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オンラインショップ制作は既存サービスの活用をおすすめします

2023
.07.21

オンラインショップ制作は既存サービスの活用をおすすめします

オンラインショップ(ECサイト・通販サイト)を立ち上げる際、楽天市場やAmazon、BASEなどの既存サービスを活用すべきか、フルスクラッチで立ち上げるべきかとお客様から相談いただくことがあります。
どちらもメリット・デメリットがあり、企業によっておすすめする方法は異なりますが、費用やセキュリティ、CV獲得などの観点でバランスが良い方法として、「デザインを自由にカスタマイズすることができるECサイト構築サービスの活用」が挙げられます。
そこで今回は、デザインのカスタマイズが可能なECサイト構築サービスを活用すべき理由をお伝えします。また、おすすめのプラットフォームをご紹介します。

【目次】
1.オンラインショップのデザイン性を高めるべき理由
 a.オンラインショップのデザイン性が重視される業界
 b.オンラインショップのデザイン性が重視されない業界
2.ECサイト構築サービスを活用するメリット
3.おすすめのECサイト構築サービス
 a.Makeshop
 b.Shopify
 c.BASE
 d.費用面での3サービスの比較
 e.デザインのカスタマイズ性での3サービスの比較
5.今回のまとめ

オンラインショップのデザイン性を高めるべき理由

昨今では、コロナ禍の影響でオンライン事業に参入する企業が増えたこともあり、ユーザーは数多くのオンラインショップから欲しいものを吟味することができるようになりました。これにより、商品の良し悪しのみならず、オンラインショップ自体のデザイン性や使いやすさなどユーザーの求めるレベルが高まっています。
また、インターネットでの物の購入障壁が下がったことにより、オンラインショップは今や購買体験を楽しむ場としてのあり方を求められつつあります。このような背景から、オンラインショップのデザインがユーザーの購買行動に影響を与える可能性があることを考慮してオンラインショップを制作する必要があります。

オンラインショップのデザイン性が重視される業界

例えば、インテリアのBtoCオンラインショップにおいては、商品が自室のイメージと合うかあれこれ考え、購買体験自体を楽しんでいるユーザーが多いと考えられます。商品を選ぶ以前にオンラインショップの雰囲気やコンセプトが自分の好みと合うか判断することも多く、オンラインショップのデザイン性が重要視される傾向にあります。
その他にも、アパレルや美容、食品など、商品のビジュアルが重視される業界においては、独自オンラインショップの開設はマストと言っても過言ではありません。

オンラインショップのデザイン性が重視されない業界

オンラインショップのデザイン性が重視されるようになったとはいえ、業界やターゲットによってはそこまでデザイン性を求められていない場合もあります。
例えば、業務用資材のBtoBオンラインショップの場合、購買体験を楽しむというよりは必要な商品を手軽に購入することを目的としていると考えられます。
このような場合は、独自のオンラインショップを開設することは無駄になってしまい、楽天市場やAmazonへの出店だけでも十分かもしれません。ただし、商品のラインナップが多い場合などは、検索機能やカテゴライズ機能のある独自のオンラインショップを利用したいと考えているユーザーがいることを忘れてはいけません。デザイン性が重視されない業界であったとしても、独自オンラインショップで機能性を高めることにより、売上アップにつながる可能性があります。

楽天市場やAmazonと併せたオンラインショップの運用

オンラインショッピングを考えた時、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで商品名を検索するのではなく、まずは楽天市場やAmazonなどのモール型ECサイトにアクセスするという方も多いのではないでしょうか。2023年時点で、楽天市場とAmazonのアクティブユーザーはそれぞれ数千万人にものぼり、年々増え続けています。
このような背景を受け、オンラインショップ事業を行っている企業の多くが楽天市場やAmazonで商品を出品しています。デザイン性を持たせることはできませんが、多くのユーザーに自社商品を見てもらうことができ、売上の向上につながることは大きなメリットです。
独自のオンラインショップと併せ、楽天市場やAmazonを活用すればより高い集客力を得ることができるでしょう。

ECサイト構築サービスを活用するメリット

オンラインショップでは、インターネット上でお金のやり取りが発生します。オンラインショップにおける入金方法としては、注文後に振り込みする場合や、コンビニ決済、代金引換など様々な方法がありますが、昨今ではクレジットカードと連携した決済システムが組み込まれていることがほとんどです。クレジットカード情報を入力するだけで決済手続きが完了するため、ユーザーの購入ハードルを下げる上でクレジットカードの決済システムの導入は必要不可欠と考えて良いでしょう。
しかし、クレジットカード決済システムをオンラインショップに組み込むとなると、セキュリティ対策に万全を期す必要があり、そのために多額の費用が発生します。すでに安全性が確保されているECサイト構築サービスを活用することは、ハッカーが力をつけている昨今においてセキュリティ面でも費用面でも大きなメリットがあります。

おすすめのECサイト構築サービス

現在では、オンラインショップの需要の高まりを受け、ECサイト構築サービスが数多く提供されています。コストやデザイン、機能性は、どれも重視すべきですが、知名度や利用者数は特に重視すべきポイントの一つです。長年の実績があり多くの企業が利用しているサービスであれば、サポートが充実しており、セキュリティ面でも安心して活用することができます。
以下に、利用者が多く、コストやカスタマイズ性、機能性などにおいてバランスの良いオンラインショップのプラットフォームをご紹介します。

MakeShop

MakeShopは、GMOメイクショップ株式会社が提供しているオンラインショップ構築サービスです。既存のテンプレートで簡単にデザインを作成することはもちろん、HTMLやCSSで非常に自由度高くデザインすることができることが特徴です。
MakeShopは、初期費用や月額利用料が発生しますが、売上手数料が発生しません。決済手数料も他サービスよりも安いため、しっかり売上アップを狙っていきたいという企業にお勧めです。

Shopify

Shopifyは、カナダの企業であるShopify inc.が提供するECサイト構築サービスです。様々なテンプレートからトレンドを抑えたスタイリッシュなオンラインショップを作成できることが特徴です。MakeShopと比べて機能数は少ないですが、海外サービスであることからStripeやGoogle Pay、Apple PayなどMakeShopにはない決済サービスを利用することができます。
月額利用料や売上手数料は発生しますが、初期費用が発生しないため、手軽にオンラインショップを始めてみたいという企業にお勧めです。また、Shopifyは海外の通貨決済に対応しているため、海外ユーザーに物を販売する越境ECサイトの構築に向いています。

BASE

BASEは、BASE株式会社が提供しているオンラインショップ構築サービスです。商品が売れた際に発生するサービス利用料は発生しますが、初期費用や月額費用が発生しないため、とにかくスモールスタートで商品販売を始めてみたいという企業や個人事業主におすすめです。
また、プログラミングに関する知識がない方も簡単な操作でオンラインショップを開設できることも魅力の一つです。

費用面での3サービスの比較

3社を初期費用で比較すると、BASE・Shopifyが無料であるのに対し、MakeShopは11,000円〜の費用が発生します。また、月額費用においても、BASEは無料、Shopifyは29ドル〜であるのに対し、MakeShopは11,000円〜と最も高い費用が発生し、一見MakeShopは費用が高いと思われるかもしれません。
しかし、BASEやShopifyは売上が上がれば上がるほど売上手数料が高くなる仕組みであるのに対し、MakeShopは売上手数料が無料です。そのため、売上がある程度見込めるのであれば、MakeShopの方が安く運営できる場合もあります。
目標に応じ、長期的な目線で費用を検討することが重要です。

デザインのカスタマイズ性での3サービスの比較

デザイン面では、BASEよりもMakeShopとShopify の方が自由度高くカスタマイズすることができます。
MakeShopは、HTMLやCSSといった言語でカスタマイズすることが可能で、備えらえている様々な機能もデザイン性高く表現することが可能です。また、サポートが厚く、コールセンターに質問すれば構築方法や機能に関して回答があるため安心して制作することができ、デザインカスタマイズにおいて懸念されるセキュリティ面でも安心と言えます。
Shopifyは、Liquidという独自の言語でカスタマイズすることが可能で、こちらもかなり自由度が高いことが特徴です。ただし、作り手としては、Liquidという言語を理解する時間が必要となり、海外サービスであることからサポートがMakeshopよりも不十分というデメリットがあります。
BASEは、HTML編集Appという専用アプリで各ページをカスタマイズ可能ですが、HTML編集Appを使用すると、一部の機能の利用ができなくなります。また、運営元のサポートを受けることができないというデメリットがあり、セキュリティ面でも不安が残ります。

このように、各サービスは自由度や開発工程が異なるため、制作会社の対応可否が異なる可能性があることに注意しましょう。

機能性での3サービスの比較

ShopifyやBASEに比べ、MakeShopは幅広い機能を有しています。商品販売における基本機能から、まとめ販売機能やポイント機能、外部モールとの連携機能などプラスアルファの機能を有しており、様々な機能でユーザーを惹きつけることができます。
Shopifyは、販売処理や注文管理を行う機能など最低限の機能のみを備えており、Shopify app storeを使用して機能を追加する仕組みです。機能数は少なくありませんが、一部日本語に対応していない機能があるため要注意です。
BASEは、MakeShopやShopifyよりも機能が少ないですが、基本的な機能の他にもメールマガジン機能や定期販売機能など、オンラインショップを運用する上で便利な機能を備えています。基本的な機能さえ使えれば良いという方には、BASEで十分かもしれません。

今回のまとめ

オンラインショップ(ECサイト・通販サイト)を立ち上げる際は、知名度が高く、デザインやコスト、機能などにおいてバランスの良いMakeshop、Shopify、BASEを活用した制作をおすすめします。
MakeShopは機能の充実やサポートを求める方に、Shopifyは越境ECサイトの制作を検討している方に、BASEはとにかく安くスモールスタートしたい方におすすめとそれぞれ特徴が異なるため、今後自社でオンラインショップ事業をどのように展開したいか考えた上で選んでみてください。

AUTHOR

著者情報

ライター

M.H.

人材派遣会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ホームページ制作の企画・監修を行うWEBディレクターとしてアーティストやメーカー、公益法人、観光協会など多種多様なホームページの制作に携わり、現在はライターとしてホームページ制作に尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
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  • ウェブマスター検定1級

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