NEWS & COLUMN
お知らせ・コラム
SCROLL
MARKETING
GoogleだけでなくBingに対するホームページのSEO対策を行いましょう
2019
.01.11
今やインターネットでの検索において圧倒的な利用率を誇るGoogle。ほとんどの方が、検索にはGoogleを利用しているのではないでしょうか。「私はYahoo!派」という方も、Yahoo!はGoogleの検索システムを使って運用しているため、こちらも実は間接的にGoogle派になります。
しかし、世の中にはもう一つ忘れてはいけない検索エンジンのBingがあります。このBingは無視されがちなのですが、案外無視できない部分も多いため、ホームページからの集客を考える企業は、Bingに対するSEO対策もしっかりと行っておきましょう。
今回は、そんなGoogleだけでなくBingに対するホームページのSEO対策を行う必要性をお伝えいたします。
Bingの利用率
Bingと聞いても、まだあまりピンと来ていない方も多いのではないでしょうか。Bingとは、このような画面の検索エンジンで、Microsoftが開発しています。
利用率はGoogleやYahoo!と比べてもかなり低く、日本国内の利用率はGoogleが75%、Yahoo!が22%に対して、Bingは3%に留まっています。冒頭でもお伝えしたとおり、Yahoo!はGoogleの検索システムを借りているため、実質的な利用率の差は、Googleが97%に対しBingが3%という圧倒的な利用率の差になっています。
Bingを無視すべきでない理由
上述のとおり、Googleと比較するとBingの利用率は非常に低く、一見無視しても良さそうな気がします。しかし、Bingには数値だけでは測れない、注目すべき点があります。
Windowsのパソコンを購入するとEdgeというブラウザが入っており、そのEdgeはデフォルトでBingが搭載されています。少し難しい話になってしまいましたが、簡単に言うとWindowsのパソコンを購入した時は、ユーザーが変更しない限りデフォルトでBingを使用するような設定になっているということです。
ここが大きなポイントで、インターネットリテラシーの高い方は、自分で使いやすいようにカスタマイズしたりブラウザを選んだりします。しかし、インターネットリテラシーに低い方、特に年配の方は、パソコンに入っているブラウザをそのまま利用することが大半です。そのため、「よくわからないけどこれで検索できるからいいや」といった具合で、Edge(Bing)を使い続けている方は多いのです。
年配の方やインターネットに詳しくない方をターゲットにしていない企業であれば無視しても良いのですが、そうではない企業であれば、このBing対策を行っておいて損はありません。むしろ、ほとんどの企業がBing 対策を行なっていないため、簡単に他社を出し抜くことも可能となります。
BingとGoogleにおけるホームページ評価の違い
Yahoo!はGoogleと同じ検索システムを使っているとお伝えしましたが、BingはGoogleとは全く異なるMicrosoftの独自開発システムを使用しています。
そのため、検索順位の決定方法やホームページの評価基準もGoogleのそれとは異なり、Bingがどんなホームページを評価するのかと言うことを理解しておきましょう。
基本的には、BingもGoogleと同じ評価基準だと考えていただいてOKです。Microsoftが独自開発した検索システムではありますが、やはり検索市場を長年リードしてきたGoogleと内容は似てきます。ただし、Bingのガイドラインには、一点だけGoogleとは異なる次のような記載がありますので注意してください。
ソーシャルメディアは、今日の検索結果での順位を上げるための役割を果たしています。それが果たす最も明白な役割は影響力によるものです。あなたが社会的に影響力がある場合、これはあなたのフォロワーがあなたの情報を広く共有することにつながります。これらの前向きなシグナルは、長期的に見てあなたが有機的にランク付けする方法に影響を与える可能性があります。
(Bingガイドラインより抜粋)
Bingのホームページ評価基準には、Googleとは異なり、SNSでの拡散度合いが重要視されていることが明確に記載されています。Bingは、良いホームページであれば自然とSNSで拡散されるものと捉え、SNSでのシェア率が検索順位の決定に影響を与えるようなアルゴリズムを用いています。Bingの検索順位を向上させるためには、SNSで拡散されるようなホームページ制作なラビにコンテンツ配信を心がけましょう。
今回のまとめ
今回ご紹介したとおり、GoogleだけでなくBingにもホームページをしっかりと最適化させることで、さらなるアクセス数を獲得することが可能となります。特にBingは、最適化している企業も少ないため、Googleに対するSEO対策よりも大きな効果を感じることができるかもしれません。
また、BingにもGoogleと同じくウェブマスターツールが存在するため、こちらから最適化することでさらに効果が倍増するはずです。
関連記事・外部リンク
多くのホームページ制作においてやってしまいがちな一昔前のSEO対策
ホームページ集客には効果なし!?時代遅れのSEO対策の代表例
ホームページデザインとSEO対策の関係性について
ホームページからの集客をこれから行う企業が 知っておくべきSEO対策の取り組み方
検索順位を安定的に伸ばす内部SEO対策
Bingウェブマスターツール