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GA4の探索レポート機能におけるディメンションと指標の違い
2022
.07.06
ホームページ担当者は、自社ホームページを分析するためにGA4の探索レポート機能を使用する方もしくはこれから利用しようとお考えの方が多いと思います。
しかし、GA4には専門用語が多いため、過去にUA(ユニバーサルアナリティクス)を利用していた方でも操作方法が分からず、GA4を有効的に利用することができないもしくはUAを利用し続けているという方が多いかと思います。
そこで今回は、GA4の探索レポート機能を利用するにおいて、最初に覚えるべきディメンションと指標について説明します。
GA4の探索レポート機能とは
探索レポート機能とは、収集したデータを加工・編集することができる機能でGA4にデフォルトで搭載されています。
GA4の前身、UA(ユニバーサルアナリティクス)にも似たような機能はありましたが、GA4になってからカスタマイズの幅が広がり、より詳細な分析を行うことができるようになりました。
7種類のテンプレートが用意されており、「ディメンション」「指標」と呼ばれる項目をドラッグアンドドロップで選択するだけで、GA4の専門的な知識を有していない方でも簡単にアドホックな分析を行うことができます。
探索レポート機能の概要を理解いただいたところで、次の項ではディメンションと指標について説明します。
探索レポート機能におけるディメンションと指標の違い
GA4に限らず何かを分析する際、「ユーザー数を国・地域別で見たい」「エンゲージメントをページ別で見たい」「コンバージョン数を曜日別で見たい」のように、「●を○別で見たい」という形に落とし込むことができます。この●に当たるものが指標で、○に当たるものがディメンションに該当すると理解いただければ問題ありません。つまり、指標とは分析対象のことで、ディメンションとは指標を分析する際の分析軸です。
指標の代表的な項目には、セッション数やユーザー数、エンゲージメント数、コンバージョン数などがあり、そのものを数値として表示することができます。ディメンションの代表的な項目には、国・地域別やページ別、年齢別、曜日別などがあり、そのものを基本的に数値で表示することができません。
今回のまとめ
今回のブログを読むことで、ディメンションと指標の違いを理解することができたかと思います。
GA4には専門用語が多いため、利用し始めの時期は操作が分からなくなることが多々あるかと思います。すべての専門用語を覚える必要はないので、分析の中で一つずつ覚えていけば問題ありません。
ただし、ディメンションと指標については、探索レポートを利用する中で必ず出てくる項目なので、「●を○別で見たい」の●部分が指標で、○部分がディメンションということのみ覚えておきましょう。