!で平均月間利用者数が5,631万人となり、パソコンからの利用者数とは逆の順位になりました。
日本ではYahoo!の方がGoogleよりも先にビジネスを展開しており、その頃からインターネットを利用しているユーザーはYahoo!の利用率が高く、スマートフォン世代の若い年代は、Googleを利用しているユーザーが多い傾向にあります。
また、2015年に行われた株式会社ヴァリューズの調査によると、男性は58%がGoogle、40%がYahoo!、2.1%がbingを利用しており、女性は54.9%がGoogle、43.4%がYahoo!、1.7%がbingを利用しています。この結果から、女性の方がYahoo!を利用する割合が高い傾向があるようです。
なお、最近では、GoogleがAIスピーカー「Google home」の販売を開始したため、今後Googleの使用率は、さらに高まっていくのではないかと言われています。

Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsの特徴

日本では、検索エンジン市場のシェアが、Yahoo!とGoogleの2社で約9割を占めているため、主にこの2社の検索エンジンにリスティング広告を出すことが効果的です。前項ではYahoo!とGoogleの特徴をお伝えしましたが、次はYahoo!の「Yahoo!プロモーション広告」と、Googleの「Google AdWords」の2つの特徴をご紹介します。

Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!は、パソコンでの利用者数が日本で1番多い検索エンジンです。Yahoo!プロモーション広告では、Yahoo!に加え、bing、Ameba、@niftyなどの提携サイトでも広告を表示でき、動画広告はGYAO!に配信できます。また、表示させる際は、次の図のようなクイックリンクオプションと電話番号オプションの2つが選択できます。さらに、Yahoo!プロモーション広告を利用中であれば使用できる「Yahoo!アクセス解析」という無料のアクセス解析ツールが用意されています。

Google AdWords

Googleは、スマートフォンからの利用者数が日本で1番多い検索エンジンです。Google AdWordsでは、Googleのほか、goo、ライブドア、BIGLOBEなどの提携サイトにも掲載することができ、動画広告はYouTubeに配信できます。また、表示させる際は、クイックリンクや、Googleマイビジネスに登録されている電話番号、住所、レビューなど、複数のオプションが選択できるため、Yahoo!よりも細かい表示設定ができます。さらに、「googleアナリティクス」という無料のアクセス解析ツールとの連携が可能です。

今回のまとめ

広告にかけられる予算がある場合は、Yahoo!とGoogleの両方にリスティング広告を出稿するとより効果的ですが、どちらかだけにリスティング広告を出す際は、Yahoo!プロモーション広告とGoogle AdWordsの両方の特徴を理解した上で、どちらに広告を出稿するかをよく吟味しましょう。
少し年齢層が高めの主婦をターゲットとしてリスティング広告を出す際はYahoo!、通勤時間によくスマートフォンを見ているような男性をターゲットとしたり、YouTubeにもリスティング広告を出したい場合はGoogleというように、ターゲットや目的に合わせてリスティング広告を出す検索エンジンを選ぶことをお勧めします。

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