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2018年に起こったSEO対策における重要な6つの変化
2019
.01.13
Googleは、検索エンジンをよりユーザーに役立つものへと進化させるため、毎年様々なアップデート等を行なっています。今年も、数々の変化がもたらされ、多くのホームページが検索順位を上げたり下げたりと忙しい年になりましたが、その結果だけを見て一喜一憂するのではなく、しっかりと原因分析と対策を行っていかなければなりません。
今回は、そんな2018年に起こったSEO対策における重要な変化の振り返りをご紹介いたします。2019年が始まった今、これを読んでホームページのメンテナンスをしっかりと行ってください。
【目次】
1.3ヶ月に一回はホームページのSEO対策を見直しましょう
2.2018年に起こったSEO対策における重要な変化
a.モバイルファーストインデックスが開始
b.新しいGoogleサーチコンソールがリリース
c.コアアルゴリズムアップデートが実施
d.スピードアップデートが実施
e.https(常時SSL化)をさらに推進
f.AMPの推進
3.今回のまとめ
3ヶ月に一回はホームページのSEO対策を見直しましょう
今回は、2018年に行われたSEO対策に関する6つの変化をご紹介します。しかし、Googleは、小さいものを入れると昨年一年間でも数百にものぼる仕様変更がなされており、日を追うごとにSEO対策の常識は変わっていっています。そのため、継続的に情報収集を行い、定期的に自社ホームページを見直していかなければ、気づいたら検索順位が大幅に下がっている。なんてことにもなりかねません。
ホームページから集客を行う企業は、少なくとも3ヶ月に一度はホームページを見直し、常にGoogleが求める基準を満たしたホームページ運営を行いましょう。
2018年に起こったSEO対策における重要な変化
昨年2018年もホームページのSEO対策に関する大きな変化がたくさん起きました。ここでは、Webマーケティングにおいて特に大きな影響を与えた変化6つをご紹介します。
モバイルファーストインデックスが開始
2018年3月より、スマホ利用率の増加を背景に、本格的にモバイルファーストインデックスが始まりました。
モバイルファーストインデックスとは、Googleがこれまでパソコンサイトの評価を使って検索順位を決定していたものを、スマホサイトの評価を使うよう変更したというものです。つまり、スマホとパソコンのどちらで検索した場合でも、スマホに対応していないホームページは順位を下げてしまうということです。
関連記事:名古屋のホームページ制作・Web集客なら株式会社オンカ「モバイルファーストインデックスに備えてホームページをスマホ対応させましょう」
関連記事:名古屋のホームページ制作・Web集客なら株式会社オンカ「最近よく耳にする「モバイルファースト」って何?」
新しいGoogleサーチコンソールがリリース
ホームページの解析等に活用されるGoogleサーチコンソールが、新しく生まれ変わりました。この新しいGoogleサーチコンソールでは、検索アナリティクスやAMP(下記参照)の実装状況を調べる機能が追加され、より幅広い解析を行うことができるようになりました。
なお、旧Googleサーチコンソールも並行して使用することができるため、新旧を使い分けることで、クロールの統計状況の確認やFetch as Googleなどの機能を利用することができます。
関連記事:名古屋のホームページ制作・Web集客なら株式会社オンカ「「新しいGoogleサーチコンソール」って?従来のGoogleサーチコンソールと異なる機能について」
関連サイト:Googleサーチコンソール
コアアルゴリズムアップデートが実施
Googleが検索順位を決めるための基準(アルゴリズム)をアップデートすることを、コアアルゴリズムアップデート呼びます。2018年8月に、このコアアルゴリズムアップデートが行われました。
アップデートの内容は、医療や政治などに関わる言わば「人の生活や人生に大きな影響を与える分野」は、公共機関や公的なホームページが検索順位上位に表示されやすくなるというものです。また、もう一点、検索順位決定にホームページ所有者の専門性・権威性・信頼性(E-A-T)の高さが大きく考慮されることとなりました。なお、専門性・権威性・信頼性(E-A-T)を高めるためには、他のホームページからの被リンクやSNSのいいね、サイテーションを長期的に獲得し続ける必要があります。
スピードアップデートが実施
2018年8月にスピードアップデートが実施され、検索順位の決定に、ホームページの表示速度が考慮されるようになりました。表示速度の遅いホームページは、ユーザー(特にスマホユーザー)にとってストレスを与えてしまいます。そのため、ユーザーが快適に情報検索を行えるよう、ホームページの表示位速度を検索順位の決定に組み込みました。
関連記事:名古屋のホームページ制作・Web集客なら株式会社オンカ「ホームページの表示速度を改善してユーザーが利用しやすいホームページを制作する方法」
https(常時SSL化)をさらに推進
2018年は、予てからアナウンスされ続けてきたhttps(常時SSL化)がより強力に推進されることとなりました。SSL化されていないホームページは、ユーザーにとって安全ではないと判断され、検索順位を落とすこととなりました。また、Google Chromの窓に「保護されていない通信」と表示され、ユーザーにも一目でわかる仕様となりました。
関連記事:名古屋のホームページ制作・Web集客なら株式会社オンカ「入力フォームに警告が表示!?ホームページ をSSL対応させておくべき理由」
AMPの推進
AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、GoogleとTwitterが共同開発した仕組みのことで、システム上にキャッシュを残すことで、ホームページの表示速度を大幅に向上させる仕組みです。このAMPを導入することで、表示速度が上がるためユーザーのページビューが増加したり、検索結果の最上部に次の写真のような「カルーセル」が表示されるため、クリック率の向上が見込めます。
ただし、Googleは「AMP導入が直接的な検索順位の向上に資するものではない」と言っているため、SEO対策とは分けて考える必要があるかもしれません。
関連記事:名古屋のホームページ制作・Web集客なら株式会社オンカ「AMPの仕組みとホームページに取り入れるメリット・デメリット」
関連記事:デジタルマーケティングブログ「【AMP】Googleが推進するAMPとは?概要と対応方法まとめ」
今回のまとめ
今回ご紹介したのは、Googleが行なった施策の中でも大きなものばかりです。実は、これ以外にも非常に多くの施策が行われています。これら全てに対応することは困難かもしれませんが、中小企業であっても今回ご紹介したものくらいは押さえておきたいところです。自社ホームページを見直し、2019年もしっかりとホームページ集客を実現しましょう。