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SSL化がホームページのSEO対策に与える影響

2020
.03.17


Googleのポリシーの一つに、「すべてのユーザーのプライバシーを尊重する」というものがあります。
ホームページを利用するユーザーは、問い合わせフォームを送信するときやオンラインショッピングなどのサービスを利用する際に、個人情報をホームページに入力することが多々あります。こういったユーザーの住所やクレジットカード番号などの個人情報を狙った悪質な手法が存在し、それを防ぐためにSSLという技術が生まれました。
Googleは、ホームページがSSL化しているか否かを、検索順位を決める際の指標の一つとしています。また、Google ChromeでSSL化していないホームページにアクセスすると、ユーザーに対して、「このサイトへの接続は保護されていません」と注意喚起のメッセージが表示されます。ユーザーと Googleの信頼を失わないため、ホームページのSSL化を行うことが重要です。
そこで今回は、SSLの基礎知識とSSL化がホームページのSEO対策に与える影響を説明していきます。

ホームページにおけるSSLとは

SSL(Secure Sockets Layer)は、ユーザーとサーバー間の通信を暗号化する技術のことで、ホームページを利用するユーザーの個人情報を、第三者による盗難や改ざんから守ることができます。なお、SSLを「HTTPS通信」や「HTTPS」と呼ぶこともあります。
SSLが生まれた当初は、個人情報を入力する「お問い合わせページ」や「商品購入のページ」のみをSSL化することが主流でしたが、現在はすべてのページをSSL化すること(常時SSL化)が主流となっています。
また、SSL化に対応しているホームページのURLは、「https://」で始まっており、従来の「http://」に「s」が後ろについた形で表示されます。
ホームページのSSL化は、多くの場合においてレンタルサーバーの管理画面で行うことができます。その際、SSL証明書が必要となりますが、申請から取得まで数分から数日ほど時間がかかるため(後述する企業認証とEV認証は、SSL証明書の取得に時間がかかります)、ホームページの公開日前日に焦ることのないよう、予め準備をしておきましょう。

SSL化がホームページのSEO対策に与える影響

冒頭でも触れたように、Googleは、ユーザーのプライバシーを尊重しており、ホームページの検索順位を決定する際において、ホームページがSSL化に対応されているか否かを一つの指標として見ているため、ホームページのSSL化を行うことはSEO対策において重要です。
また、SSL化に対応したホームページは、HTTPS/2と呼ばれる通信方法でユーザーとサーバー間を繋ぎます。HTTP/2は、従来の通信方法と比べ通信速度が速く、ユーザーがストレス無くホームページを閲覧することができます。
近年、インターネットを利用するユーザーのインターネットリテラシーが高まっており、ホームページを閲覧する際に、SSL化されているか否かを確認するユーザーが増えてきました。Googleとユーザーの評価を落とさないために、ホームページのSSL化を行うようにしましょう。

SSL化の認証レベルとは

SSL化は、次の画像のように「ドメイン認証」「企業認証」「EV認証」と3段階の認証レベルが存在しており、種類によって費用やサービス内容が異なりますが、通信が暗号化されるという点においては、すべて同じです。

ドメイン認証は、「この人」がドメインとサーバーを契約しており、使用権を持っていますということを証明します。契約しているサーバー会社やドメイン会社によって、SSL化の費用が無料なものもありますので、利用目的が信号を暗号化するためだけならば、ドメイン認証で充分と言われています。

企業認証は、法人企業のみ発行可能で、実在している企業であることを証明します。この証明書を持っていることで、フィッシング詐欺を行っているサイトでは無いことをユーザーにアピールすることができます。

EV認証は、三つのなかで最も厳格な証明です。費用は、10万円を超える場合が多く高額ですが、URLが緑色で表示され、運営企業の名前がURLの後ろに表示されるため、Googleとユーザーに対してホームページが安全であることを積極的に知らせることができます。

SSL化後はリダイレクト設定を忘れずに行う

ホームページのSSL化が終わったあとは、リダイレクト設定を忘れずに行うようにしましょう。リダイレクト設定とは、ユーザーがホームページにアクセスした際に、自動で別のホームページに移動させる手段です。
SSL化を行うと、http://とhttps://から始まる2種類のURLが存在することとになります。どちらのURLでアクセスしてもホームページに記載されている内容は同じですが、Googleは、URLが違うとホームページそのものが違うと判断するため、Googleからの評価が分散されてしまい、正しくホームページを評価してもらうことができません。
他にも、ホームページがSSL化していない過去に、ユーザーがホームページ(http://から始まるURL)をブックマークしており、現在もそこからホームページにアクセスしている場合、ユーザーはSSL化されていないホームページを見続けてしまうことになるため、ユーザーの個人情報が盗まれる・改ざんされるなどのおそれが出てきます。
加えて、URLにwwwを含むか否かでも、上記と全く同じ問題が発生します。よって、どのURLでアクセスされても1つのホームページにたどり着くようにリダイレクト設定することが重要です。

今回のまとめ

Googleは、ホームページがSSL化しているか否かを、検索順位を決める際の指標の一つとしています。
Google Chromeを利用してSSL化されていないホームページにアクセスすると、ブラウザに「このサイトへの接続は保護されていません」と注意喚起のメッセージが表示されます。また、ユーザーが、過去にホームページ(http://から始まるURL)をブックマークしている場合、今後もSSL化されていないホームページを訪れてしまう可能性があるため、SSL化が終わった後は、リダイレクト設定をしましょう。
ホームページをSSL化するために必要な証明書の取得には、数分から数日ほど時間を要すため、ホームページの公開日前日に焦ることのないよう、予め準備をしておきましょう。
ユーザーと Googleからの信頼を失わないため、ホームページのSSL化を行い、SEO効果の高いホームページを制作しましょう。

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