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旅館の集客を最大化するホームページ制作のポイント

2026
.08.17

旅館の集客を最大化するホームページ制作のポイント

現在、多くの観光客はGoogleやYahoo!などの検索エンジンを利用して宿泊施設を探し、口コミや料金、サービス内容を比較した上で予約先を決めています。そのため、予約前には宿泊施設の公式ホームページを確認する人も多いです。また、自社の公式ホームページは、旅館の魅力や世界観を伝えるだけでなく、自社予約を増やすための重要なツールです。公式ホームページを持つことで、OTA(オンライン旅行代理店)へ頼りきりの状態から抜け出し、旅館の収益化に繋げることも可能です。今回は旅館の集客を最大化するためのホームページ制作のポイントと、参考になる旅館サイトの事例をご紹介します。

旅館の集客を最大化するためのホームページ制作のポイント

旅館の集客を最大化するためには、デザイン性だけでなく、「ターゲットを明確化する」、「予約率を高める導線設計」、「レスポンシブ対応」が重要です。そのため、今回はこの3つのポイントを旅館のホームページ制作という観点からご紹介します。

ターゲットを明確化し、コンセプトに合ったホームページを制作する

旅館のホームページ制作で最も重要なのは、誰に来て欲しいかを明確にすることです。
ファミリー向けなのか、シニア向けなのか、インバウンド観光客向けなのかによって、最適な情報設計は大きく変わります。

ファミリー層向け

ファミリー層は、宿泊料金や立地だけでなく、子供連れでも安心して宿泊できるかを重視する傾向があります。特に小さなお子様がいる家庭では、食事や設備、安全面に対する不安を感じやすいため、ホームページ上で必要な情報をわかりやすく伝えることが重要です。
デザイン面では、過度な装飾や複雑な導線は避け、必要な情報にすぐにアクセスできる設計を意識しましょう。また、ファミリー向けの設備やサービスがあるなら、具体的に掲載することで、宿泊前の不安を軽減し、予約につながりやすくなります。
例えば、以下のような情報を掲載すると安心感を与えられます。

・キッズスペースやプレイルームの有無
・ベビーチェアや子供用の浴衣などのお子様向け貸出用品
・お子様向けアメニティやおむつ用ゴミ箱の有無
・お子様ランチやアレルギー対応の可否
・家族で利用しやすい広めの客室情報

さらに、実際に家族で滞在している様子や子供が楽しんでいる写真を掲載することで、宿泊時のイメージを具体的に持ってもらいやすくなり、予約を後押しすることも期待できます。

シニア層向け

シニア層がターゲットの場合には、見やすさとわかりやすさを意識することが重要です。文字が小さくて読みづらく、どこを押せば予約できるのかわかりにくいサイトは、それだけで離脱の原因になります。特にスマートフォンの操作に不慣れなユーザーも多いため、迷わず目的の情報に辿り着けるかが予約率に直結します。
そのため、デザインや導線設計では、誰でも直感的に使えるかという視点が欠かせません。具体的には以下のようなポイントを意識することで、使いやすいホームページになります。

・文字のサイズを大きめに設定し、行間にも余裕を持たせる
・背景と文字のコントラストを高くし、視認性を保つ
・メニュー構造をシンプルにし、情報を探しやすくする
・空室検索や予約などの主要なボタンは目立つ色で配色する
・電話予約の導線も確保し、画面上部や追従ボタンで常に表示させる

特にシニア層では、オンライン予約より電話での予約を好む傾向にあるため、ワンタップで電話がかけられるボタンを常に表示しておくことが効果的です。また、フッター内だけに表示させるのではなく、画面下に追従する形で設置すると、いつでも電話がかけられ、予約の機会を逃さない導線になります。

インバウンド観光客向け

インバウンド観光客をターゲットにする場合は、日本らしさを体験できることをアピールし、ストレスなく予約・滞在できる環境を整え、その内容をわかりやすく伝えることが重要です。海外からの旅行者は、単なる宿泊先ではなく、日本文化を体験できる滞在先を求める傾向があります。そのため、世界観の訴求と実用的な情報の両立が求められます。
例えば、予約前の段階では、英語予約ができるのか、チェックインの方法、現地までの移動には困らないかといった不安を持つ可能性があります。そのため、これらの不安を事前に解消できる情報設計が大切です。
これらのことを踏まえて、以下の内容を意識したインバウンド観光客に安心感と魅力をアピールできるホームページを作りましょう。

・英語・中国語・韓国語などの多言語対応にする
・畳の客室や温泉、和食などの日本らしい体験を視覚的に伝える写真や動画を使う
・体験コンテンツ(浴衣、地元のツアー、茶道体験など)があるなら紹介する
・最寄り駅からのアクセス、空港からのルートや送迎サービスの有無を掲載する
・チェックインの方法や館内ルールを図やアイコンで直感的に理解できるようにする

また、海外ユーザーもスマートフォンで情報収集から予約までを完結させる傾向にあるため、レスポンシブデザインは必須です。特に、ページの読み込み速度や予約フォームの入力のしやすさは離脱率に直結するため、ストレスなく操作できる設計を心がけましょう。

予約率を高める導線設計

どれだけ写真や世界観が魅力的なホームページデザインでも、予約までの流れがわかりにくい場合、十分な成果につながりません。特に旅館の比較検討では、ユーザーは複数のサイトを行き来しながら、空室状況や料金、客室タイプを短時間で判断しているため、予約までの導線をいかに短くできるかが重要になります。
例えば、ユーザーはファーストビューでまず空室があるか、いくらで泊まれるかを確認し、その後に客室や食事内容を比較、検討します。しかし、空室情報が見つけられなかったり、予約ボタンの場所が分かりにくかったりすると、その時点で離脱する可能性が高くなります。
予約率を高める導線設計では、以下のポイントを意識しましょう。

・空室検索をファーストビューに配置する
・スクロール追従の予約ボタンを設置する
・予約プランを比較できる構成をとる
・どのページからでも予約ページに行ける導線にする

また、旅館のホームページにおいて、下記の情報は必ず掲載すべきコンテンツといえます。

・部屋の広さや雰囲気、眺望が伝わる写真
・朝食や夕食の紹介、レストランやバーの様子
・宿泊プラン
・アクセスマップ・所在地

レスポンシブ対応

宿泊施設を探しているユーザーは、移動中や休憩中などのスキマ時間にスマートフォンで情報収集する場合が多く、ページの表示速度や操作性が予約率に大きく影響します。例えば、画像の読み込みに時間がかかったり、予約ボタンが小さく押しづらかったりすると、ユーザーはストレスを感じて離脱する可能性があります。そのため、PCだけでなく、スマートフォンでも快適に閲覧・操作できるデザインにすることが重要です。例えば以下のようなポイントがユーザー体験に大きく影響します。

・ボタンサイズは押しやすいサイズか
・テキストの文字サイズは適切か
・画像表示はスムーズか
・予約フォームは入力しやすいか

特に表示速度は、離脱率にも直結するため、高品質な画像を使いつつ、画像の最適化をする必要があります。

旅館のホームページデザイン4選

上記でご説明したポイントを踏まえ、おすすめの旅館のホームページデザインを3つご紹介します。これらを参考に、より良いホームページづくりに活かしましょう。

Komado


Komado
Komadoは石川県小松市にある分散型宿泊施設NIPPONIAブランドの一つです。ファーストビューで大きく写真を使い、余白を効果的に取り入れることで、古民家の静けさや特別感を演出しています。ターゲット層である大人の旅行者に向けて、過度な装飾は避けたミニマルなデザインを用いることで、価格ではなく体験価値を訴求している点が特徴です。

宿 -SHUKU-


宿 -SHUKU-
宿 -SHUKU- は愛知県犬山市にある旅館で、インバウンド観光客の需要も見込んで英語対応されているホームページです。和の要素をベースにしたデザインが特徴的で、ファーストビューで大きく画像を使うことで強い印象を与え、一目でどのようなコンセプトなのかを伝えることができています。また、ナビゲーションの情報整理がわかりやすく、ユーザーが迷うことなく目的の情報に辿り着ける構造になっているため、離脱しにくいのも良い点です。追従する予約ボタンも自然な位置に配置され、予約の機会を逃さない設計となっています。

BYAKU Narai


BYAKU Narai
BYAKU Naraiは長野県にある宿です。ホームページ全体がストーリー性を持って構成されていて、単なる宿泊施設ではなく、滞在することで味わえる地域体験を魅力的に見せています。スクロールに合わせた演出や写真の使い方も洗練されており、ブランドの価値を高めるホームページとして好例です。また、予約ボタンがPCでもスマホでも追従するため、予約の機会を逃さない工夫がされている点も魅力です。

古民家宿るうふ


古民家宿るうふ
古民家宿るうふは、山梨県、群馬県、千葉県にあるおよそ100年の古民家を改修した一棟貸しの宿です。ファーストビューに予約可能か検索できる機能があり、予約のしやすさが特徴です。また、宿一覧部分ではユーザーの旅の目的やエリアに合わせておすすめの宿を提示してくれるため、ユーザーが宿選びに迷って離脱するのを防ぐことができています。デザイン面では、余白を多く用いることでゆったりとした時間が流れるような印象を与え、ところどころで動画を使用することで、ユーザーが宿泊イメージを持てるようにしています。

今回のまとめ

今回は旅館の集客を最大化するホームページ制作のポイントについて紹介しました。主なポイントは以下のとおりです。
・ターゲットを明確化し、コンセプトに合った情報設計やデザインを行う
・空室検索や予約ボタンを工夫し、予約率を高める導線を設計する
・スマートフォンでも快適に利用できるレスポンシブ対応を実施する
・参考事例をもとに、旅館の魅力や世界観を効果的に伝える工夫を取り入れる
ターゲットに合わせた情報設計と予約しやすい導線を意識して取り組みましょう。ホームページ制作についてのご相談は、名古屋のホームページ制作会社、株式会社オンカにご相談ください。

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AUTHOR

著者情報

デザイナー

A.T.

大学では法律を学び、新卒で不動産仲介会社に入社。その後、企画段階から企業のWeb周りを支援するWebマーケティングやWebデザインへの興味からスクールで専門的に学び、オンカにデザイナーとして入社する。シンプルで洗練された系統のデザインが得意。

  • 宅地建物取引士

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