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ホームページのSEO対策におけるXMLサイトマップの役割

2020
.03.25


ホームページ公開後にGoogleから評価を受けるには、まず、クローラーと呼ばれるロボットにホームページの存在を認識させ、そのホームページのデータをGoogleのサーバー内に保存してもらう必要があります。この一連の流れをインデックスと呼び、インデックスされていないホームページは、上位表示はおろかGoogleの検索結果にすら表示されません。
ホームページのインデックスは、一般的に一週間ほど時間がかかりますが、サイトマップを作成することでインデックスの期間を短縮することができます。インデックスの時間が早まれば、検索結果に表示される時間も早めることができるため、より多くのユーザーにホームページを閲覧してもらえる可能性が増えます。
そこで今回は、ホームページのSEO対策におけるサイトマップの基礎知識と役割について説明します。

サイトマップの役割

サイトマップには、HTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類が存在しており、それぞれ役割が異なります。

HTMLサイトマップの役割

HTMLサイトマップとは、カテゴリ分けされた各ページへのリンクが記載されている目次のようなページのことで、ユーザーがホームページ全体の構成を把握するのに役立ちます。
ホームページの規模が大きくなればなるほど、ユーザーが欲しい情報にたどり着くまで時間がかかってしまい、ストレスからホームページを離脱するおそれがあります。
HTMLサイトマップは、SEOに直接的な影響を与えないため設置されていないホームページがよく見られますが、ユーザビリティを向上させることができるため、HTMLサイトマップを作成・設置しましょう。

XMLサイトマップの役割

XMLサイトマップとは、各ページのURLやホームページの更新頻度などが記載されているファイルのことで、クローラーはXMLサイトマップに記載されているURLを巡り各ページをインデックスします。また、内部リンクが設置されていないような独立したページにも、XMLサイトマップを通して訪れてもらうことができます。
冒頭で述べた、インデックスを促進するためのサイトマップとは、このXMLサイトマップのことで、正しく設置することでSEO効果に影響を与えます。
XMLサイトマップは、「sitemap.xml Editor」というツールを利用することで容易に作成することが可能です。次の画像のように、ホームページのURLを入力して各オプションの設定が終了したら「サイトマップ作成」のボタンをクリックすることで、XMLサイトマップを自動かつ無料で作成することができます。

XMLサイトマップを正しく作成し設置することで、クローラビリティを著しく向上させることができ、各ページのインデックスにかかる時間を大幅に短縮することができるため、必ずXMLサイトマップを作成・設置しましょう。

XMLサイトマップ作成の注意点

XMLサイトマップは、ファイル容量が50MBを超えるとクローラーが正しくファイルを読み込むことができないため、50MBを超えるようであれば二つのファイルに分ける必要があります。また、URLの記載数が50,000を超える場合も同様に二つのファイルに分けましょう。
また、「no index」を設定しているページのURLやリダイレクト元のURLは、XMLサイトマップに記載してはいけません。ホームページのデータを集めるクローラーの数には限りがあり、不必要なページにクローラーが訪れてしまうと無駄な時間を要するため、インデックスの必要がないページは、XMLサイトマップに記載しないようにしましょう。
不必要なページをサイトマップに記載することはせず、インデックスさせたいページのみを記載しましょう。なお、(当たり前ではありますが、)XMLサイトマップを手動で作成する場合は、URLの打ち間違いをしないように心がけましょう。

XMLサイトマップを送信してインデックスを促進

XMLサイトマップを設置しても、GoogleがXMLサイトマップを作成したことに気付かないと、ページがインデックスされるまでにかかる時間は依然と変わりません。
XMLサイトマップをGoogleに送信することにより、初めてクローラーが他のホームページより優先的に自社のホームページを訪れます。
XMLサイトマップをGoogleに送信するには、Google Search Consoleにアクセスしたのち「サイトマップ」の項目より、XMLサイトマップのファイル名を入力して送信ボタンを押しましょう。下の画像では、「example.xml」がXMLサイトマップのファイル名です。

ホームページのインデックスを促進させるために、XMLサイトマップの作成を終えたらGoogleに送信することを心がけましょう。

今回のまとめ

ホームページが評価されるには、クローラーにホームページがあることを認識させ、ホームページのデータをGoogleのサーバー内に保存してもらう必要があります。
XMLサイトマップを設置することで、クローラビリティを向上させることができ、ホームページのインデックスが促進されます。また、ホームページ全体の構成をユーザーに伝えることができるため、ユーザビリティの向上に期待でき、目的のページに早くたどり着いてもらうことができます。
ホームページのインデックスを促進させるために、XMLサイトマップを必ずGoogle Search Consoleで送信することを心がけましょう。
XMLサイトマップを正しく作成し設置することで、SEO効果の高いホームページを制作しましょう。

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