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スパム行為を知ってホームページのコンテンツの価値を高めましょう

2020
.03.06


一昔前のGoogleクローラーは、ホームページに掲載されているコンテンツの違いを識別することが難しく、別のホームページのコンテンツをコピーしたり、コンテンツを自動生成した質の悪いSEO対策を行うホームページが散見されました。そこでGoogleは、不正なコンテンツを掲載してインデックス数を増やし、検索結果の上位に表示されていたホームページはユーザーに不利益をもたらすとして、独自性のあるホームページが上位表示されるよう2011年に「パンダアップデート」を行いました。このパンダアップデートにより、ユーザーにとって価値の低いコンテンツを提供することは、スパム行為としてペナルティを科されるようになりました。
「自分が運営するホームページは不正なんてしていない。」と安心している方も多いと思いますが、実際には、意図せずスパム行為を行っていることが少なくありません。今回は、スパム行為に該当する悪いコンテンツの例を紹介し、それぞれの対策方法を解説します。

【目次】
1.コピーコンテンツの掲載やミラーサイトの制作は避けましょう
a. ホームページ内で一つのコンテンツを複数ページに掲載した場合
b. 他のホームページからコンテンツを盗んだ場合
c. 他のホームページにコンテンツを盗まれた場合
2.自動生成されたコンテンツを避けましょう
3.過度なキーワードの詰め込みは避けましょう
4.今回のまとめ

コピーコンテンツの掲載やミラーサイトの制作は避けましょう

他のホームページの一部コンテンツをコピーして掲載されたものは「コピーコンテンツ」、すべてのページを完全にコピーしたものは「ミラーサイト」と呼ばれ、どちらもユーザーに対して独自性の低いコンテンツを提供しているため、スパム行為としてペナルティを科されてしまいます。コピーコンテンツやミラーサイトには次の3つのパターンがあり、それぞれの対策方法を学びましょう。

ホームページ内で一つのコンテンツを複数ページに掲載した場合

重複の程度により対策方法が異なりますが、ページの大部分が重複している場合、元となるページ以外のページを削除の上、301リダイレクト設定を行いましょう。また、一部コンテンツが重複する場合は、ページを統合する、もしくはオリジナルコンテンツの掲載は1ページとし、他のページは内部リンクを設置しましょう。

他のホームページからコンテンツを盗んだ場合

一部の単語やテキストを別のものに変更しても、Googleのクローラーは同じコンテンツとして判断することが可能なため、他のホームページからコピーしたコンテンツはすべて削除しましょう。他のホームページからコンテンツを引用せざるを得ない場合は、必要な箇所のみ引用し、引用元ページへの外部リンクを設置するほか、マークアップの際は、qタグまたはblockquoteタグなどの引用タグ内に引用テキストを記述しましょう。

他のホームページにコンテンツを盗まれた場合

他のホームページにコンテンツが盗用された場合も、Googleのクローラーにスパム行為として判断される上、盗用されていることに気がつきにくいため注意が必要です。定期的にコピーチェックツールを利用して盗用されていないかを確認し、盗用が見つかった場合は、Googleの専用フォームから著作権を侵害しているホームページを申請しましょう。

自動生成されたコンテンツを避けましょう

過去、文章を自動で生成するプログラムによって制作された「ワードサラダ」と呼ばれるコンテンツが掲載されたホームページが散見されました。自動生成プログラムによって制作されたコンテンツは、ユーザーが理解することができない文章になってしまうため現在はスパム行為として判断されています。
また、Google翻訳や英語翻訳Weblioなどの自動翻訳ツールにより翻訳された文章も、機械的に作られた文章となってしまうため、意図せず自動生成コンテンツに該当し、スパム行為として判断されることがあります。

過度なキーワードの詰め込みは避けましょう

ホームページのSEO対策において、ヒットさせたい検索キーワードをコンテンツ内に含めることは重要ですが、キーワードを過剰に詰め込んだ結果、読みづらい文章になってしまうことでスパム行為と判断されてしまうことがあります。
また、意外と知られていませんがアンカーテキスト(リンク名)に過度にキーワードを含めることも避けましょう。

今回のまとめ

Googleからスパム行為として判断されてしまうことは、ホームページを運営する人であれば誰しもが避けたいことだと思います。今回紹介したスパム行為を正しく認識し、自社ホームページのコンテンツに問題がないかを確認することはもちろん、これから新しく制作するページは、独自性のある価値の高いコンテンツをユーザーに提供できるよう意識しましょう。

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