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近年、ホームページを保有する企業数の増加に伴い、SEO対策に力を入れたいと考えている企業も増加しています。SEO対策は、ホームページの構成を企画するディレクターや、適切なキーワードを用いて原稿を作成するライター、適切なマークアップやタグの設置を行うコーダーが深く関わる部分です。しかし、WEBデザイナーも意識すべきポイントがいくつか挙げられます。今回は、WEBデザイナーが意識すべきWEBデザインとSEOの関連性と、WEBデザインを行う際に意識すべきポイントをご紹介します。

WEBデザインとSEOの関連性

Googleのロボットがデザインの良し悪しを判断することは難しいため、WEBデザインとSEOは必ずしも直接関係性があるわけではありません。そのため、デザインが凝っていて見た目が優れているホームページと、デザインに力が入っていないホームページを比べた際に、どちらがSEOに強いかは一概に答えることができません。
しかし、ユーザビリティが低く離脱率や直帰率が高いホームページや表示速度が遅いホームページは、SEOに良くない影響を与えてしまいます。そのため、ユーザーが求めている情報に素早く辿り着けるような見やすく分かりやすいWEBデザインを意識しましょう。
また、デザイン性が高いホームページは拡散されて被リンクを獲得し、SEOに良い影響を与える可能性があります。見やすさと使いやすさを第一に考えつつ、素敵なWEBデザインを制作できるといいですね。

WEBデザインを行う際に意識すべきポイント

ここでは、Googleの検索エンジン最適化（SEO）スターターガイドから、WEBデザインに関わる項目を3つご紹介します。WEBデザインを行う際に意識するようにしましょう。
Googleの検索エンジン最適化（SEO）スターターガイドの他の項目については、以下をご覧ください。

検索エンジン最適化（SEO）スターターガイド

ホームページに基づいてナビゲーションをプランニングする

ホームページに訪れたユーザーが求めている情報に素早く辿り着きやすいようにするために、グローバルナビゲーションを設置するようにしましょう。その際、複雑な構成やデザインにすることは避け、多くのユーザーが求めている情報やお問い合わせにアクセスしやすいような構成やデザインにし、どのページからアクセスしても他のページに遷移しやすいように全ページに設置しましょう。

パンくずリストを使用する

パンくずリストとは、ユーザーが現在見ているページがホームページのどの部分にあたるかを階層で示したものです。WEBデザインを行う際は、ページ上部か下部に以下のように分かりやすく階層を表示し、内部リンクを設置しましょう。

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なお、階層は深くなるとユーザーが混乱してしまうリスクがあるため、分かりやすく適切なパンくずリストになるようなホームページ構成にしましょう。

サイトをモバイルフレンドリーにする

モバイルフレンドリーとは、モバイルにおいてもホームページが見やすく使いやすいことを指します。スマートフォンやタブレットからホームページにアクセスするユーザーの割合は年々増加しており、スマートフォンやタブレットでも見やすいホームページにすることが必要不可欠になってきています。WEBデザインを行う際はスマートフォンでも見やすいレスポンシブデザインにしましょう。

今回のまとめ

WEBデザインとSEOは直接関係性があるとは言えませんが、ユーザーが使いやすいと感じるWEBデザインにすることにより離脱率や直帰率が下がり、間接的にSEOに良い影響を与えることができる可能性があります。ユーザーが読みやすいテキストサイズにしたり、表示速度が遅くなるような大きいファイルサイズの画像を多用しないようにするなど、どのようなデザインであればユーザーが見やすく使いやすいホームページになるかを意識しながらWEBデザインを行いましょう。