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WEBデザインで使える年齢や性別ごとの配色パターン集
2022
.12.02
色には性別や年齢を感じさせる配色が存在します。例えば彩度の高い原色を施した配色は、「元気な子供のイメージ」といったように独特の印象を与えます。これらは、文化や国籍の違いによって多少のイメージの違いはあっても、多くの人が同じ印象を受ける配色パターンとなっています。
今回のコラムでは配色パターンからユーザーが受ける印象を配色パターン例と合わせて紹介していきます。ターゲットユーザーの年齢や性別が明確になっている場合はぜひ参考にしてみてください。
【目次】
1. 女性らしい配色パターン
a.ロマンチックな女性らしい配色
b.エレガントな女性らしい配色
c.セクシーな女性らしい配色
2. 男性らしい配色パターン
a.ワイルドな男性らしい配色
b.都会的で洗練された男性らしい配色
c.ダンディーな男性らしい配色
3. その他の配色パターン
a.元気で若さを感じる子供のイメージの配色
b.やわらかい乳児のイメージの配色
c.ポップな若者のイメージの配色
4.今回のまとめ
女性らしい配色パターン
まず紹介していくのは女性らしい配色です。
ロマンチックな女性らしい配色
ロマンチックな女性らしい配色パターンは、比較的明るく色相差が少ないのが特徴です。柔らかく落ち着いた優しい印象を与える配色パターンです。ベースを暖色系にすれば穏やかな印象に、寒色系にすれば落ち着いた印象となります。
エレガントな女性らしい配色
明度の低い暖色やパープルでコントラストを付けすぎず緩やかにグラデーションさせるとエレガントな配色となります。優雅で気品のある大人の女性に人気な配色です。ゴールドやベージュを加えるとより華やかで上品な配色となります。
セクシーな女性らしい配色
セクシーな女性らしい配色ではピンクや赤、紫などに黒などを使用して引き締まったイメージに配色します。女性らしさを表現しつつ強さを感じる配色で、コスメブランドやファッションブランドの配色カラーとして使用されます。
男性らしい配色パターン
次に男性らしい配色パターンを紹介していきます。
ワイルドな男性らしい配色
ワイルドな男性らしい配色パターンでは、ネイビーやカーキ、ベージュなどのアースカラーを用いて構成されているのが特徴です。荒々しさや、たくましい印象を与えるこの配色パターンは、アウトドアブランドなどで使われることが多いです。
都会的で洗練された男性らしい配色
都会的で洗練された男性らしい配色では、明度と彩度を抑えた寒色系を用いてコントラストを抑えた配色が特徴です。寒色に加え黒やグレーなどの無彩色を用いることで、よりモダンで洗練された印象になります。
ダンディーな男性らしい配色
ダンディーな男性らしい配色では、落ち着いたトーンの寒色を用いた配色が特徴です。理知的で落ち着いた印象を生み、重厚感のあるイメージとなります。アクセントカラーでゴールドや赤を使うと紳士的で洒落た印象も与えます。
その他の配色パターン
その他の配色パターンも紹介します。
元気で若さを感じる子供のイメージの配色
高明度・高彩度の原色に近い配色パターンは元気な印象を与え、子供向けのデザインの配色にぴったりです。色相もカラフルにすることで、よりポップな印象となります。子供向けのおもちゃや保育園などのWEBデザインで使用されることの多い配色パターンです。
やわらかい乳児のイメージの配色
やわらかい乳児のイメージの配色では暖色系のペールトーンカラーを用いることが多いです。刺激がなく、やわらかい印象を与えるこの配色は、安心感があり、乳幼児向けのプロダクトデザインなどで使用されることが多いです。
ポップな若者のイメージの配色
大学生や高校生向けのWEBデザインで使われるのが、明るいトーンで多くの色相を使った配色です。ただし、子供向けの配色で紹介したような極めて高彩度の色は幼稚な印象を与えてしまう可能性があるため、彩度を落としたり、無彩色を使用したりと工夫を加えると良いでしょう。新卒向けの採用サイトや大学の入学者向け特設サイトなどで使うと効果的です。
今回のまとめ
今回は年齢や性別ごとのイメージの配色パターンを紹介しました。WEBデザインを制作する際に配色に悩まれた場合は、ぜひ今回のコラムを参考にしてみてください。