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GA4の探索レポート機能で使用する代表的なディメンション
2022
.09.01
2020年10月、Googleアナリティクスの最新バージョンGA4がリリースされました。
GA4には、従来のUAと比較してより詳細にホームページを分析することができる「探索レポート機能」がデフォルトで実装されており、これを活用してホームページを分析・解析したいお考えの担当者が多いと思います。
探索レポート機能は、「ディメンション」と呼ばれる項目を設定することで利用可能ですが、その数は150種類を超えるため、どのディメンションを使用すれば良いか分からなくなってしまう方がほとんどです。
そこで今回は、GA4の探索レポート機能を利用する上で覚えておきたい代表的なディメンションを紹介します。
【目次】
1.プラットフォーム/デバイス関連のディメンション
a.ブラウザ
b.オペレーティングシステム
c.デバイスカテゴリ
d.プラットフォーム
2.ページ/スクリーン関連のディメンション
e.ページタイトル
f.ページの場所
g.ランディングページ
3.ユーザー関連のディメンション
h.性別
i.年齢
j.新規/既存
k.初回訪問日
l.最終利用日
4.地域関連のディメンション
m.大陸
n.国」
o.地域
p.市区町村
5.トラフィックソース関連のディメンション
q.セッションの手動キーワード
r.セッションのデフォルトチャネルグループ
6.今回のまとめ
プラットフォーム/デバイス関連のディメンション
ここでは、プラットフォーム/デバイス関連の代表的なディメンション「ブラウザ」「オペレーティングシステム」「デバイスカテゴリ」「プラットフォーム」を紹介します。
ブラウザ
ユーザーが使用するブラウザの名称のことです。「Chrome」「Yahoo」「Edge」「Safari」を
はじめ、全部で9種類が設定されています。
オペレーティングシステム
ユーザーが使用するオペレーティングシステム(OS)の名称のことです。「Windows」「iOS」「Chrome OS」「Andoroid」をはじめ、全部で9種類が設定されています。
デバイスカテゴリ
ユーザーが使用するデバイスの種類のことです。「Desktop」「mobile」「Tablet」「smartTV」の4種類が設定されています。
プラットフォーム
ユーザーが使用するプラットフォームの種類のことです。「Web」「iOS」「Android」の3種類が設定されています。
ページ/スクリーン関連のディメンション
ここでは、ページ/スクリーン関連の代表的なディメンション「ページタイトル」「ページの場所」「ランディングページ」を紹介します。
ページタイトル
ホームページのタイトルのことです。各ページの「meta title」に記述されているテキストが表示され、設定されていない場合は「not set」と表示されます。
ページの場所
ユーザーが閲覧したページのURLのことです。イベント「Page_location」の情報が表示されます。
ランディングページ
ユーザーが最初に閲覧したページのことです。「www/html/index.html」のようにページパスが表示されます。
ユーザー関連のディメンション
ここでは、ユーザー関連の代表的なディメンション「性別」「年齢」「新規/既存」「初回訪問日」「最終利用日」を紹介します。
性別
ホームページを閲覧するユーザーの性別で、「Male」「Female」のどちらかで表示されます。
年齢
ホームページを閲覧するユーザーの年齢レンジです。10代・20代のように表示されるのではなく、「25-34」「35-44」のような年齢レンジで分類されています。
新規/既存
新規ユーザーか既存ユーザーを分ける項目です。過去7日以内に初めてホームページに訪れたユーザーを新規、過去7日以上前にホームページを訪れたユーザーは既存と表示されます。
初回訪問日
ユーザーが初めてホームページに訪れた日付のことです。
最終利用日
ユーザーが最後にホームページに訪れた日付のことです。
地域関連のディメンション
ここでは、地域関連の代表的なディメンション「大陸」「国」「地域」「市区町村」を紹介します。
大陸
ホームページに訪れたユーザーの大陸の分類名です。
国
ホームページに訪れたユーザーの国名です。
地域
ホームページに訪れたユーザーの都道府県名です。
市区町村
ホームページに訪れたユーザーの市区町村名です。
トラフィックソース関連のディメンション
ここでは、トラフィックソース関連の代表的なディメンション「セッションの手動キーワード」「セッションのデフォルトチャネルグループ」を紹介します。
セッションの手動キーワード
ホームページに訪れたユーザーが使用した検索クエリのことです。パラメータ「utm_term」で取得した情報を表示します。
セッションのデフォルトチャネルグループ
ユーザーがホームページに訪れた際のチャネルグループのことです。「Direct」「Organic Search」「Refferal」の3種類が設定されています。
今回のまとめ
今回のブログを読むことで、GA4の探索レポート機能で使用する代表的なディメンションを理解することができたかと思います。
GA4には、本ブログで紹介したディメンションと名称が似ているアプリ・YouTube用のディメンションが多数存在していますので、ディメンションを誤って選択しないように注意してください。
また、探索レポート機能を利用するためには、ディメンションに加えて「指標」という項目を選択する必要があります。より詳細にホームページを分析・解析するため、探索レポート機能で使用する代表的な指標もあわせて確認しておくことをおすすめします。
GA4の探索レポート機能で使用する代表的な指標