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ホームページの集客における検索連動型広告(リスティング広告)のメリット・デメリット

2020
.03.07

企業が売上げを増やす手段の一つとして、ホームページからの集客がありますが、これを実現するには、ユーザーが検索を行ったときに自社(イベントや団体等)のホームページが上位に表示される必要があります。検索結果の上位にホームページを表示させるための手段としてSEO対策(検索エンジン最適化)とリスティング広告があります。SEO対策は成果を感じるまでに時間がかかりますが、リスティング広告を活用することで時間をかけなくてもホームページの集客を増やすことが可能です。
そこで今回は、ホームページ集客における検索連動型広告(リスティング広告)のメリットとデメリットをご紹介します。

【目次】
1.ホームページの集客を増やす検索連動型広告とは?
2.ホームページの集客における検索連動型広告のメリット
 a.即日からホームページの集客を期待できる
 b.こまめに広告の運用方法を改善することができる
 c.ターゲットとなるユーザーを細かく設定できる
3.ホームページの集客における検索連動型広告のデメリット
 a.継続して広告費が発生する
 b.競合他社にマーケティングの戦略を知られてしまう
 c.ユーザーが「広告」を敬遠しやすい
4.検索連動型広告を使うべき企業
5.今回のまとめ

ホームページの集客を増やす検索連動型広告とは?

検索連動型広告とは、ユーザーがGoogle等の検索エンジンを利用して検索を行う際に、検索キーワードと関連のあるホームページが自然検索の上部または下部に表示されるよう機能する広告のことです。この検索連動型広告は「リスティング広告」とも呼ばれています。

検索連動型広告はクリック課金制度を採用しているため、ユーザーが検索連動型広告をクリックしてホームページへリンクした際に企業側は、GoogleやYahoo!などの広告媒体に対してクリック単価を払います。なお、このクリック単価はキーワードによって異なります。
企業は「1日あたりの広告費の上限」「広告を掲載する時間帯」「この地域に住んでいるユーザーにのみ広告を出す」のように設定をすることも可能です。企業は売りたい商品の特徴を理解し、ターゲットとなるユーザーを明確化することで、検索連動型広告を効率的に利用することが可能です。

ホームページの集客における検索連動型広告のメリット

ホームページの集客における検索連動型広告のメリットとして以下の3つが挙げられます。ここからは、検索連動型広告のメリットについて、もう少し深く触れていきます。

即日からホームページの集客を期待できる

検索連動型広告は、SEO対策とは異なり、広告費をかけることで検索結果の上位に表示させることができるため、広告予算の用意とアカウントを作ることで即日からホームページによる集客を行うことが可能です。また、広告を出稿しても効果を感じられない場合は、すぐに出稿を中止することも可能です。
ホームページを作ったばかりでSEO対策による集客が見込めない企業にとっては、即日から集客につなげることのできる検索連動型広告は、ホームページ集客において強い味方になります。

こまめに広告の運用方法を改善することができる

検索連動型広告は、チラシや街頭広告とは異なり、広告経由でどれだけのアクセスがあったか、そのうちどれだけのユーザーが商品を購入したのか、といったデータが数字として表れます。そのため、「月曜日はアクセスが多い」「キーワード設定を変更したらコンバージョン率が上昇した」というように、こちらの施策に対する反応や、どのキーワードがユーザーに響くのかを常に数字として確認することができます。
広告の運用に変化を加え、数値を細かく確認することでPDCAのサイクルを他の広告媒体より速く正確に行うことが可能です。改善を速やかに行える点も、検索連動型広告のメリットです。

ターゲットとなるユーザーを細かく設定できる

検索連動型広告は、検索キーワードや時間帯、地域などを設定することにより、ターゲットとなるユーザーを絞り込むことが可能です。名古屋の寿司屋が、ランチをアピールしたいのであれば、検索キーワードを「名古屋 ランチ お寿司」と設定したり、名古屋市のユーザーにしか広告が表示されないように設定することで絞り込んでいきます。
また、、競合他社もホームページの集客のため検索連動型広告を利用することがあるため、自社の商品の特徴(安い・国産・駅近など)を検索キーワードとして設定して、他社との差別化を行うことも大切です。
ターゲットとするユーザーを絞り込むことで質の良い集客を行える点も、検索連動型広告のメリットです。

ホームページの集客における検索連動型広告のデメリット

検索連動型広告は、次のようなデメリットもあります。良い面だけでなく、デメリットも正しく理解して、適切なWEBマーケティングを行いましょう。

継続して広告費が発生する

検索連動型広告は、SEO対策にかける時間と労力を一時的にお金で解決するものです。つまり、広告の出稿を止めてしまえば集客は元に戻ってしまうおそれがあり、ホームページが自然検索で上位表示されるようになるまで、いつまでも広告費としてお金を払い続ける必要があります。
また、検索連動型広告を活用して上位に表示させたい企業が他にもいる場合は、基本的にクリック単価が高い企業が上位に表示されるため、入札形式の競争となり、将来的にクリック単価が高騰していく可能性もあります。

競合他社にマーケティングの戦略を知られてしまう

競合他社が検索したときに自社のホームページが検索連動型広告として表示されることがあります。広告の運用方法や広告文などを競合他社に見られることで、自社がどういったユーザー(年齢・性別・地域など)をターゲットとし営業しているのかを知られるおそれがあります。逆に、こちらも検索を行うことで競合他社のターゲットとするユーザーを知ることも可能です。Google AdWordsのオークション分析を使うことで、競合他社と自社の戦略の違いを計る指標にもなりえるので、競合他社のターゲットとするユーザーを探していきましょう。

ユーザーが「広告」を敬遠しやすい


検索連動型広告は、検索結果の上部または下部に表示されますが、自然検索とは異なり、「広告」という文字が表示されます。ユーザーはこういった「広告」の文字を目にすると「商品を売られるのではないか?」と感じてクリックを避けることがあります。
他にも、広告を使わないと買ってもらえない程度の商品だと感じてしまい、悪い印象を与えてしまうおそれもあります。広告を利用することで商品をユーザーに認知してもらうことも大事ですが、SEO対策に力を入れ、広告に頼らない集客を目指すことも大切です。

検索連動型広告を使うべき企業

上述のとおり、検索連動型広告のメリット・デメリットをお伝えしましたが、検索連動型広告は、ホームページを作ったばかりでSEO対策が不十分な企業や、自然検索の上乗せで集客したい企業におすすめです。ただし、検索連動型広告で集客ができたとしても、商品を買ってもらえるか否かは、あくまでもホームページ自体の訴求力によるということを忘れてはいけません。
また、広告出稿には必ずコストが発生するため、クリック単価やコンバージョン率を考えて、費用対効果があると判断できた場合にのみ利用しなければなりません。
将来的に広告を利用しなくても集客をしたいのであれば、コンテンツマーケティングに注力し、SEO対策にも取り組みましょう。

今回のまとめ

検索連動型広告を正しく利用することでホームページからの集客を更に加速させることが可能です。自社の商品の特徴を理解し、ターゲットとなるユーザーを絞り込み、質の高い広告出稿を行うことで、ホームページの集客力は大幅に向上します。
ただし、検索連動型広告は、ホームページにユーザーを集めることしかできないため、商品購入につなげるためには、ホームページ内の訴求力を高め、ユーザビリティの改善を行う必要があります。検索連動型広告のメリット・デメリットをよく考えて、効果的なマーケティングにつなげていきましょう。

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