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ホームページにおいてPCビューとスマホビューで大幅にデザインを分ける危険性

2020
.02.24

ホームページを制作する際に、PCビューとスマホビューでデザインを分けているケースをよく見かけます。私たちがホームページを制作する際も、お客様から「PCの時はこんなデザインで、スマホの時はこう変えてほしい!」という要望をいただくことがあります。
しかし、このようにホームページのPCビューとスマホビューで大幅にデザインを分ける場合、大きなリスクを伴うことを理解しておくことが重要です。
今回は、そんなホームページにおいてPCビューとスマホビューで大幅にデザインを分ける危険性についてお伝えします。

ホームページのPCビューとスマホビューを分ける場合

ホームページのデザインを、PCで見たときとスマホで見たときで、違ったデザインにすることがあると思います。
当然、デバイスによって画面の大きさや利用するシーンが全く違いますから、それぞれデザインを分けたいと思うのは自然なことです。180度違うデザインでなくても、特定のボタン・バナーだけ、メニュー部分だけというように、一部だけ違うデザインにする場合もあると思います。

クローキングというブラックハットSEO対策と間違われるかも!?

P Cとスマホでデザインを分ける意図は理解できるのですが、このような方法は、クローキングというスパムやブラックハットSEOと間違われて、Googleから思わぬペナルティを受けることがあります。
クローキングとは、ユーザーとクローラーに対して異なるホームページを見せる悪質なSEO対策の手法です。アダルトサイトなどで使われることが多いのですが、ユーザーには違法な動画サイトを表示し、クローラーに対しては一般的な動画サイトを見せておくことで、あたかも違法コンテンツが記載されていないようにクローラーに錯覚させる手法です。
PCで見たときとスマホで見たときのデザインを変えるということは、状況によって見せるコンテンツを意図的に変えているわけですから、クローキングと疑われる可能性があるのです。クローキングと判断されてしまった場合、検索順位を急落させられたり、ホームページを非表示もしくは削除させる可能性もあります。

PCとスマホのデザインは可能な限り同一に

とは言っても、PCとスマホのデザインを全く同じにしていては、Googleが目指すモバイル対応にはなりません。そのため、PCとスマホでは、必要最小限でデザインを分け、できる限り同じデザインを取り入れることに努めましょう。
明確な基準はありませんが、弊社では、「グローバルナビをハンバーガーメニューに置き換える」「写真やバナーのサイズとデザインを微調整する」程度に留めることをお勧めします。「スマホビューではこんなバナーを置きたい!」といった積極的なデザインの変更はお勧めしません。
なお、今回のクローキングに間違われてしまうリスクのお話は、あくまでもレスポンシブデザインのケースです。PC版ホームページとスマホ版ホームページでURLを分けて運営している場合は、コピーコンテンツ・重複ページとして捉えられるという別のリスクがあります。こちらも検索順位を急落させられたり、ホームページを非表示もしくは削除させる可能性があるため、早急に対応が必要です。

今回のまとめ

スマホでの閲覧が増え、PCとスマホの両方のデザインを考えなければならない時代ですので、今回ご紹介したようなクローキングというペナルティは頭に入れておきましょう。
ホームページは会社の経営を支える重要なインフラです。「みんなやってるから大丈夫」ではなく、「万が一ペナルティを受けたら」という視点でリスク管理をされることをお勧めします。

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