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Google Analytics 4(GA4)の主要機能
2022
.08.31

GA4(Google Analytics 4)は、UA(ユニバーサルアナリティクス)の次世代バージョンにあたるGoogleアナリティクスです。2020年10月より正式リリースされたこのGA4ですが、UAのサポート終了である2023年7月1日まで一年をきったこともあり、「そろそろGA4を使い始めないと」と焦っているホームページ担当者も多いのではないでしょうか。
まずは、GA4を使いこなすための第一歩として、GA4が備える機能について「何があるのか」「どういったことができるのか」といった理解を深める必要があります。
そこで今回は、GA4の主要機能についてご説明します。
【目次】
1.GA4のメニュー画面について
2.主要機能一覧
a.ホーム
b.レポート
c.探索
d.広告
e.設定
3.今回のまとめ
GA4のメニュー画面について
GA4では、管理画面のUIがリニューアルされており、その中でも管理画面左側のメニューバーが大幅に変わっています。GA4のメニューは、「ホーム」「レポート」「探索」「広告」「設定」の5つの主要機能で構成されており、UAと比べるとシンプルな作りになっています。
主要機能一覧
ホーム
ホーム画面には、新規ユーザーや平均エンゲージメント時間などの推移を確認することができる「概要カード」や、1分あたりのユーザー数やアクセス元の国がリアリタイムで表示される「リアルタイムカード」など、UAと同様に基本的なユーザーの動きが表示されています。
Googleアナリティクスに慣れていない担当者は、ホーム画面の情報を収集することから始めることをお勧めします。
レポート
レポートでは、ホーム画面の情報をより具体的にした「レポートのスナップショット」「リアルタイム」や、ユーザーの行動を確認する「ライフサイクル」、ユーザーの使用デバイスやブラウザなどを確認する「ユーザー」といった機能が備わっています。
細分化された各種指標を確認することができるため、ホーム画面では読み取ることができなかった詳しい情報を知りたい方に適しています。
コラム「GoogleアナリティクスのUAとGA4における項目毎の違い」
探索
探索機能では、収集したローデータを利用して、ユーザーの行動やアクセス数などを分析することが可能です。7種類のテンプレートを使い分けながら、「指標」と「ディメンション」と呼ばれる項目を選択することで、レポートでは読み取ることができなかった詳細な情報を、様々な視点から可視化・分析することができます。
コラム「GA4の探索レポート機能で使用する代表的な指標」
コラム「GA4の探索レポート機能で使用する代表的なディメンション」
コラム「GA4の探索レポート機能におけるディメンションと指標の違い」
コラム「GA4の探索レポート機能における5種類のテンプレートの使い分け」
コラム「GA4の探索レポートの一つ経路データ探索の使い方」
コラム「GA4の探索レポートの一つ自由形式探索の使い方」
コラム「GA4の探索レポートの一つセグメントの重複探索の使い方」
コラム「GA4の探索レポートの一つ「目標到達プロセスデータ探索」の使い方
広告
広告機能では、Google広告を運用している場合に限り、GA4と連動させることで、GA4上でGoogle広告のデータを確認することができます。さらに、GA4のデータと組み合わせることで、コンバージョンに至る過程の中で広告がどの程度貢献したかを把握することができます。
設定
設定機能では、「イベント」「コンバージョン」「オーディエンス」「カスタム定義」「DebugView」について設定することが可能です。設定によって各種機能をカスタマイズすることで、必要なデータのみを計測するユーザーに適したGA4を構築することができます。
今回のまとめ
今回のコラムでは、GA4の主要機能についてお伝えしました。画面表示や機能の変更によりユーザーは操作に慣れるまでに時間を要するかと思われますが、積極的に利用することでGA4をいち早く使いこなし、自社のマーケティングに活用していきましょう。