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ECサイト制作時に参考にしたいホームページを業種別にご紹介
2020
.11.24
新型コロナウイルスの影響で、直接店舗に足を運ばなくても商品を購入することが可能なECサイトを利用するユーザーが増加しています。それに伴い、ECサイトの立ち上げやリニューアルを行う企業も増加しています。
今後もECサイトの需要が高い時期が続くことが予想されるため、今回は、ECサイトを制作する際に参考になるホームページを業種別にご紹介します。
【目次】
1. ECサイトを制作する際のポイント
2.食品を取り扱うECサイト
a.BRANCHÉ CHOCOLAT
b.SUKUSUKU BALL
3.伝統的な商品を取り扱うECサイト
a.株式会社 中村製箔所
b.土屋印店
4.雑貨を取り扱うECサイト
a.生活購買店reed
b.cado
5.今回のまとめ
ECサイトを制作する際のポイント
参考になるホームページをご紹介する前に、ECサイト制作時におさえるべきポイントをご紹介します。
まず、商品詳細ページは、できる限りシンプルな構成にしましょう。複雑な構成の場合、ユーザーが求めている情報をなかなか見つけられず、カートボタンまでたどり着けなくなってしまう可能性があります。そのため、ユーザーが求めている情報を素早く発見でき、スムーズにカートに追加しやすいデザイン構成にしましょう。
また、ECサイトでは、ユーザーが実物を手にしながら購入を検討することができないため、商品詳細ページを見て実物を想像しやすい商品を選択します。そのため、ユーザーが実物を想像しやすいように、商品の写真や特徴を複数掲載することをおすすめします。
食品を取り扱うECサイト
ここでは、食品を取り扱うECサイトをご紹介します。
食品を取り扱う場合は、アレルギーがある方が安心して購入できるよう、原材料や特定原材料を記載しましょう。
BRANCHÉ CHOCOLAT
こちらのECサイトは、トップページで商品にナイフを入れている写真を大きく設置していることにより、シズル感が感じられます。
商品詳細ページでは、その商品のこだわりや、使用している材料について詳しく記載することにより、食べたことがない人でも商品の味が想像できるようなページになっています。
SUKUSUKU BALL
こちらは、子供達が商品を食べている動画や写真が大きく掲載されているため、実際に自分の子供に食べさせた時のイメージが湧きやすくなっているECサイトです。
また、トップページで商品のポイントや写真を多く掲載することにより、商品詳細ページを見る前に商品について詳しく分かるようになっています。
伝統的な商品を取り扱うECサイト
つぎに、伝統的な商品を取り扱うECサイトをご紹介します。
伝統的な商品を取り扱う場合は、和が感じられるデザインで制作したり、職人が商品を作っている様子の写真を掲載すると良いでしょう。
株式会社 中村製箔所
こちらは、金箔製造会社が、実際に製造した金箔を販売しているECサイトです。
金箔は身近なものではありませんが、使用用途を複数記載しているため、企業から個人まで様々な方が手を伸ばしやすくなっています。
また、様々な金箔を比較した表と画像を掲載することにより、それぞれの金箔の差が分かりやすくなっています。
土屋印店
こちらのECサイトでは、既存の商品を販売している他のECサイトとは異なり、オーダーが入ってから手仕事で彫るオリジナルの印鑑を取り扱っています。
対応可能な書体や、印鑑が完成するまでの流れの写真を複数掲載しているため、どのような流れでどのような印鑑になるかが想像しやすいECサイトになっています。
雑貨を取り扱うECサイト
最後に、雑貨を取り扱うECサイトをご紹介します。
雑貨には嗜好品が多いため、購入してもらうためには、ユーザーに商品の魅力を最大限伝えられるようなデザイン構成にしましょう。
生活購買店reed
こちらのECサイトでは、器などの台所用品から花瓶やのれんなどの生活雑貨まで、幅広く販売しています。
商品のカテゴリーだけでなく、作り手や素材からも商品を絞って検索することが可能です。商品詳細ページでは、作り手についてのプロフィールも記載してあり、安心して商品を購入できます。
cado
こちらは、自社で製造した空気清浄機や加湿器等を販売しているECサイトです。
商品の写真をホバーすると実際にリビング等で使用している利用シーンの写真が表示され、購入後のイメージが湧きやすいデザインになっています。
自社で製造しているオリジナルの商品のため、商品詳細ページでは写真を用いて詳しく特徴が書かれており、商品の魅力がしっかりと伝えられています。
今回のまとめ
ECサイトでは、ユーザーが実際の商品を思い浮かべやすくすることが重要です。
様々な写真を掲載したり、商品の特徴を詳しく掲載しつつも、カートボタンへ簡単にたどり着くことができるデザイン構成で制作しましょう。