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WEBデザインに入る前のデザインの方向性の決め方
2022
.09.12
ホームページは、企画書の作成やライティング、デザイン、撮影、コーディングなどの様々な作業を経て制作されますが、企業の担当者は、目に見えて分かりやすいデザインを重要視している方も多いのではないでしょうか。WEBデザインは、担当者の意見を反映しやすいものではあります。しかし、マーケティング目線で考えた際に、ターゲット層の好みや傾向を考慮せずに担当者の好みだけで決めてしまっては、獲得できたかもしれないユーザーを取りこぼしてしまうおそれがあり非常に危険です。
今回は、WEBデザインに入る前のデザインの方向性の決め方についてご説明します。
ターゲット層やペルソナを決める
ターゲット層やペルソナは、ホームページを制作する上で非常に重要な要素のひとつです。これらが定まっていないと、デザインだけでなくライティング等にも影響し、どの層に向けたコンテンツなのかが非常に分かりづらく、軸がぶれたホームページとなってしまいます。ホームページに訪れたユーザーをコンバージョンに繋げるために、ターゲット層やペルソナは制作前の企画の段階でしっかり定めておきましょう。
競合他社のWEBデザインを分析する
WEBデザインのテイストは、業種やターゲット層によってある程度絞り込むことができるため、競合他社のWEBデザインを分析することにより、ターゲット層の好みや企業の事業内容にマッチしたデザインの方向性へ導くことができ、コンバージョン率向上につながるデザインでホームページを制作することが可能です。WEBデザインに入る前には、業種やターゲット層が類似している競合他社のWEBデザインを分析するようにしましょう。
参考サイトを選ぶ
ターゲット層やペルソナが決まり、競合他社のWEBデザインを分析した後は、参考サイトを探しましょう。このとき、参考サイトが1つだけでは、デザインテイストが特定の層に偏ってしまったり、参考サイトとデザインが酷似してしまうおそれがあります。それら避けるために、競合他社のホームページを分析した際に発見した共通点を参考に、2~3つ程度参考サイトを選ぶと良いでしょう。
参考サイトの選び方やWEBデザインのギャラリーサイトについては、以下の記事をご覧ください。
ホームページをデザインする前の参考サイトの選び方
ホームページデザインの参考になるギャラリーサイト5選
今回のまとめ
ホームページは、企業のために制作するのではなく、ユーザーのために制作するものです。WEBデザインを担当者の好みで制作してしまった場合、獲得できたかもしれないユーザーを取りこぼしてしまい、コンバージョン率の低下に繋がるおそれがあります。ホームページを制作する際は、デザインを担当者の好みで決定することは絶対に避け、ターゲット層やペルソナをしっかりと考慮し決定した上で方向性を決めるようにしましょう。その際、業種やターゲット層が類似している競合他社のWEBデザインを分析し、ターゲット層の好みや企業の事業内容にマッチした色やテイストの参考サイトを2~3つ程度探した上でホームページ制作に入ることをお勧めします。