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サブドメインとサブディレクトリの賢い使い分け方を解説

2018
.01.06


新しいホームページやブログを制作する際に、サイトのドメインを新規に独自ドメインで取得するのか、それとも「サブドメイン」もしくは「サブディレクイトリ」として構築するべきか、ホームページを運営していれば悩む機会が訪れることもあるかと思います。
特に、企業の場合であれば、新規ビジネスの立ち上げや事業の多角化などの成功を狙い、WEB集客効果を高めるために、SEO対策も考慮した上で、最もGoogleから良い評価を受ける方法を考えなくてはなりません。
そこで今回は、サブドメインとサブディレクトリの基礎知識とその使い分けについてお伝えしていきます。

【目次】
1.サブドメインとサブディレクトリの違い
2.ホームページのテーマや用途別に使い分ける
 a.サブドメインは関連する異なるテーマの新規サイトにオススメ
 b.サブディレクトリは既存サイトのコンテンツ追加にオススメ
3.今回のまとめ

サブドメインとサブディレクトリの違い

まずは、サブドメインとサブディレクトリの違いを解説していきます。この2つは、URL(例:http://onca.co.jp)のどの位置に存在しているかという点が、最も大きな違いとなっています。サブドメインとは、「http://onca.co.jp」を本体とした場合、「https:// marketing.onca.co.jp」のように任意の文字列(この場合は”marketing”)を本体ドメインの前方に挿入して新たなドメインを区分けするもので、1つのドメインを用途別に分割したい際に使用します。
 
身近なサイトでは、「Yahoo!」などがサブドメインで展開されており、それぞれ本体ドメインの前に挿入されている「news」「shopping」がサブドメインに該当します。

・Yahoo!JAPAN:https://www.yahoo.co.jp

・Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp

・Yahoo!ショッピング:https://shopping.yahoo.co.jp

 
一方、サブディレクトリはサブドメインと同様にドメインを区分けするために使用するものですが、その分割方法は全く異なるものです。サブドメインが新たに区分けされ、独立したホームページ用のドメインになるのに対し、サブディレクトリは本体サイトに直接紐づく下層ページ相当になります。サブディレクトリは、本体ドメインを「http://onca.co.jp」とした場合、「http://onca.co.jp/column/」のように /(スラッシュ)で区切られた後方に任意の文字列を挿入しドメインを区分けするもので、1つのドメイン配下に用途に応じたカテゴリを設ける際などに使用します。
 
なお、「SoftBank」といった大企業のコーポレートサイトなどでサブディレクトリが展開されており、それぞれドメインの後方にスラッシュで区切られた「mobile」「internet」がサブディレクトリに該当します。

・SoftBank:https://www.softbank.jp

・SoftBank(モバイル):https://www.softbank.jp/mobile/

・SoftBank(インターネット):https://www.softbank.jp/internet/

 
前途したとおり、サブディレクトリはあくまで本体ドメインの階層下に作られるため、新サイトを本体サイトと大きく異なるデザインやコーディングで制作したとしても、実質は既存の下層ページと同等です。

ホームページのテーマや用途別に使い分ける

ここまでサブドメインとサブディレクトリの違いについてお伝えしましたが、実際に新たなホームページやブログを立ち上げるときには、どちらを選択すべきなのか、それぞれの使い分けについて解説していきます。

サブドメインは関連する異なるテーマの新規サイトにオススメ

新規に独自ドメインを取得する費用が掛からず、既存ホームページと新規ホームページをそれぞれ別のドメインとして管理できるため、既存のホームページと関連する異なるテーマを持った新規ホームページを制作する場合には、サブドメインの選択をオススメします。
 
例えば、インテリアや家具を扱う専門店であれば、インテリアに関連するページやコンテンツが既に存在しています。この専門店が新たに雑貨を販売するホームページを立ち上げる場合には、既存のホームページと異なるテーマを扱うことになるため、サブドメインを使用するのが得策でしょう。この場合で言えば、サイト同士の持つテーマが極端に違うわけではなく、関連性が存在するからこそ、サブドメインが向いています。
なお、仮にインテリアや家具の専門店が飲食店を展開するのであれば、テーマが大きく異なるため、別の独自ドメインを取得してホームページを制作するべきだと言えます。

サブディレクトリは既存サイトのコンテンツ追加にオススメ

取得費用が掛からず、サブドメインのようにドメインを作成する手間も発生しないため、既存ホームページの延長線上にあるようなコンテンツやブログを立ち上げる場合には、サブディレクトリの選択をオススメします。
 
先ほどの例に出したインテリアや家具の専門店が、新たに「おしゃれな部屋づくりのブログ」を立ち上げるのであれば、既存ホームページと同じテーマで新しいコンテンツを発信していくことになるため、サブディレクトリの使用が向いているでしょう。
また、サブディレクトリは本体ドメインの影響を強く受けるため、SEO対策をしっかり行えているドメインのサブディレクトリであれば、立ち上げ当初から一定以上のSEO効果が期待できると言えます。加えて、1つのドメインを対象にアクセス解析を行えるため、訪問者データを効率的に管理できるメリットもあります。

今回のまとめ

結論として、「既存のホームページと関連する異なるテーマ」を持つホームページを制作する場合には、サブドメインを使用し、「既存のホームページ内に追加コンテンツ」を制作するのであれば、サブディレクトリを使用して展開しましょう。なお、これまでと全く異なるテーマのホームページを制作するのであれば、新たに独自ドメインを取得するのが自然です。
最後に、どんなテーマで、どのようなコンテンツのホームページにするのか、熟慮した上で、最も適したドメイン(展開方法)を選択することが大切です。

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