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デジタル時代に合った方法で効果的な採用活動を行いましょう
2018
.06.19
採用は、多くの企業にとって、重要な経営課題です。先日、大手企業が、大学生だけではなく向光性をターゲットにした採用活動を行なっているとメディアで紹介され、多くの企業が衝撃を受けたのではないでしょうか。
企業にとって人材は最も大切な経営資源であり、一方で、この人材がなかなか集まらずに悪戦苦闘している企業もごまんといます。そして、少子高齢化という時代もこの状態に大きく拍車をかけています。
今回は、そんな企業が行うべきデジタル時代の採用活動にについてお伝えして行きます。
求職者の多くがデジタルネイティブ
現在、求職者(特に新卒)のほとんどが「デジタルネイティブ」と言われています。デジタルネイティブとは、1995年以降の生まれで、生まれながらにしてインターネットというものが世の中にあった存在です。インターネットは生まれてすぐに使えるものではありませんから、物心ついたときにインターネットがあった世代と考えるともっと幅広く、1990年以降に生まれた世代をデジタルネイティブと考えても良いかもしれません。なお、この対義語は「デジタルイミグレイト」と呼ばれ、生まれた後にインターネットが登場した世代のことです。
現在、大学を卒業する22〜23歳の方は、1990年代半ばの生まれです。つまり、新卒の求職者はほぼ全てがデジタルネイティブの時代となりました。しかし、企業の採用活動は、20年前とそう大きく変わっておらず、せいぜいマイナビやリクナビなどのポータルサイトの活用くらいです。
採用を行う企業は、このような求職者の変化に合わせて、企業がとるべき戦略を変えていくことが求められています。
就職活動者の88%以上がホームページで情報収拾
デジタルネイティブが採用市場の中心となった現在は、企業がとるべき採用の方法を変えていかなければなりません。
エン転職の2017年調査によると、就職活動者の88%以上が企業のホームページから情報収集を行うと回答しています。一昔前は、大学のOB・OGに話を聞きに行ったり、企業の説明会が主な情報収拾の場でしたが、現在は、企業のホームページでまず情報収集を行い、エントリーする企業を取捨選択しています。つまり、企業がホームページを持っていない場合や、就職活動者向けの情報を掲載していない場合、その時点でエントリーするか否かの候補から漏れてしまいます。
デジタル時代の採用活動
上述のとおり、就職活動者のほとんどが、企業のホームページから情報収集をしています。このデジタル時代に採用活動を行う企業は、まずは自社のホームページを持ち、その中に採用情報を記載することが必須です。もちろんマイナビなどの求人ポータルも重要ですが、これらのポータルを見られた後は、必ずホームページを見られます。
そして、できれば企業のコーポレートサイトと採用サイトは別で設けることが重要です。コーポレートサイトの中の1ページとして採用情報が記載されているホームページと、採用のことだけを記載した採用サイトであれば、SEO対策の面からも断然後者の方がGoogleの評価も高くなります。「名古屋 製造業 求人」「愛知 ホームページ制作会社 求人」などの検索キーワードで上位表示を達成するには、採用サイトの制作が必須です。
今回のまとめ
デジタル時代においては、企業のホームページは必須です。ホームページがないと、今の時代は「存在しない企業」として扱われてしまい、ポータルサイトにいくらお金を出しても、思ったように効果が現れてくれません。求人媒体への投資も重要ですが、その最終的な受け皿となるホームページの整備が行われていないことで、貴重な人材を採り損ねている企業が沢山あります。
これから採用活動を考えている企業は、ホームページを設けてその中に採用情報を記載し、できれば採用サイトを別途制作することで、きっと企業の未来を背負う優秀な人材と巡り会うことができるようになりますよ。